かぶと岩と新居浜市。北稜は雪深くくだりが怖いので銅山越まで迂回。 戻る 次へ

西赤石山・物住頭・前赤石山・八巻山・東赤石山の写真

2021.12.11(土) 14:42

かぶと岩と新居浜市。北稜は雪深くくだりが怖いので銅山越まで迂回。

この写真を含む活動日記

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18.1 km

1829 m

西赤石山・物住頭・前赤石山・八巻山・東赤石山

東赤石山・西赤石山・物住頭 (愛媛, 高知)

2021.12.11(土) 日帰り

長めの登山をしたい気分だったので、東平からの赤石山系登山に挑戦。 登山口は私が4台目。路面凍結してなくてよかった。 登りは西赤石山に直登し、そこから雪の具合を見つついけるところまで行って、帰りは銅山越というガバガバプラン。 天気が良くてすぐに体が温まった。 北側からの登山のせいか、尾根筋に出ると積雪も深く。 かぶと岩付近は雪はなかったが要所要所に凍結した岩が存在。 瀬戸内海方面は絶景。しまなみ海道までは見えないが。 西を見るとちち山が雪深い。石鎚山まで確認。 かぶと岩から西赤石山までが第一関門。 霧氷が落ちて(お会いした方に教わった)針状の雪?氷?が登山道を覆い、よく滑る。 たまらずアイゼン着用。 必死すぎて写真を撮る余裕すらなかった。 程なくして西赤石山登頂。 北壁から抜けた瞬間に積雪はほぼなし。日当たりは重要。 ここから東方向の登山道は積雪がちらほら。でもアイゼンとかは不要。 物住頭にもすぐ到着。これも教えていただくまで気づかなかったが、たしかに看板がない。(西赤石山も三角点より西にある銅製の看板がたしかになかった!) ここから見る前赤石山は迫力がすごい。 とりあえず登ってみることに。さすが12月中旬、岩に残った雪の殺意が強い。というよりもはや氷だった。 アイゼンを再着用して1つ目のピークを登り切る。冷や汗が滲み出る。そしてそのまま登頂。 山頂東側の雪は大したことない。 勢いそのまま八巻山方面へ。石室越直前は雪深め。 石室越からはとりあえず標高を下げないルートを選択。 2回目だがとにかくルートがわかりづらく、時間を要してしまった。 八巻山西側も前赤石同様ひどい凍結。 足元が滑って仕方ないのでアイゼン着用。今日は本当に大活躍してくれている。 やっとの思いで八巻山山頂到達。大権現に無事下山できるよう祈る。 最後は東赤石山まで。流石にこれまで程の積雪はなかった。 今回は三角点も忘れずに確認 この時点で13時前。ここから東平まで帰ることを思うと持参したカップ麺を啜っている時間はなかった。 八巻山も前赤石山も、ひどい凍結区間を下る羽目になってしまうので、帰りはどちらも迂回。 赤石山荘は固く扉が閉ざされていた。初回に来た時はまだ運営されていたなぁ としみじみ ここから石室越までは雪道。登山道がわかりづらい。 前赤石の迂回路は崖沿いをつたう道。こっちはこっちで涼しい気持ちになる。 時折前赤石を見上げながら突破。 あとは物住頭、西赤石まで一思いに踏破。もう膝のクッションは使い切った。 帰りは銅山越まで。この道をあまり支障をきたすような雪はない。 無心で稜線を歩き銅山越。もう日がかなり傾いてきている。 日浦から銅山越は相当整備された登山道なので、東平方面も同じくらい広い道だろうとふんでいたがやはりその通り。最悪暗くなってもヘッドライトがあるから迷いはしないだろうとたかを括っていたが、やはり日が傾くと寒い! かなりの急ぎ足で下山。ルートはヒュッテを確認したかったのと、膝のクッションがないのでできる限り緩い傾斜で下山したかったこともあり、所要時間の長い東側ルートを選択。 思惑通り葛折りの道で傾斜が緩い。 沢沿いに下山していき、登山口に到着。 空はもう完全に夕方。 8時から17時までずっと山にいて目的の『長めの登山』は達成。 一年で一番日の短い時期に選ぶ行程じゃないな と車の中で反省。 マイントピアの温泉が沁みました。 かぶと岩から前赤石までいろいろご教示くださった登山の先輩に感謝いたします。ありがとうございました。