富嶽三十六景ひと筆書き縦走④ ~ミニトラバース4~

2021.12.04(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
13 時間 9
休憩時間
1 時間 52
距離
37.5 km
のぼり / くだり
2887 / 2405 m
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活動詳細

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「2週連続の富嶽三十六景遠征 今度は正真正銘のひと筆書き縦走」 先週に引き続き好天の週末。週末ハイカーにとっては土日に天気が良いのは大変ありがたいです😊 2週連続の富嶽三十六景訪問。今回は石和温泉駅を起点に釈迦ヶ岳、黒岳、三ツ峠山の3座を縦走して下吉田駅へと至る超ロングコースです。 このコースでの縦走は土曜日に挑戦することを決めていました。下山口からスタート地点までの移動に公共交通機関を利用するため、万が一事故等の不測のアクシデントがあっても翌日が休みなら安心です。 今回は私のミニトラバースシリーズの第4弾となります。(第1弾~3弾は過去レポに上げていますのでよろしければご覧になってください😊) 私の中で、登る山と山の間の移動には一切の交通機関を使わないのがミニトラバースの条件なので、山と山の間を車を使って梯子した先週の4座登頂は外しています。 午前2時、石和温泉駅前のパーキングに車を停め、1座目の釈迦ヶ岳に向かって出発しました。 今回のルートの中で大変なのが序盤の石和温泉駅から釈迦ヶ岳登山口までの約12kmの一般道歩き。 こんな時間なので路線バスは利用できず、タクシー使うのももったいないので、どうせなら歩いてしまえ!と思った次第です😆 約2時間半で登山口に到着。檜峰神社への参道を歩き、神社手前から釈迦ヶ岳への登山道へ入っていきます。 最短ルートの「第三登山道」を選択しましたが、お世辞にも登山道とは言い難い、整備されていない急な斜面を登っていく羽目になり、心が折れそうになりました😱 少し進んでは地図でルートが外れていないか確かめ、マーキングを見失わないように、所々にある案内標識とロープを頼りに真っ暗な山の中を歩いていく心細さといったらありません😱😱 オマケに、歩いていたときにすぐ後ろで「ガサガサッ!」と大きな音を立てて獣が斜面を駆け下りる音が聞こえました。🐻出没注意の看板が出ていたので、もしかしたら🐻かもしれません😱😱😱 この第三登山道はお勧めしません。行かない方が無難です。 何とか尾根まで登り切り、釈迦ヶ岳山頂での富士山のモルゲンロートに間に合いました😄 誰もいない山頂で壮大な眺めを独占🎵 2週続けて夜明けの薄紅色に染まる富士山を眺めることができました。 超大縦走ルート故に山頂での滞在時間は20分ほど。次の黒岳へと足を進めました。 釈迦ヶ岳から黒岳へは一度下って登り返すことになります。標高差はさほどでもありませんが、序盤の10km以上の一般道歩きと第三登山道の疲労が効いて、予想以上にハードに感じました🥵 黒岳山頂は展望がありませんが、少し南に進んだところに展望台があり、そこからは麓の河口湖と富士山を遮るものなく望むことができました。 