活動データ
タイム
10:58
距離
18.9km
のぼり
1445m
くだり
1443m
活動詳細
すべて見るちょっと行ったことないとこ行こうと。 そこで、ちょうどいつも思ってた甲津畑から少しずれたコース、カクレグラ、タイジョウを行ってみようということに。 最近、行く人も増えてるし、行けるやろと簡単に考えて。行ってみた。 前日、予想外の荒れた天気だったが。車運転して高速を走るころには、星空が晴れ渡ってる。 そして、着く頃には風も収まって、素晴らしい好天になってた。 甲津畑に着いた時には、いつも通りの真っ暗。 なのに、ついてびっくり。6時前に着いたのに。すでに3台も止まってる・・・。初めてかも。。 真っ暗なので、ヘッデンつけて準備をする。徐々に明るくなってきた。 秋はさすがに終わりかけだったが、それでもなかなかいい感じの木は残ってた。 それらを見ながら初めて甲津畑の隣の橋を渡って林道を進む。 ナカナカの断崖が続く。いったいどこから登るんやと・・思いながらハシゴを探すと。。 上からぶら下がる木にぶつかったり、とげに絡まったり、溝にはまったりしながらやっとハシゴを見つける。 最初からナカナカ不安な感じ。ただ、明るくなればほど、好天なのが分かる。 そして、なかなかの紅葉が残っていた。 梯子を上ると。。そもそもハシゴが角度がキツイ。そしてそこに現れた登りは。 300回を超える山行でも1,2を争う急登でした・・・。そして恐ろしいほど滑る。 ここまで来たら引けん。枝つかみつかみ無理やり登る。 まあ、10分くらいなので、軽いデモンストレーションな感じ。早速汗かきそうになって、直ちに上着は脱ぐ。 そこからは比較的マシな登りに代わる。スゴイ涼しい。車では2℃だったので、そのくらいな感じ。 風が無いからスゴイちょうど良い。見る見る景色が変わる。 さらに明るくなってくると周りの山も見えてきて。終わりかけだけど紅葉が素晴らしい。 そう思いながらさらに高度を上げていくと、久しぶりの足感覚が。パリパリなってる。 音が皿うどんらしい。そうくるか。確かにそんな感じするわと思ったが、そう言われるとそれ思いつかへん・・・。 足元が見る見る白くなってくる。ひさしぶりやなーこの感覚。でも、まだ11月なんですけど。。 登れば上るほど白いのが増える。まあテンションは上がる。 馬酔木の木が増える。そして、邪魔。馬酔木の木は雪の積もり方が多い。しなって道を塞ぐ。ちょっと当たると猛烈に雪を落とす。たちまち上半身は濡れた。まあ乾くやろ。 でも、景色は素晴らしい。とんでもない急登で時間が早く高度上げたおかげで、雪が全然落ちてない。 だんだん霧氷も出てきた。さすがに大きくはないが、ほとんど落ちることなく、景色はスゴイ良い。 更には、周辺の山々は、下半分は紅葉や緑の景色。上の方は真っ白の景色。 良く写真では見るけど、実物見るのは初めてなくらいの景色でとても良かった。 すぐ着くと思ってたけど。急登がキツ過ぎて。まあまあ時間がかかった。 それでも何とかカクレグラ到着。隠嵓。確かに周辺の山に隠されてる感じがする山だった。 看板がまた雪で埋まっていい感じだった。ひとしきり景色を撮影して進む。 早速道を間違える。カクレグラから少し戻って、横に曲がる必要があった。 そこも木に埋もれていてかなりわかりにくい。 そして、始まる雪に埋もれた馬酔木が道を塞ぐ、押しのけ押しのけ進む。避けて進む。 が、ナカナカ進まない。雪が足元を隠して、枝なのか地面なのかもわからない。 1時間くらい進んだ。たぶん、倍は時間かかった。そこでまた痛恨のルートミス・・・ 10分くらい下った。戻るの20分くらい・・精神的なダメージがでかかった。 それでも、何とか進むとタイジョウへ続く急登が始まる。 ナカナカのきつさ。さらに徐々に雪が深くなる。 タイジョウ手前の最後急登がまたスゴイ。真正面から壁になっていて登れない。 地図の道通りの左に巻きながら登っていく。 大きい岩がゴロゴロしてるが、雪で隠れて踏み場も分からない。巻いて巻いて何とか登り切った。 やっと着いたタイジョウ。看板もない。ちょっと寂しいところだった。 そこからしばらくマシな道になったが。タイジョウからイブネへ抜ける道の途中、 ビックリする細尾根&急登。さらに雪でぬかるんで猛烈に滑る。 滑ったらかなり落ちる。つかむものが無い。これは強烈に厳しい道が続く。 ただ、もうすぐいつものイブネの道に抜ける。もう着くもう着く。それだけ信じて、進んだ。 薊の細尾根をさらにきつくした感じ。そしてやたら雪でぬかるんで滑る。 きつかった。。ただきつかった。。今までの雪山で一番きつかったなー。 何より滑るプレッシャーがキツイ。 アイゼン持って行った方が良かったかも。予想を超える雪の深さで靴もずぶぬれになって。 そして、いつものイブネに着いた。いつも以上素晴らしい。空気がいつも以上に澄んでる。 御在所がスゴイ近くみえる。遠くに見える御嶽(だと思う)の雪が輝いて、目に焼き付くくらい。 琵琶湖もとんでもなくくっきり見えて。そして、雪がまばらに積もる苔の景色。 今年の苔はやっぱり深くて。あれはちょっとふかふか過ぎて、ちょっと苦手かも・・ まあ、十分満喫して、安心の杉峠からの千種街道で無難に戻った。 相変わらず、素晴らしい渓谷の景色は癒される感じがする。 前日はスゴイ荒れて雪があんなに積もるかみたいな。なのに、こんな好天になるとは・・ よほど日頃の行いのいい人がいるんでしょうね。
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