新調したパタゴニアのパンツの具合を確かめるのも兼ねて、久しぶりに愛宕山に登ってきました。 過去に何度か登ったことがあるものの、清滝バス停からのピストンばかりだったので、今回は違うルートを。 まずはJR保津峡駅から登山道に入り、ツツジ尾根を行きます。 この道がアップダウンが緩やかで、小雨が降っていたこともあり人もいなくて、とても気持ちの良いものでした。 問題は荒神峠から水尾に抜ける道。 最近になって伐採が行われたのか、大量の倒木が登山道を塞いでおり、中には登山道自体が崩落している箇所もありました。 (水尾から入った場合は伐採を警告する表示が掲げられていますが、荒神峠から水尾へ抜ける場合はこのような表示はないようです。) なんとか水尾へ抜けて、名産の柚子の木を横目に舗装道路を北に進み、再度登山道に入り山頂を目指します。 ここから登山道への道も本当に人が少なく、ガスも出てきてなんだか神秘的な雰囲気が漂っていました。 山頂に近づくと積雪もあり、風が冷たかったですが、北側に垣間見えた京都の北の山々の気色は清滝からのルートでは見ることのできないものだったので、なんだか愛宕山の違う顔を覗かせてもらったような気がして嬉しかったです。 山頂で社に参って、雨を避けるために東屋でお昼を食べ、清滝バス停まで下りました。 帰りは嵐山に降りて温泉に入り、雨で冷えた身体を労ってから帰路につきました。 次は真冬に来てみたいと思ってます。
JR保津峡駅。初めて降りました。
雨は降っていたものの、保津峡の紅葉もなかなかです。
分かりにくいですが、登山道はここから。
ツツジ尾根の道。こんな樹林帯の尾根道が緩やかに続く、気持ちの良い道です。
雨で濡れた葉っぱが綺麗でした。
荒神峠から水尾方面に行くのはお勧めしません。
こんな感じで、倒木が非常に多い。
しばらく倒木をやり過ごした後に、この表示に出くわし、そういうことかと理解しました。
道が崩落しているところも。一応、通れます。
とにかく登山道がなんだか大変なことになってます。
水尾に抜けると、広い柚子の畑が目に入ります。
可愛い柚子。水尾には柚子に関連したお食事処や喫茶店などもあるようでした。
舗装道路を歩いて神明峠の表示が見えたら、もうすぐ登山道が始まると合図です。
ここもちょっと分かりにくい登山道。YAMAPがなかったら気付かないと思います。
水尾からのルートはとにかく静かです。
フルタのセコイヤではなく、メタセコイヤだそうです。高島限定です。
山頂が近づくと至る所に雪化粧が。
一瞬だけ晴れ間が覗きました。愛宕山の更に北に広がる京都の山々。
山頂に到着しました。
神社にお参り。社の中の休憩室には暖房が入っていて、多くの登山者が暖をとっていました。
お昼ごはん。モンベルのリゾットと、妻にもらったYAMAPのコーヒー。
滋賀で買った柔らかめの干し柿が甘くて美味しい。コーヒーとよく合います。
下山は清滝バス停まで。道中になんとこんなに綺麗な紅葉が。
清滝まで戻ってきました。
嵐山は人でごった返していました。人をかき分け、温泉へ向かいます。