焼肉竹の親父の山歩記　竜ヶ岳・静ヶ岳(滋賀県) 心の山

昨日の朝は登山靴の靴紐がなくなってしまってることに気づき、竜王のアウトレット内にある登山道具専門店モンベルに足を運び、2時間近いロスタイム。 したがって、予定してた時間に下山することができず、暗闇に包まれた夜の山道。 またヘッデンの助けを借りることに。 しかし、その代わり、素晴らしい夕映えの山の景色や三重、名古屋方面に拡がる夜景を見ることができて、この世とは思えぬ美しさに感動しました✨ 紅葉の時期は過ぎて、淋しい風景を想像してましたが、淡い雪が溶けて泥濘の尾根道を歩いていると、枯れ葉や落ち葉が夕映えに神々しいまでに黄金色に輝く様相。 西方極楽浄土やガンダーラ、日の当たる場所、ユートピア、天国と、人は理想郷を夢見ますが、この世こそがそれだと気づくことができません。 自分もそうでしたが、病気になったり、大切な人や何かを失って初めて、また山に登るようになってから尚更、そのことを痛感しました。 さらにもっと言えば、外にではなく心に存在するものだと言えます。 捉え方。 認識力。 解釈力。 洞察力。 本来、誰もが持ってる潜在能力で世界が変わる、自分が変わる、人生が変わるはずです。 結局、良くも悪くも世界を自分が作ってるということですね。 しんどい仕事も、誰かのため、何か意味づけさえできれば、生き生きと喜んで働くことができるのではないでしょうか❓ 偉そうなことを言ってしまいましたが、すべて自分に向けた言葉であります。