湯沢源流と篭岩山で納会山行🍲

2021.12.19(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 33
休憩時間
30
距離
5.2 km
のぼり / くだり
478 / 481 m
1 50
1 27

活動詳細

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「先入観」 初めに知ったことによって作り上げられた固定的な観念や見解。 それが自由な思考を妨げる場合にいう。 辞書には、そう書かれている。 元日、夜明け前。 妙義の大の字で初日の出を待っていると、茜色した東の空に見えるのが筑波山だった。 これまで仕事やプライベートで何度も茨城県に行った事はあったものの、登山の対象として茨城県の山に足を運んだことはなかった。 だからきっと、茨城県の山で最初に登るのは、筑波山なんだろうと勝手に思い込んでいた。 こんなことを言うと、茨城県民に叱られてしまうかもしれないが、正直、茨城県には筑波山くらいしか登るべき山が無いのだろうとさえ思っていた。 1ヶ月以上前、湯沢源流と篭岩山山行のお誘いを受けた時も、「ちょっと滝でも見て、鍋パーティーをしよう。」といった軽い乗りであり、何鍋にするかがメインテーマだったため、山は二の次だと考えていた。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ハイビームがマジックアワーの北関東道を照らす。 車の外気温の表示はマイナス4℃。 金曜日から土曜日にかけての寒気の影響が気になったが、どうやら太平洋側の凍結は大丈夫そうだ。 高速道を降りると、西の空に真ん丸い有明の月が浮かんでいる。 助手席からは、「あんな大きな満月なんて見たことがない。」と歓声が上がる。 今夜はコールドムーンと言われる、今年最後の満月のようだ。 集合場所の駐車場に車を滑り込ませると、正面に凛々しいい岩山が姿を表す。 奥久慈男体山という山らしく、あの先には日本三大名瀑の一つ、袋田の滝があるらしい。 取り付き口までアス道を歩き、民家の庭先から登山道に入る。 路面には霜柱が立っており、踏みしめる度にソールから感じるサクサクという感触が心地よい。 歩き始めて直ぐに不動の滝が現れる。 落差は10メートルほどだろうか。 水は流れ落ちているものの、日陰となっているためか、やや凍っている。 よく見ると、滝の左横から落ち口にかけて、トラバースするように登山道が続いている。 岩から染み出した水が凍っているため、1度に全体重を掛けないよう、落ち葉が溜まった場所も1歩ずつ慎重に進む。 不動の滝を登りきると、ちょっとした沢登りのように、沢沿いの道を所々ヘツりながら進んでいく。 岩と沢の境界線には、薄氷が張っている。 流石に、この時期のドボンは泣きたくなるだろう。 やがて、巨岩が林立する湯沢源流、そして篭岩山へと歩を進めていく。 先導を任されていたものの、ちょっとした沢登りやバリエーションルートのような感覚で、登れそうな岩のルートが目に入ると、つい、童心に戻って登ってしまう。 そう言えば、実家にある柿の木が幼い私の秘密基地だった。 そこからは夕日に染まる妙義山や荒船山、鹿岳なんかが綺麗に見えていたなぁ。 茨城の山、日本百名山の筑波山以外にも、登ってみると面白い山がここにあった。 何度も通いなれた山を歩くのも良いが、少しずつレベルを上げ、この先にどんな景色が待っているのかとワクワクしながら未踏の地を進むが好きだ。 人間、先入観や固定概念だけで歩んでいたのでは成長しない生き物なんだろう。 常識と思っていることや既存の知識、自分の中での線引きに捕われず、素直に物事を受け入れてみると、思いもかけなかった発想が生まれてくる。 これも、山と出会い、人と出会ったことによって感じることが出来た感情なのかもしれない。 年末まで、まだ何度か山を登りたいと思っているが、年の瀬を振り返り、恵みの多い1年だったと感じられる良い納会であった。

奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 朝4時半に群馬県を出発、初の茨城の山にやってきました🚙💨
つつじヶ丘駐車場からは、奥久慈男体山がドーン⛰️
岩を纏った山容がカッコいい😍
朝4時半に群馬県を出発、初の茨城の山にやってきました🚙💨 つつじヶ丘駐車場からは、奥久慈男体山がドーン⛰️ 岩を纏った山容がカッコいい😍
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 先ずは舗装路を歩き、取り付き地点に向かいます🚶‍♀️🚶‍♂️🚶‍♀️🚶‍♂️🚶‍♀️🚶‍♂️
先ずは舗装路を歩き、取り付き地点に向かいます🚶‍♀️🚶‍♂️🚶‍♀️🚶‍♂️🚶‍♀️🚶‍♂️
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 登山口から歩き始めて直ぐに不動の滝、一部が凍っています❄️
登山口から歩き始めて直ぐに不動の滝、一部が凍っています❄️
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 滝の上部へとトラバース。
鎖が付いていますが、この時期の朝方は、足元が凍結しているのでスリップに要注意⚠️
滝の上部へとトラバース。 鎖が付いていますが、この時期の朝方は、足元が凍結しているのでスリップに要注意⚠️
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 不動の滝の上部、沢沿いの小道を歩いていきます。
不動の滝の上部、沢沿いの小道を歩いていきます。
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 氷のパイプオルガン🎹
氷のパイプオルガン🎹
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) ここから一般道を逸れ、ちょっとした沢登りが始まります。
安全対策で、きちんとヘルメットを被るべきでしたね⛑️
ここから一般道を逸れ、ちょっとした沢登りが始まります。 安全対策で、きちんとヘルメットを被るべきでしたね⛑️
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) ドボンしなければ、水に濡れずに進むことが出来ます。
ドボンしなければ、水に濡れずに進むことが出来ます。
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 数日前の雨で、いつもよりも水量が増しているみたいです🚰
数日前の雨で、いつもよりも水量が増しているみたいです🚰
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 妙義みたいな岩質なので、フリクションはバッチリ効き、ちょっとしたボルダー気分が味わえます。
妙義みたいな岩質なので、フリクションはバッチリ効き、ちょっとしたボルダー気分が味わえます。
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 気持ちは鍋パのみでしたが、なかなか面白いコースですね😊
気持ちは鍋パのみでしたが、なかなか面白いコースですね😊
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 名付けて、三段腹の滝だとか🍭🍡🍩
(正式には、抱き返しの滝だそうです。)
名付けて、三段腹の滝だとか🍭🍡🍩 (正式には、抱き返しの滝だそうです。)
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 折れ曲がった鉄梯子が設置されていました。
これ、岩にフィットするよう、わざと曲げられているのかな⁉️
折れ曲がった鉄梯子が設置されていました。 これ、岩にフィットするよう、わざと曲げられているのかな⁉️
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 何ヵ所か巻き道を使いました。
何ヵ所か巻き道を使いました。
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) だんだん流れも緩やかになってきました。
だんだん流れも緩やかになってきました。
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 何度も徒渉ポイントがありますが、誰もドボンしてくれませんでした😜
何度も徒渉ポイントがありますが、誰もドボンしてくれませんでした😜
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 何ヵ所か沢の分岐点があるので、道を知っている方と同行しましょう。
何ヵ所か沢の分岐点があるので、道を知っている方と同行しましょう。
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 杉林の中に廃屋がありました🏡
既に使われてなさそうでしたが、かつての作業小屋か何かなのかな⁉️
杉林の中に廃屋がありました🏡 既に使われてなさそうでしたが、かつての作業小屋か何かなのかな⁉️
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 茨城県北ロングトレイル、全長320kmもあるんですね🏃
茨城県北ロングトレイル、全長320kmもあるんですね🏃
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) この手作り感満載の小さな標識を目印に、沢筋から尾根に登り上げます。
この手作り感満載の小さな標識を目印に、沢筋から尾根に登り上げます。
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 尾根に出ました。
日差しが暖かくて気持ちいい😌
尾根に出ました。 日差しが暖かくて気持ちいい😌
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 快適な尾根歩き🚶‍♂️🚶‍♀️
快適な尾根歩き🚶‍♂️🚶‍♀️
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 篭岩山山頂に到着👍
篭岩山山頂に到着👍
