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大山(神奈川)〜蓑毛からヤビツ峠経由の写真

2021.11.28(日) 11:01

東京方面

この写真を含む活動日記

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9.6 km

1024 m

大山(神奈川)〜蓑毛からヤビツ峠経由

大山 (神奈川)

2021.11.28(日) 日帰り

 大山は登山を始めた最初の山で、7月以来2回目。今回は表参道ではなく、秦野からバスで蓑毛下車、ヤビツ峠を経由して登る。帰りは見晴台、大山寺経由でケーブル駅バス停まで。  真夏の表参道は暑くてキツくて途中の眺望は無く、山頂からもガスで東京方面の一部しか見えなかったが、今回は天気も眺望も最高だった。    蓑毛からヤビツ峠までは静かで穏やかな山道で気持ちが良い。余り人気が無いルートかと思いきや、登山者もチラホラ。片側が切れ落ちて危険な箇所があるような情報もあって怖いもの見たさもあったが、滑り落ちそうというほどの危険を感じる所は無かった。途中、木々の間から湘南の海と江ノ島が見えた。約1時間でヤビツ峠に到着。  今年出来たというヤビツ峠のレストハウスにはYAMAP提供の栄養ゼリーが無償で置いてあり嬉しかった。  ここから本格的な登りになった。木の階段などで急激に高度を上げていく。登山者も多く、ときどき年配の方々を抜かせていただきながら登っていく。  高度が上がり西の方に視界が開けると、雲一つ無い真っ青な空を背景に7合目辺りまで雪を被った富士山が大きく美しく、まさに絵に描いたように見える。  高度が上がっても鞍部に下りてまた登り返しなどの変化もあり、山頂まではとても長く感じたが、相模湾方面の視界が開けて眺められるスポットが道の脇にあったりして飽きさせない。陽光に眩しいくらいに照らされた相模灘を見渡すことができ、伊豆大島も近くに感じるくらい良く見えた。  高度を増して山頂も間近になった頃、富士山の右手遥か遠くには、先程まで見えるか見えないかくらいだった南アルプス連峰の頭がすっかり顔をのぞかせている。アプリで確認すると赤石岳あたりだ。その少し左に独立したテッペンが見えるのが聖岳らしい。いずれも誇り高く神々しい感じがする。  そこからひと登りで山頂に到着。紅葉祭りの最終日で、とても賑わっている。おにぎりやらラーメンやらお昼ご飯を食べている人が多いが、まだ11時なので少し我慢して見晴台へと向かう。かなりの急坂をひらすら下りる。登りも下りも登山者が多いので譲り合い気をつけながら進み、山頂から約1時間で見晴台に到着。  開けたスペースに木のテーブルがいくつも並べられ、登山客が大勢休んでいる。眺めの良いテーブルに相席で座らせてもらい、おにぎりの昼食でひと休み。眼下には東京方面、新宿の高層ビル群が見え、遥か彼方には薄っすらと筑波山が見える。  ここから下社までひたすら下りる。結構切れ落ちた斜面沿いの道が長く、転落防止のための手すり状の鎖が結構長く設置されている。下社はケーブルカーで上ってきた観光客で大変な賑わいだ。  ここからは女坂を下る。前回は石の階段で疲労したが、今回はストックで衝撃緩和と、時折り身体を斜めや横にして使っていない筋肉を使うようにしてみたので、前回ほどでは無いはず。ただしこれは明日起きて見ないとわからないことではある。  大山寺の紅葉は末期で🍁がちぢれてきている。それでも赤や黄色の紅葉はこの時期ならではの彩りだ。  ケーブルカー乗り場を過ぎストックをたたみ、店が立ち並ぶ通りを下りてバス停に到着。とても良い一日でした。