Findingシリーズ第二弾　FindingYOKO in紀泉アルプス

ボクらのアイドルYOKOがアフロ男にさらわれた。 アフロ男からYOKOを奪還すべくボク達は紀泉アルプスへ向かったのである… ってストーリー仕立てですが… ボクらのアイドルYOKOさんは5月に足を骨折し、なかなか皆で山歩きに行くことが出来なかったのです。今日は久しぶりに歩けるようになったYOKOさんを祝いつつ山登りもしようっていうのが本来の目的です。 ようやく…です。一緒に山に登れる日が来たのは。 大体の集合時間・場所を決めて、その間でアフロ男を見つけようってミッションです。 登山口や入山する時間帯もバラバラ。もしかしたら集合時間までに見つけられんかもしれんし、入山口でパッタリ会う可能性もあるし。そんな遊びです。 裏ミッションとして、各自1品ずつ鍋の具材を用意してもらい集合後みんなで鍋を食べます。 全員で13名の参加。各自バラバラなのですが、ボク達6名は山中渓から入山しました。 紀伊駅に駐車し電車で山中渓駅まで行くのですが、ギリギリの時間でしたので猛ダッシュです。 久しぶりですね、電車に駆け込んだのは。 山中渓駅から少し歩くと登山口。前日に降った雨の影響も無く道もしっかりしている。 歩くと汗ばむが、心地よい風がそれをかき消してくれる。寒いと思ったけどこれぐらいなら大丈夫。 ほどなく第一パノラマに到着。 関空や淡路島方面が一望。少し登ったらこんな景色が見れるのって最高やん。 しばらく歩くと、別グループのu氏と合流。 彼女も山中渓駅から来たみたい。ボク達ゆっくりグループにすぐ追いついた。追いついて早々にボクに強く戒める。彼女はボクの身体を心配してくれる数少ない友人の1人だ。痛風になり何回も直前で山行を中止にしたボクが悪いんだけどね… 雲山峰への登りの途中、別グループのS氏達と合流。 彼らはまだアフロ男とヨーコさんに会っていないと言う。 集合場所まではもう少し。みんなが思った 「これはリアルファインディング（遭難）になってるんじゃないか」 そんな思いも杞憂に終わり集合場所に到着。 アフロ男とヨーコさんはボク達よりだいぶ遅く山中渓駅から出発したそうだ。 道中ボクら仲間には合わず、折角のアフロの格好も無駄打ちに終わってしまったのは言うまでもない。 彼らが来るまでせめて熱々のお鍋を用意しようと、集まったみんなの食材を確認することに ラーメン… ラーメン… ラーメン… 肉 しめじ しめじ しめじ 卵焼き 大根 レンコン など… 肉持ってくる人が居なかったら？と思うと、ゾッとする。 山行中は晴れ間が見えていて心地よい山歩きだったが、主役の2人を待ってる集合場所は晴れ間もなくなり極寒。とにかく寒い。ときおりパラパラと雨もみえる。神や仏の存在は信じないが、雨男の存在は信じても良いと思っている。 お鍋の具材を投入してそろそろ食べごろかっ⁈って時に主役のおふたりが到着。 リアルファインディング（遭難）にならなくて良かったけど、ボクらのアイドルYOKOさんはリアルにアフロ男にさらわれていく。 ご結婚おめでとう。いつまでもお幸せに。