神鍋高原から三川山　ひたすら雪の林道歩き

年末にカニを食べに神鍋(かんなべ)高原に行こうと思いましたが、せっかくなので山に登ってからにしようと、兵庫県美方郡香美町香住区にある三川山に行きました。 三川山は兵庫県山岳連盟編「ふるさと兵庫100山」に選ばれていて、多くは香美町側から登られているようですが、山レポを見る限りわりとタフなコースのようです。 そこで、積雪もあることだし、神鍋高原から林道を辿って行くことにしました。 車は、豊岡市日高町万劫(まんごう)の神鍋渓谷公園に駐車しました。この日は、かろうじてここまで乗り入れられましたが、これからの季節、雪が深くなると、乗り入れできなくなると思いますので、行かれる方はご注意ください。 ＜コース＞ 神鍋渓谷公園→林道→三川山→林道→神鍋渓谷公園 傾斜は緩やかな林道ですが、距離が長いのでやや単調な雪道歩きとなりました。 三川山は林道を辿って行けば、自動的に到着する感じで、山に登ったというより林道歩きの到達点という感じでした。でも林道は何ヶ所か分岐していますので、間違えないように地図と現在地を確かめながら歩きました。 雪は多いところで30cm弱といった感じで、終始ツボ足で歩きましたが、スノーシューはあったほうが良かったかもしれません。しかし確実に言えることは、スキーにシールを貼って歩くのがベストな選択だと思いました。スキーを外すことなく山頂まで行けます🎵 危険な箇所等は特に見当たりませんが、もっと積雪があれば雪崩の可能性はあるかもしれません。 林道沿いのブナ林は白い雪と青空に映えて✨きれいでした。 三川山の広い山頂は、アンテナなどの電波施設と杉の植林で少し興醒めでしたが、昔はこんなブナ林が山頂まで広がっていたのだろうかと想像しました。かつては、きっと美しい山だったのでしょう。 雪道の登りは少しラッセルがありペースは上がりませんが、下りは足にもやさしく快調に下れました🎵 ちょと長かったですが、雪道歩きを堪能しました。 平日とあって誰にも出会いませんでした。｢いや、平日でなくても、こんなもの好きは、まあおらんで😅｣などと言いながら林道をひたすら下りました。 山の神様、今回も無事下山でき、ありがとうございました🙏 この日は、神鍋高原の宿に泊まりました。 付記 このルートは林道とはいえ、道の両側には急斜面もあり、積雪期には雪崩の危険性があると思われますので、入山にはくれぐれもご注意ください。