ツボ足の荒雄岳・いぎなり八ッ森

冬は活動しない。 今年はもう冬眠に入る。 コタツとミカンとテレビの生活。 昭和的な週末のゴロゴロを令和の世で再現してみせるのだ！ そのように息巻いて、構えて週末を迎えるはずだったのだが、人生というものは思い通りにはいかないもの…。 事実上の休部と思われた登山部のタイチョーから「日曜日に活動するので集合セヨ！」と、突如ゴウレイがかかったのである！ しかし、これまでも 「やっぱナシである。各自個別トレーニングにハゲむように。解散！」というパターンが何度かあったタイチョーのことである。 これは攻守のキリカエに対応するためのいつものクンレンに違いない…だろう。 しかし、オオカミ少年…ではなく、3止めの小時期という時期に入っているかも知れないではないか！？ ということで、どちらにでも対応できるようミカンと長靴を購入してタイキした。 果たしてオオカミはやってきた！ 須金岳と荒雄岳という今年の宿題をやっていなかったワタクシを見透かすようにタイチョーは言った。 「荒雄岳を見に行く！」 「あのあの…他の部員は…？」 「別のニンムがアルのでアル。」 タイチョーとペアで登るトレーニング登山が、このようにして始まった…。 いざ冬山の世界へ！ ぐるぐるどーん👺