白毛門へ～撤退

天気は午後から崩れる予報の月曜日。早起きして昼前には下山できるか。 雪のシーズンの始まりは、白毛門で、冬装備など、もろもろ確認しながら登るのが適してるのではなかろうか。 次週、友人に無理やり誘われた地元市民駅伝を走る予定。その練習に気合を入れ過ぎたか、または、ただ睡眠が不足しているのか、慣れたはずの登りが、異常につらい。 いつもは歩き始めからほどなくして解消される眠気も、２時間後もまだまだ続いている。 さらに山頂からは濃いガスが、細かいみぞれも落ちてきた。予報よりも早く崩れ始めた天気を言い訳に。 松ノ木沢ノ頭手前、今日はここを山頂としよう。 なにせ、今日の主な目的はほかにあるのだから。 白毛門駐車場に戻って遅めの朝飯。峠を越えて三国峠方面へ。 猿ヶ京、大好きな満天星の湯で、ゆっくり疲れを癒す。 リンゴ購入のため向かう一作農園さんとは、地元のマルシェで知り合った。今年は春先の霜でなかなか厳しいシーズンになったとのこと。 全員リンゴが大好きな我が家族。発送に適さない小粒なものを格安で分けていただけるという情報を事前につかみ、この月曜日はそれを楽しみに水上にやってきた。 どうりで、登山に気持ちが入らないわけだ。 ２０キロのフジを購入、一部近所にお裾分け。 小ぶりだが、蜜があり酸味とのバランスがとても良いリンゴは、これからしばらく我が家の朝の食卓に、彩を添えてくれそうだ。