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 高い山がないので、山頂からは地平線や水平線まで一望です😲
高い山がないので、山頂からは地平線や水平線まで一望です😲
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 何撮ってるの⁉️
何撮ってるの⁉️
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) おおっ、常陸那珂の火力発電所でしょうか?
煙突越しの水平線がカッコいい👍
海無し県の群馬県人は、海が見えただけで感動します🥺
おおっ、常陸那珂の火力発電所でしょうか? 煙突越しの水平線がカッコいい👍 海無し県の群馬県人は、海が見えただけで感動します🥺
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) こっちは何撮ってるの⁉️
こっちは何撮ってるの⁉️
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) おおっ、うっすら富士山だね🗻
肉眼では見えるけど、スマホカメラじゃ写らない😅
流石、一眼レフ📸
ん?そういえば、レフって何⁉️
おおっ、うっすら富士山だね🗻 肉眼では見えるけど、スマホカメラじゃ写らない😅 流石、一眼レフ📸 ん?そういえば、レフって何⁉️
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 後は楽々下山して鍋だぁ~と思いきや、山頂からの下山道も、なかなかスリリングで面白い😁
後は楽々下山して鍋だぁ~と思いきや、山頂からの下山道も、なかなかスリリングで面白い😁
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 根っこを手がかりに登っていきます。
根っこを手がかりに登っていきます。
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 群馬県人が茨城県から栃木の山を同定中🗻
群馬県人が茨城県から栃木の山を同定中🗻
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 男体山があれで、女峰山がそっちで・・・エエ~い、まとめて日光連山だ⛰️
男体山があれで、女峰山がそっちで・・・エエ~い、まとめて日光連山だ⛰️
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) こんなことろも一般登山道になっています。
こんなことろも一般登山道になっています。
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 篭岩展望台です。
篭岩展望台です。
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 十六羅漢像が安置されていました。
十六羅漢像が安置されていました。
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 断崖が風雨で削り取られ、篭のように見えることから、篭岩と呼ばれるようになったそうです。
断崖が風雨で削り取られ、篭のように見えることから、篭岩と呼ばれるようになったそうです。
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 鷹戻しの階段よりも怖い😱
鷹戻しの階段よりも怖い😱
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 私も登ってみましょう。
途中からグラグラと揺れて、妙義の鷹戻しの梯子よりも怖い😨
私も登ってみましょう。 途中からグラグラと揺れて、妙義の鷹戻しの梯子よりも怖い😨
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 最後は民家の庭先を通って、駐車場に向かいます。
最後は民家の庭先を通って、駐車場に向かいます。
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) お昼前には駐車場まで戻ってこられました。
お昼前には駐車場まで戻ってこられました。
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) あの中央の岩壁も、ボルトが打ってあれば面白そう🧗‍♂️
あの中央の岩壁も、ボルトが打ってあれば面白そう🧗‍♂️
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) さぁ、お待ちかね本日のメインイベント開始です✊
先ずは牛脂で肉を焼いて、そのまま頂きます😋
さぁ、お待ちかね本日のメインイベント開始です✊ 先ずは牛脂で肉を焼いて、そのまま頂きます😋
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 続いて、甘さを引き立たせる極太の下○タ葱を用意します。
続いて、甘さを引き立たせる極太の下○タ葱を用意します。
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 3分クッキング👨‍🍳
左利きなので、見ている方には、きっと違和感があるんでしょうね😅
因みに、書くのと箸は矯正したので、主に右手を使います✏️
3分クッキング👨‍🍳 左利きなので、見ている方には、きっと違和感があるんでしょうね😅 因みに、書くのと箸は矯正したので、主に右手を使います✏️
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 1品目は軍鶏鍋🍲
1品目は軍鶏鍋🍲
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) そして、別の鍋で、関東風すき焼き🍲
そして、別の鍋で、関東風すき焼き🍲
奥久慈男体山・月居山・篭岩(篭岩山) 箸が止まりません😋🍴💕
お腹いっぱい食べ過ぎて、帰宅後、夕食が食べられませんでした🈵
あ~楽しかった😆
箸が止まりません😋🍴💕 お腹いっぱい食べ過ぎて、帰宅後、夕食が食べられませんでした🈵 あ~楽しかった😆

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