【「浅間隠山」日本二百名山ピークハントクエスト〜十座目〜】

今日は四阿山を登った後、草津白根山を登る予定だったが、雪山での山行と雪道の移動で従来より時間がかかるだろうと思い、ターゲットをまたいつ登れなくなるかわからない噴火警戒レベルが１に引き下がっている草津白根山のみに変更していた。 ところが、登山口に向かうつまごいパノラマラインの分岐路から石津硫黄鉱山跡に向かう道路が雪深く進めないので断念せざるを得なかった。 昨日濃い山行ができ充実していたので、横浜にのらりくらりと帰ろうと思っていたが、近場で日本二百名山で手軽に登れる山はないかとふと思い調べたら都合よくあったのが浅間隠山。 標準コースタイムは往復２時間半。 それだけでは物足りないので近場の駒髪山もついでに攻めることにした。 最初は駒髪山。 こちらはそんなに距離はないとはいえ、直登急登を登らされる。 おまけに山頂は標識もなく眺望も望めず、小さな祠があるのみ。 地図上では先の方に進める道があるが、行ってみると全く道はなく雪が積もっていなければ歩くのも困難。 正直駒髪山自体は行く意味が全く無かったが、登山口付近から望める浅間山は圧倒的な存在感。 駒髪山を攻めに行っていなかったら絶景ポイントを見逃していたのでまあ良しとしよう。 浅間隠山までは最初ちょい急登で途中平坦路になりサクサク距離を稼げるが、最後は急登を登らなければならない。 冷たい風も時折吹き込んできて、昨日より薄着のため結構寒かった。 山頂に近づくにつれて太陽も高くなり、気温も上昇してくれたおかげでなんとか耐えられる寒さになり一安心。 山頂手前と山頂からは絶景が拝める。 浅間山はてっぺんが雲に覆われてしまっており、全容を望むことはできなかったが、代わりに山々の奥にひょっこり富士山を拝むことができた。 手軽に登れて絶景も望める山なのに、時期のせいか山頂を独り占めできじっくりとジャンプ撮影に臨めた。 下山は雪をクッション代わりにサクサクと下りていく。 これで日本二百名山１０座目のピークハントに成功し、１０分の１をようやく達成。 日本百名山同様こちらも先は長い！ 余談で、更にどうでもいい話だが、登っている最中に今日の登山服とアイテムが全てブランドがバラバラだったことに気づいた。 車に放り込んでいた服を何も考えずに着てしまったのでコーディネートもへったくりもないが、なんとなくひとりでニンマリしてしまった。 最後に記念に写真を撮ってみたが、統一性が無さ過ぎて笑える。 登れる山も限られてきており１１月は駆け込みで週２ペースで登っていたので、１２月は少し抑えめにしたいと思う。 結果楽しい山行ばかりだったが、流石に疲れた１ヶ月だった。