四国 逆打ちお遍路 八十八寺と別格二十寺 その50 最終日

2021.12.20(月) 日帰り

いよいよ 最後の御礼参り、難所の大滝寺へ登り、穴吹駅まで降ります。 どのルートにするか最後まで迷いました。 初日に通った 阿讃尾根ルートを登るか、夏子遍路道を登るか、夏子から県道で登るか。 昨日は大滝寺は雪が一日中降ったと聞いたので尾根ルートは雪が積もっている公算大なので冬装備が無いので一番距離が短いが難所になっていると考えられるのでパスします。 夏子遍路道は雪が積もっているなら車道に切り換えられるので情報が少ないので不安がありますが夏子遍路道を登ることにしました。 車道を通るなら大滝寺まで24kmあるので6時間は掛かると思い、穴吹駅に16:15の列車に乗るには12:00に大滝寺を出たいので、宿を6:00に出発しました。 宿を出て満月のはずなのに山に隠れて道は真っ暗です。 ヘッドライトを点けて田舎道を歩きますが、獣の鳴き声や近くを歩く音がして気が気ではありません。 良く見ると鳥や野犬のようでした。 国道に出て夏子ダムまで歩くのに歩道が無い道を大型トラックを避けながら歩くのはいい気がしません。 夏子ダムからは車がほとんど通らない広域農道なので安心して歩けました。 最初の遍路道は車道をショートカットする道ですが、柵で閉鎖されていました。 地元の方も通らないようになったのでしょう。 仕方なく足のような形状の長い車道の迂回路を行きました。 暫く歩くと夏子遍路道の入口を見つけました。 標識は無く、よく見ると遍路道を示す短冊が木に掛かっており見逃したら行き過ぎていました。 そこからは分岐ごとに遍路道の短冊を探して迷わずに登れましたが、標高700m位から雪が残っており800mを超えると道一面に積もっていました。 やはり尾根道を行かなくて良かったです。 今日は晴れているので雪があっても気温も上がっていますが、昨日だったら雪雲に覆われた大滝山を登ることになったので、吹雪だったら今の装備では登れなかったと思うと今日は晴れてくれたのは天も味方してくれたとの思いでした。 雪が積もっているので標高が上がると急速に気温が下がり身体が震えます。 ようやく車道に出て最後の登り終えると西照神社の入口に出ました。 50日前に登った大滝山の帰ったのは嬉しかったです。 分岐からは北に海と市街地が見えたので地図で確認したら高松市でした。 大滝山から見えるのですね。 予定よりだいぶ時間を短縮して登れたので西照神社を参拝してから大滝寺に向かいました。 雪が積もった大滝寺は寒くて線香に火をつける手が震えますし、最後の四国での般若心経の声も震えました。 納経を終えた身体は冷え切って足の指や手の先は凍えて痛いほどで早く歩き出したい思いでした。 穴吹駅までの足取りは時間的余裕もあり、下り坂なので足取り軽く、速いペースで降りられました。 50日前に登った記憶を振り返りながら、ショートカットの道もチャレンジしてみました。 最後に吉野川を渡り、「初日もこの橋を渡ることから始まったなあ」と思い返しました。 50日前なのに先週のことにように思えます。 穴吹駅に着いた時にはやっとやり終えたとの達成感の思いとこれでお遍路さんは終わってしまうとの寂しさを覚えました。 これから徳島港からフェリーで和歌山に渡り、明日は九度山から高野山への町石道を登ります。 フェリーからは満月に近い月が良く見えました。 総歩行距離:1,452.0km 総獲得標高:41,485m