朝ご飯を食べながらこの素晴らしい眺めを独占🎵 写真を撮ったりしながら30分以上滞在しました✨📷 黒岳をあとにして、3座目の三ッ峠山へと向かいました。歩くこと1時間半で、かの有名な旧御坂峠の「天下茶屋」に到着。太宰治がそこから眺める絶景と郷土料理に惚れこんで滞在し、小説「富岳百景」の舞台にもなった歴史ある名所です。 茶屋前のベンチに腰かけて富士山を眺めながら小休止。太宰治が惚れ込んだ気持ちがわかります。 天下茶屋はメニューが豊富で中でもほうとうが人気。混雑していたのでパスしましたが、いつか時間をかけてゆっくり訪れたいと思いました😊 三ツ峠山へは歩きやすい山道を利用して標高差500mを登ります。さすがに人気の山だけあって登山者がいっぱい😲山頂付近はかなりの混雑ぶりでした。(混雑する山はどうも苦手です・・・) 北の御巣鷹山まで足を延ばしたあと、山頂直下の展望広場で富士山や歩いてきた稜線を眺めながらのお昼ご飯にしました🍙 風もなく穏やかな天気の下で眺めを楽しんだあと、富士吉田方面へと下山しました。 下山道はよく整備されており、疲れている状況下でも快適に歩けました🎵 下山口にある新倉山浅間公園は五重塔と富士山の構図が有名で、ここの眺めを楽しみたいと思って下山口に選んだのですが、現在工事中で絶景スポットには立ち入ることができずちょっと残念でした😢 下吉田駅に到着して長大縦走ルートをフィニッシュ!総延長37kmのミニトラバースが完結しました✨ 下吉田駅からは富士急行とJRを利用して出発地点の石和温泉駅まで戻りました。 自身の日帰り最長歩行記録を更新しました。しかし、不思議なもんですね。終日富士山を眺めながら歩くと長距離でもそれほど疲れを感じません😊 全ては来年の南アルプス・北アルプスの縦走のためのトレーニングだと思ってやっています👍 さて・・・次回ミニトラバース5のコース選定に取り掛かるとしますか😁

釈迦ヶ岳・大栃山 石和温泉駅前の駐車場に車を停めて午前2時過ぎに大縦走へ出発。
石和温泉駅前の駐車場に車を停めて午前2時過ぎに大縦走へ出発。
釈迦ヶ岳・大栃山 駅前には足湯あり。
駅前には足湯あり。
釈迦ヶ岳・大栃山 石和温泉駅から約12kmの一般道を歩いてようやく釈迦ヶ岳・大栃山登山口に到着。
ここまでが長くて・・・もう疲れちゃった。
石和温泉駅から約12kmの一般道を歩いてようやく釈迦ヶ岳・大栃山登山口に到着。 ここまでが長くて・・・もう疲れちゃった。
釈迦ヶ岳・大栃山 檜峯神社までは舗装された参道を3kmほど歩く。神社手前から釈迦ヶ岳への最短ルートとなる第三登山道へと入っていく。
檜峯神社までは舗装された参道を3kmほど歩く。神社手前から釈迦ヶ岳への最短ルートとなる第三登山道へと入っていく。
釈迦ヶ岳・大栃山 第三登山道は、登山道としてあまり整備されておらず、急登の道なき道を標識やマーキングを頼りに登っていくといった感じなのでお勧めしません。
第三登山道は、登山道としてあまり整備されておらず、急登の道なき道を標識やマーキングを頼りに登っていくといった感じなのでお勧めしません。
釈迦ヶ岳・大栃山 登山道とは言い難い第三登山道を登り切ってようやく尾根に出た。
登山道とは言い難い第三登山道を登り切ってようやく尾根に出た。
