活動データ
タイム
06:00
距離
10.3km
のぼり
1035m
くだり
1039m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るどうも~! チェーンスパイクとアイゼンの違いがイマイチ判らないyamacampです。 今回は 『上臈(じょうろう)岩』へ行ってきました。 じょうろう岩? どこそこ? 聞いたことないんだけど??? って思った方は私だけではないはず(笑) 場所は愛知県新城市の宇連山域東側。 鳳来湖(宇連ダム湖)に突き出した岩々がまるで岬のようになっています。 この岩の上を歩いて断崖絶壁の先端までいけますが、 へたれの私は先端まで2メートル位のところで足がすくみました、、、(笑) 岩上からは広大なロケーションで眺望が素晴らしく、 日本じゃないみたいな絶景が目の前に広がります。 前方の景色を見て『すげぇ‼️』 下のダム湖を見て『こわ~‼』 の二言をひたすら繰り返す。。。 お恥ずかしながら、愛知県民なのにこんな凄い秘境があったとを知らなかった。。。 大村知事!もっとアピールして集客した方がいいですよ! っと心の中でお伝えしておきました(笑) 今回のルートですが、 往路は沢沿いの林道経由でシュートン沢から北尾根で登り、 分岐で上臈岩岩峰群へ。 岩峰群では、分岐点に掲げられている案内図で現在位置を確認できるので、 迷うことはなかったのですが、地図が判り難いと仰っている方がいました。 それぞれの岩へは上道から放射線状に広がっていて、その都度下ってアクセスします。 『すげぇ‼』 『こわ‼』 と言っては、登り返すを何度も繰り返しとなるのですが、 ここで地味に累計標高差を稼げますよ(笑) 復路は北尾根と東尾根の分岐までは同じ道を戻り、 東尾根→シャクナゲ尾根→Aキャンプ場のルートで降りましたが、 アップダウンも多く、岩々道が続きますのでなかなかタフな道でした。 全体的には登山道は、そこそこ整備されている印象なので、 初心者の方にもオススメしたい場所なんですが、、、 ルート選択にあった装備をしっかり準備し、余裕を持った登山計画をオススメします。 岩むき出しになっている道や、それなりの急坂は足の置き場の選択の連続もあります。 晴れていればなんなく通れますが、雨などで少し濡れるとめっちゃスリッピー!! 特に手摺がない箇所では、滑り台みたいに急変しますので、めっちゃ怖かった~泣 岩山いける登山靴(ソールが固いやつ)がないと爪に血豆できます(体験談) 当日の天気だけではなく、前日までの雨が乾いているタイミングが理想的かと思いますが、 ヘルメットと膝あてがあれば、転んでも大怪我せず済む程度になるかもしれません。 それでも無理はせずに林道ルートのピストンを選択するのをオススメします。 また、上臈岩岩峰群にある下道(地道)への連絡路は、 急勾配・道整備なしの部分がありましたので、 ソロ初心者は避けた方がいいと思います。 あとは手袋は用意した方がいいと思います! 岩場で四つん這いになったり、上臈岩でロープを使うので! 前置き長くなりましたが、 今回も登山日記も長文になりますので、 皆さんのお時間が許す限りお付き合いしていただけると嬉しいです!! お時間ない方は、 ↓↓↓だけでも一読していただけると嬉しいです! =====往路===== 公園と人口林ばかりで味気なしの道で期待薄、、、。 いきなりシダシダからの急坂ぜぇぜぇし、岩々尾根でウキウキ! そして巨石上からの超絶景で、ワクワク&ビビリ!! =====復路===== 岩々岩々急坂からのレインボー!! そして、また岩々岩々現れ ツルっとしてからのビビッて冷や汗 シダシダー入ってキーキーキー!! って感じです。。。。(なんのこっちゃ!笑) まるでジュラシックワールドに遊びに来て、 森に迷い込んでから無事脱出した主人公の様でした!(余計分からんって!笑) ※登山日記本編※ =======プロローグ======= 岐阜の蕪山へに行くつもりで、張り切って5時に出発。 