天女山から権現岳、赤岳周回(八ヶ岳)

2014.06.29(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 51
休憩時間
1 時間
距離
18.8 km
のぼり / くだり
2120 / 2118 m
1 35
23
25
15
16
13
1 11
1 18
5
32
2
1 55
1

活動詳細

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今回は梅雨の合間をぬって、天女山から権現岳、赤岳の周回コースに行ってきました。 今週末はあまり天気が良くない予報だったのに、金曜日になって日曜日の午後から晴れ間がでる予報に変わりました。 これはどこか行くしかないと思い、以前から考えていた今回のコースへ。 土曜日の夜のうちに天女山の駐車場に到着して車中泊。 22時頃到着で駐車場には5台ほどの車とテントが2張りほどでした。 天気は小雨とガスガスで、この時点でテンションが若干下がりましたが、明日の晴れ予報を信じて寝ます。 今回も長丁場が予想されたので4時に目覚ましを掛けました。 しかし3時頃車を叩く雨音で起こされてかなりのテンションダウン。土砂降りです。 次に起きた時にこの雨なら撤退だなと思いもう一度寝ます。 5時に目が覚めて外を見ると小雨になっていたので、レインウェア+ザックカバーで一応出発しました。 この時は上でガスが凄いようなら権現から引き返そうと思ってました。 天女山駐車場~権現岳 まずは樹林の中のそこそこの急登を歩からスタート。 展望もないししんどいなーと思いながら歩いていると、「ここが一番キツイ、もう少しで三つ頭が見える」って看板があって笑えます。 このあたりから日が差してきて暑くなってきました。 今日もいい日になるのかな?なんて思いながら歩いていると開けた所にでました。前三つ頭ですね。 ここで権現岳、赤岳がばっちり見えて一気にテンションアップです。 レインウェアとザックカバーを外し、身軽になって権現岳を目指します。 三つ頭を越えたあたりから少し鎖場も出てきますが、ここは鎖がなくても大丈夫な程度の鎖場です。 雨を嫌ってなのかみんな来てないのか、いつもこんな感じなのか分かりませんが、人がまったくいませんでした。 権現岳山頂付近で2人組みとすれ違っただけでした。 山頂はさすがに団体さんなんかで賑わっていたので、写真だけ撮ってさっさと赤岳を目指すことに。 権現岳~赤岳 権現岳山頂付近から見える赤岳への稜線がすばらしいです。 一人で興奮しながら眺めていたんですが、人が全く見当たりません。 そんな事はないよなと思いながら高梯子を降りて赤岳に向かいましたが、キレット小屋で一人にあっただけで、完全に稜線貸切状態。 登山道に三脚でカメラ立てて自分の後姿など撮影してはカメラ回収に戻るを繰り返し、それだけで数百メートル余分に歩きましたね。 キレット小屋までの危険箇所は、しいていえば最初の高梯子ぐらいで、まさにこの為に山に来てます的な快適な稜線歩きです。最高です。 キレット小屋から赤岳直下までも誰にも会いませんでした。 ここはかなりの急登で、鎖場、梯子多数ありますが、しっかり整備されているので慎重に行けば問題ないと思います。 赤岳に直に登るはずだったのですが、間違えて文三郎尾根の方に歩いてしまい、少しタイムと体力をロスしました。 しかたないので文三郎から登ってきた人たちと鎖場を登り返して赤岳山頂到着です。 この日は晴れたり曇ったりでしたが、山頂からはさっき歩いてきた稜線や権現岳、阿弥陀岳や遠くには富士山も見えてよかったです。 山頂でパスタ茹でて、1時間ほどまったりして下山開始です。 赤岳~天女山駐車場 下山は新教寺尾根から降ります。新教寺尾根の入り口が少しわかりにくいかもしれないので、迷うようなら小屋の人にでも聞きましょう。 最初はかなりの鎖場が連続して一気に高度を落とせますが、そろそろ足にも疲れが出始める頃なので慎重に降ります。 鎖場が終わって樹林帯に入ってからが今回のコースで一番辛らかったですね。とにかく長い。 1時間ほど緩やかなアップダウンを繰り返しながらほぼ横移動で、高度計に変化なしです。 牛首山を過ぎたあたりからようやく下山し始めたかなって感じでした。 笹が出初めて一気に開けた所が賽の河原です。どの山にもありますね。 途中スキー場のリフト脇を通りながら、リフトで降りたいなーっと思いながらもくもくと降り、やっとの思いで羽衣池到着です。 ここで赤岳山頂以外で初の大休憩。 私はどんな山に行く時でもかならずテン泊装備で行くのですが、今日はここで荷物デポしたくなりました。 水もたっぷり余ってましたがこれもトレーニングです。 看板には天女山3.5キロ、美しの森1.3キロの表示が。 下山途中であった人達、みんな美しの森に下山って言ってたたな。羨まし過ぎです。 羨ましがっててもしょうがないので先を急ぎます。 ここから先も八ヶ岳牧場突っ切ったり、いくつか沢を越えたり、地味なアップダウンでかなり応えます。 最後に車道を横切ってから、天女山への登り返しが一番キツかったですね。 かなり疲れましたが、展望は最高、人には全然会わない最高の山行になりました。 権現岳山頂で団体さんの人達が言ってました。今日来て良かったーって。私もそう思いました。

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