釈迦ヶ岳・大栃山 登ってきた方角を眺める。手前は大栃山、その後ろが甲府盆地。
登ってきた方角を眺める。手前は大栃山、その後ろが甲府盆地。
釈迦ヶ岳・大栃山 釈迦ヶ岳山頂に到着。山梨百名山で標高1,641m。
釈迦ヶ岳山頂に到着。山梨百名山で標高1,641m。
釈迦ヶ岳・大栃山 釈迦ヶ岳山頂で先週に引き続きモーニング富士とご対面。
釈迦ヶ岳山頂で先週に引き続きモーニング富士とご対面。
釈迦ヶ岳・大栃山 朝日に照らされて薄紅色に輝く富士山が美しい。
朝日に照らされて薄紅色に輝く富士山が美しい。
釈迦ヶ岳・大栃山 富士山をバックに有名なお地蔵さんを参拝。
富士山をバックに有名なお地蔵さんを参拝。
釈迦ヶ岳・大栃山 山頂で御来光を拝む。
山頂で御来光を拝む。
釈迦ヶ岳・大栃山 朝日に染まる十二ヶ岳と節刀ヶ岳。
朝日に染まる十二ヶ岳と節刀ヶ岳。
釈迦ヶ岳・大栃山 ずっと眺めていたい。
ずっと眺めていたい。
釈迦ヶ岳・大栃山 まっくろくろすけも登場。
まっくろくろすけも登場。
釈迦ヶ岳・大栃山 今日も絶景富士をたくさん拝めそうだ。
今日も絶景富士をたくさん拝めそうだ。
釈迦ヶ岳・大栃山 釈迦ヶ岳から黒岳へと向かう。途中の府駒山を通過。
釈迦ヶ岳から黒岳へと向かう。途中の府駒山を通過。
釈迦ヶ岳・大栃山 日向坂峠。
日向坂峠。
釈迦ヶ岳・大栃山 黒岳への登り返し。
黒岳への登り返し。
釈迦ヶ岳・大栃山 山梨百名山黒岳山頂。
標高1,793m。展望はほとんどない。
山梨百名山黒岳山頂。 標高1,793m。展望はほとんどない。
釈迦ヶ岳・大栃山 黒岳から少し南に下ったところに見晴らしの良い展望台がある。
黒岳から少し南に下ったところに見晴らしの良い展望台がある。
釈迦ヶ岳・大栃山 展望台からは富士山と河口湖を同時に眺められる。
展望台からは富士山と河口湖を同時に眺められる。
釈迦ヶ岳・大栃山 1週間前より少し雪が増えてますね。
1週間前より少し雪が増えてますね。
釈迦ヶ岳・大栃山 河口湖も手に取るような位置に見える。
河口湖も手に取るような位置に見える。
釈迦ヶ岳・大栃山 手前に十二ヶ岳、奥に毛無山。
手前に十二ヶ岳、奥に毛無山。
釈迦ヶ岳・大栃山 ずっと眺めていても飽きない冬富士。
ずっと眺めていても飽きない冬富士。
釈迦ヶ岳・大栃山 黒岳から三ツ峠山へと向かう稜線から河口湖を展望。
黒岳から三ツ峠山へと向かう稜線から河口湖を展望。
釈迦ヶ岳・大栃山 御坂山を通過。
御坂山を通過。
釈迦ヶ岳・大栃山 御坂山付近からの眺め。
御坂山付近からの眺め。
釈迦ヶ岳・大栃山 旧御坂峠にある天下茶屋。
旧御坂峠にある天下茶屋。
釈迦ヶ岳・大栃山 旧御坂トンネル。
旧御坂トンネル。
釈迦ヶ岳・大栃山 天下茶屋前のベンチに腰掛けると正面にド~ンと富士山。
天下茶屋前のベンチに腰掛けると正面にド~ンと富士山。
釈迦ヶ岳・大栃山 天下茶屋の外観。
名物ほうとうが大人気。混雑していた。
天下茶屋の外観。 名物ほうとうが大人気。混雑していた。
釈迦ヶ岳・大栃山 太宰治が惚れ込んだとされる天下茶屋からの富士山の眺め。
太宰治が惚れ込んだとされる天下茶屋からの富士山の眺め。
釈迦ヶ岳・大栃山 天下茶屋から一般道を歩いて三ツ峠山登山口へと向かう。
天下茶屋から一般道を歩いて三ツ峠山登山口へと向かう。
