活動データ
タイム
05:37
距離
6.3km
のぼり
618m
くだり
618m
活動詳細
すべて見る新大分百山ラスト5座目は津波戸山。国道10号線を北上、杵築市と宇佐市の境界付近を右折し、津波戸山の案内標識に従って進むと、登山者用の広い駐車場に到着した。驚いたのは駐車場がほぼ満車状態だったこと。団体さんがいるのかな? スタート後はしばらく緩やかな舗装道を進む。進行中、左手に岩壁をむき出しにした津波戸山の全体が見える。舗装道の終点に登山口の標識があり、そこから樹林帯の山道が始まった。津波戸山の取りつきまでは普通の山道を緩やかに登る。 途中の水月寺跡に、88箇所の弘法大師様廻りをするための順路の説明があったが、はじめて登る山だったのでルートのイメージができなかった。 そこからしばらく進むと、津波戸山の取りつき手前に、右方向の急斜面を鎖で登るルートと山道を直進する分岐に到着。88箇所廻りを1番大師から順番に廻るなら直進。88番大師から逆廻りをするなら右の鎖を登る。今回はルートをイメージできないまま登ったので、右の鎖場から登って逆回りしてしまった。 鎖場を登り終えると岩峰の尾根に出る。岩峰の尾根から見える景色は絶景。周辺の岩峰や津波戸山山頂、遠くには由布鶴見山群が一望。岩峰は津波戸山山頂の尾根まで続いている様に見えた。ここからは岩峰の尾根を登ったり、尾根のサイドをトラバースしたりしながら登るのだろうと想像できた。 そこからしばらくの間、岩峰の尾根を進む。尾根の幅はそこそこあるが、両サイドが数十メートルの絶壁になっているので慎重に進んだ。尾根上にはいくつもの弘法様が立っていた。そこから尾根上や尾根の左をトラバースしながら進み、最後は鎖やロープで岩峰の左から下りて枯沢に至る。枯沢に下りたところに夫婦杉、夫婦岩、夫婦岩の間をくぐったところに大きな弘法大師像がある。枯沢を登り続けると、右側の岩峰に登って1番大師の方に下山するルートと山頂方向に登る分岐がある。山頂方向へ登ると水月寺奥の院があり、そこからさらに登ると津波戸山山頂の尾根に至る。 尾根に出ると、向かって右方向が津波戸山本峰、左方向が津波戸山に至るルートになっている。両ルート共にこれまでの険しい登りとは違い、穏やかなアップダウンの山道を歩くことができた。まず津波戸山本峰をめざす。ヤマップルートはないのでリボンを頼りに進み、問題なく山頂到着。周囲は樹林帯のため山頂の景観はゼロ。次は分岐まで戻り、津波戸山をめざす。こちら側のルートはヤマップルートがあるが、なくてもルートは十分に認識できた。津波戸山山頂の景観も同じくゼロだが、山頂の先に展望所があり、そこからは宇佐平野や宇佐山群が一望できた。ここで昼食タイム。 昼食後、再び分岐まで戻り枯沢方向に下山。途中で登りルートの岩峰と反対側(下山方向から見て右側)の岩峰の尾根に至る鎖場があり、そこを登って尾根に至った。尾根に出るとしばらくは切りたった岩峰の上を慎重に降りていく。下りの岩峰は登りの岩峰と違って途中で切れているため、その度に鎖で一旦下りて、その先の岩峰に鎖で登るという作業を繰り返した。その作業の途中で、「針の耳」や「左京の橋」と呼ばれる名所を通過。 その後、最後の鎖場を下りて岩峰ルートが終わると、後は緩やかな山道を下を進んで無事に下山。久しぶりに緊張感とアスレチック感を味わえる登山を楽しめた。 津波戸山踏破で新大分百山96座達成。 残る山は 41 華岳 42 鋸山(田原山) 44 御許山 81 元越山 の4座。
メンバー
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