一時間程走りちょうど岐阜県に入ったくらいで小雨となり、 慌てて現地の天気を調べたら 『曇☁のち雪⛄』 冬装備は持っていないので潔く、撤退決定!! YAMAPですぐ近くの山へも検討したが、 距離も高低差も少なすぎるお山でちょっと物足りない。 フォロワーさんがやっているおかわりランニングなるものも考えたが、 下山後の時間に雨の予想だったので、濡れランニングは素人には危険と判断(笑) 今日の気圧配置なら静岡方面がよさそうな感じ、、、 でも今から出発だと時間的に条件厳しくなるなぁ、、、。 じゃぁ県境の東三河地方でお山ないかなぁとまたYAMAP検索。 すると、歩行高低差1000メートルくらいで 歩行距離も10キロ前後のルートを発見し、詳細確認せず勢いで決定! 来た道を引き返し自宅を通り越して、新城市にある愛知県民の森へ到着。 到着時にはすっかり朝のゴタゴタを忘れていましたが、 登山計画はしっかり立てないとこうなりますね。。。 =======前編======= 場内案内板とYAMAP地図の現在位置を照らし合わせて、スタート地点を探す。 ついでに案内板でなんとなく今日の全体ルートも把握して完走するイメージをつくる。 たぶんこんな感じかぁ~。。。 この時点で今日のメインとなった、上臈岩の存在は知りません。(案内板に載っていません) 最初は川沿いの整備された林道を歩きますが、 上り勾配が緩いのでらくらくお散歩モードです(笑) 途中に何か所か登山道への分岐があって、 魅力的な上り坂の登山道が見えるのでかなり誘惑されますが、 ひたすら我慢して直進します。 シュートン沢に入ると、 シダが生い茂った登山道となり、古びた鉄製の手摺とあいまって、 まるでジュラシックワールドの世界に迷い込んだかのような感覚になります(笑) 20分ほど九十九折りの急坂を登れば、勾配が緩くなりますが、 ここらへんは風がなく日当たりも良いので、汗だくに、、、。 やっぱりここは恐竜が住む熱帯なのかぁ(妄想ね笑) 北尾根に出ると急に雰囲気変わります。 まるで恐竜の背中を歩くかのように、一面が岩の塊って感じでテンションアゲアゲ! 北アルプスとかもこういう岩の道になっているのかなぁ!?っと 勝手に妄想してたらなんだか楽しくなっちゃって、 一気に次の東尾根分岐まで登れちゃいました!! こういう気分を盛り上げる妄想は大事です!!(笑) =======中編======= 北尾根と東尾根との分岐は看板でわかったのですが、 ここから上臈岩方面へ向かう入り口がちょっと分かりにくかった。。。 でもここで焦ることなく、YAMAP地図で現在位置を把握し、 辺りを見渡せばすぐに見つかりました! 先に進むと途中でビューポイントが3か所くらいありますので、 ここで昼飯にしてもいいなぁと、下調べしながら進みます。 また分岐になり、案内板をよ~く見ていると、 上臈岩岩峰群。。。えっ!複数!?とここで気づく(笑) 全部見てやろうと思ってしまう、欲張りなオッサンハイカーに変身! 全部盛りの周回ルートを考えるが、空腹のせいかいまいちイメージ湧かない、、、。 ここは一つ一つ手前から見ていこうと、すぐに諦める(笑) ここからは写真の方が分かり易いですが、こんな感じで回ったはずです。。。 ①亀顔石 ←亀の顔はどの向きから見た場合?? ②飛石 ←実は三か所。まさに飛込台!岩の先には湖しか見えません。 ③外の上臈 ←時より風強く飛ばされそう。 ④下の上臈 ←今日のキャンプ地(昼飯) ⑤兜岩 ←どれが?ってなるところ ⑥中の上臈 ←密ですで長居できず。少し手前で引き返す ⑦間の上臈 ⑧上臈岩 ←本命!ロープ場と密で停滞。ここで一緒に待ったソロ兄さんは下道回ってきたらしくリスペクト! ⑨裏の上臈 ⑩奥の上臈 ←実は二箇所あって、烈岩からの断崖絶壁感がヤバかった! 実は①亀顔石の手前にある連絡路から 下道(地道:案内図ピンク色ルート)に降りようとしたのですが、 20メートル位の下りを半分位は滑り落ちて下りていき、 その先の下道の荒れ具合を見た瞬間、撤退しました。 =======後編======= 岩峰群では楽しくて疲れを感じていなかったが、 膝のダメージはかなりあったみたいで、ペースが上がらない。。。 初めて下山途中に設けたおやつタイム。 最近ハマり中の『薄皮あんぱん』を食べてリフレッシュ! ここからは道もアップダウンもあるし、岩々でなかなかハード。 ペース維持よりもコケて怪我しないように地道に歩く。 すると、ピークで休憩されている、ご夫婦に道を聞かれる。 色々とお話しを伺ったところ、要約すると『獅子岩』とやらを目指して Aキャンプ場から東尾根に入り登ってこられたが、 お手持ちの地図ルートからはロストしているようでした。 困った、、、 獅子岩がある方角は地図を見れば判るけど、そこへのルートはYAMAPには載っていない。 それに、もう遅い時間だから、今から向かってもし何かあったらどうしよう。。。 とりあえず現在位置をYAMAPの地図上でお見せして、 想定していたルート上から外れていることをご理解していただき、 もし獅子岩が上臈岩にあったとしたら、ここからはまだまだ時間が掛かることを お伝えしてみた。 すると、今日は遅いから諦めようと言っていただいたので、ここで一安心。 お役には立てなかったけど、 まだチャレンジすればいいからっと言っていただけたのが、なんか嬉しかった。 しばらくは、ご夫婦と一緒に三人パーティでの下山。 奥様は登山を今年から始めたそうで、先日もご夫婦で山梨県の 富士山が見える山へ行き、1泊2日で3山も廻るほどの熱量をお持ち。 三人で山トークしながらの楽しい下山タイムに様変わり。 すると、開けた場所でダム湖に太い虹がかかっているのを発見! 太いですね~いいですね~ラッキですね~!!と共感。 グループ登山ってこんな感じなのかなぁ~。こういうのもいいなぁっと実感しました! ご夫婦とは、シャクナゲ尾根とシャクナゲ北尾根の分岐にてお別れして、 ソロに戻る。 ここからは、なかなかバリエーション豊富な道で楽しかったのですが、 雨で濡れた岩越えのところだけは、ツルッツルでめっちゃ怖かった~(笑) なんとかAキャンプ場への分岐までくると、下から子供の声が聞こえてきて すごい安心感に包まれる(笑) ここからは、シダの森でときよき下から聞こえるキャーキャー声もあり ジュラシックワールドの世界へ突入した感じでシダの森撮影会。 すると突然!間後ろ10メートル位のところから ガサッ!ガサガサガッ!とシダが揺れる音。 えっ!イノシシ!??でもシダで隠れて姿は見えない。。。 とりあえず手をパンっと叩いてみるが反応もない。。。 熊鈴をしまっていたことに気づき、ベルを引っ張て熊鈴ON! 少し急いで下り始めてすぐ、右前方50メートル位のところに赤い顔したサル2匹発見! えっさっきのガサガサ音の正体?だとしたらめっちゃ早いなぁ。。。 でも2匹しか見えないし、前を横切る感じで遠ざかっていくから大丈夫かな。 ちょっと不安になるが熊鈴を大きく鳴らして下りていく。 その時、前方100メートル位さきにの登山道に違うサルの群れがいるのを発見! えっ!さっきの2匹とは違う群れなのか?どっちにしても前方は囲まれている!? 赤ちゃんザルを背負ったサルも含めて10匹位の群れかな? 時よりこちらをみながら左へ向かっている。 サルたちが立ち止まってこっちを見るたびに、 私が奇声をあげながら両手を広げて(体を大きくみせるためね笑) サル群れが登山道から居なくなるのを待つ。 さっきまでのジュラシックワールド妄想モードは吹き飛び、 奇声を発しながらTポーズする変態モードで下山となりました(笑) 下山後は、先ほどのご夫婦が無事に下山されるかが気になっていたので、 登山口が見えるところで待機し、再度ご挨拶してお別れしました。 おしまい
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