釈迦ヶ岳・大栃山 道路から三ツ峠山を仰ぎ見る。
道路から三ツ峠山を仰ぎ見る。
釈迦ヶ岳・大栃山 三ツ峠山登山口。
三ツ峠山登山口。
釈迦ヶ岳・大栃山 歩きやすい登山道を登っていく。
歩きやすい登山道を登っていく。
釈迦ヶ岳・大栃山 三ツ峠山山頂付近に立つ山荘。
三ツ峠山山頂付近に立つ山荘。
釈迦ヶ岳・大栃山 展望ポイントからの富士山。
展望ポイントからの富士山。
釈迦ヶ岳・大栃山 麓の富士吉田方面の街並み。
麓の富士吉田方面の街並み。
釈迦ヶ岳・大栃山 正面の杓子山と左の御正体山。
正面の杓子山と左の御正体山。
釈迦ヶ岳・大栃山 山頂直下の展望ポイントからの富士山の絶景。
山頂直下の展望ポイントからの富士山の絶景。
釈迦ヶ岳・大栃山 山頂付近をズームアップ。
山頂付近をズームアップ。
釈迦ヶ岳・大栃山 冬富士らしい雲の動き。
冬富士らしい雲の動き。
釈迦ヶ岳・大栃山 三ツ峠山の山頂。
三ツ峠山の山頂。
釈迦ヶ岳・大栃山 山梨百名山三ツ峠山。
標高1,785m。
山梨百名山三ツ峠山。 標高1,785m。
釈迦ヶ岳・大栃山 向かいの御巣鷹山を展望。
向かいの御巣鷹山を展望。
釈迦ヶ岳・大栃山 御巣鷹山の山頂の電波塔。
御巣鷹山の山頂の電波塔。
釈迦ヶ岳・大栃山 甲府盆地を一望。
甲府盆地を一望。
釈迦ヶ岳・大栃山 甲斐駒ヶ岳と鳳凰三山。
甲斐駒ヶ岳と鳳凰三山。
釈迦ヶ岳・大栃山 八ヶ岳は雲の中。
八ヶ岳は雲の中。
釈迦ヶ岳・大栃山 歩いてきた稜線。手前は黒岳で奥の三角が釈迦ヶ岳。
歩いてきた稜線。手前は黒岳で奥の三角が釈迦ヶ岳。
釈迦ヶ岳・大栃山 毛無山方面。
毛無山方面。
釈迦ヶ岳・大栃山 黒岳から十二ヶ岳へと続く稜線。
黒岳から十二ヶ岳へと続く稜線。
釈迦ヶ岳・大栃山 下山道は整備されていて歩きやすい。
下山道は整備されていて歩きやすい。
釈迦ヶ岳・大栃山 途中で河口湖を展望。
途中で河口湖を展望。
釈迦ヶ岳・大栃山 霜山付近からの富士山の眺め。
霜山付近からの富士山の眺め。
釈迦ヶ岳・大栃山 最後に新倉山への登り返し。
最後に新倉山への登り返し。
釈迦ヶ岳・大栃山 新倉山を通過。
新倉山を通過。
釈迦ヶ岳・大栃山 麓へと下りてきた。
麓へと下りてきた。
釈迦ヶ岳・大栃山 下山口近くにある新倉山浅間公園。現在工事中で、写真の展望スポットには立ち入りできない。
下山口近くにある新倉山浅間公園。現在工事中で、写真の展望スポットには立ち入りできない。
釈迦ヶ岳・大栃山 浅間公園のシンボル五重塔。
浅間公園のシンボル五重塔。
釈迦ヶ岳・大栃山 桜の時期になったらまた来よう。
桜の時期になったらまた来よう。
釈迦ヶ岳・大栃山 長かった縦走の旅もあと少しでゴール。
長かった縦走の旅もあと少しでゴール。
釈迦ヶ岳・大栃山 ゴールの下吉田駅。
総延長距離約37km!
ゴールの下吉田駅。 総延長距離約37km!
釈迦ヶ岳・大栃山 石和温泉駅まで無事に帰還。
駅前にきれいな富士山のイルミネーションがあった。
石和温泉駅まで無事に帰還。 駅前にきれいな富士山のイルミネーションがあった。
釈迦ヶ岳・大栃山 充実した山旅になりました。
充実した山旅になりました。

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