活動データ
タイム
19:17
距離
17.7km
のぼり
1453m
くだり
1454m
活動詳細
すべて見る甲武信小屋締めのお手伝い。 来年の小屋開け後にすぐに食べられるインスタント系の食料を運搬。小屋泊なので食料を持っても、いつものテント泊よりは軽々。毛木平駐車場からの足取りも軽く、登山道が凍っているところは慎重に歩き標高を少しずつ稼ぐ。 前日は氷点下10℃以下となり極寒だったらしい。おかげて甲武信ヶ岳山頂は霧氷がお出迎え。富士山もこれ以上ない凛々しい姿を現し、山頂で絶景を拝みながら小休止。 煙突からモクモク、いつも暖かい部屋で迎えてくれる甲武信小屋へ到着。すぐに温かい珈琲とサンドメーカーで挟んだカレーまんが登場。 午後から小屋締め開始。まずは水を確保する事が優先。400Lの大型容器をきれいにし、室内に設置し水を貯める。次に冬の雪に備え窓を大きな板で塞ぐ。外と中で連携し、板がハマると室内が暗くなるけど暖かい。外に置いてあるテーブルやベンチを1箇所にまとめ、これでデッキも今季終了。外が寒くなり今日の作業は終わり。 夕日を拝みに誰もいない静かな山頂へ。寒さのおかげで、遠くの北アルプスもバッチリ。刻々とグラデーションの色が変わり、言葉にならない絶景。小屋のお手伝いで来た山行だけど、こんなご褒美が待っていたなんて有り難い。小屋に戻ると残り物の食材を上手に調理し、夕飯は豪華。冷え切った体に温かい食事が染み渡る。暖炉と布団の暖かさと登山とは違う筋肉を使いあっという間に深い眠りに。 え〜~~、6時過ぎてる。この季節、日の出は山頂からしか見えないので、完全に寝坊。まだ太陽が出でくるまで20分あるので、速攻支度をして、ダッシュ。ハーハー言いながら、何とか呼吸を整え、昇りたての太陽をパシャ。何とか間に合った。 今日は水を吸い上げてタンクを満タンにする作業。ポンプが凍っているので、お湯をかけて何とか始動。水をためている間に2階の片付け。布団をまとめ、窓塞ぎを同時進行。2階も片付き、大きな作業はほぼ終了。最後に今季最後に残ったカレーライスをいただき、別れを告げて下山。 そこに行けば必ずある山小屋。小屋を維持し続ける大変さを改めて認識。小屋あっての安心登山、感謝を忘れないよう、山旅を続けていこう。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。