『日本百名山074』石鎚山(いしづちさん)1,982m

2021.11.27(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 42
休憩時間
2 時間 26
距離
9.2 km
のぼり / くだり
727 / 724 m

活動詳細

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◎雪化粧の天狗岳とご来光を見たくて、朝早くスタートして山頂に着きましたが、天候が悪く見ることができませんでした。 ◎1,650mぐらいから積雪があります。チェーンスパイクを使いました。 ◎ニノ鎖小屋に避難小屋があり、きれいです。近くのトイレは冬期閉鎖と書いていますが、扉が開けられます。使いたいと思えば使えます。 石鎚頂上神社の真っ下にも避難小屋があり、使用可能です。 ◎早朝の山頂はマイナス5°ぐらい、強い風もあり、体感温度はマイナス10°かな?しっかり防寒対策を。 ◎[劍山]→🚙→[石鎚山]→🚙→[徳島駅]  登山口までの山道20kmはほぼ一車線で運転に気をつけましょう。 「石鎚山は四国のみならず西日本最高の山である。わが国で最も古くから讃えられた名山の一つで、『日本霊異記』にその名前が現れている。石鎚神のいます山としてあがめられ、まだ山岳が仏教の影響を受けない昔からの名山であった。石鎚という語源は、木暮理太郎氏の説によれば、古名はイワツチであって、そのツチは南洋系語のチュチュで長老を意味する。石鎚山は岩山の頭目という意味で、イワツチと呼ばれた。それは頂上付近の露岩からきたものであろう。」 「北側から登るのが表参道であろうが、私は南の裏側の面河渓から登った。こちらの方が原始的な自然の姿を残している。この道は、頂上の近くで表参道と一緒になる。露岩に、下から順に、一ノ鎖、二ノ鎖、三ノ鎖とかかっていて、上に行くほど鎖は長くなり、急峻さも増してくる。表・裏の道の合併するのは、その三ノ鎖の下である。太い頑丈な環を組んだ鉄の鎖で、いかにも石鎚山が古くから民衆の登山の対象であったことを偲ばせるものだ。」 「鎖を登りきると、弥山と称する岩ばかりの頂上で、石造の祠があった。一般参詣者はここを石鎚の頂上としているが、四国最高の地に立つためには、更に天狗嶽という岩峰まで行かねばならぬ。ここの方が弥山より約二十米高い。」 「私がその頂に立った時は、期待していた瀬戸内海は雲の下に隠れていたが、石鎚山を盟主とする多くの衛星峰を望むことが出来た。有象無象の山々の彼方に遠く土佐湾があった。東の方には無数の山波が続いて、その果てに阿波剣山の連嶺も望まれた。」 深田久弥/日本百名山より

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