冬山歩荷トレ@塩見岳

2021.11.20(土) 3 DAYS

いよいよ雪山シーズン突入ですね。 既に色々計画している本番に向け、冬山テント泊と歩荷のトレーニングに選んだのは、南アルプスのへそ、百名山でもある塩見岳(3,052m)です。 あくまでも歩荷トレの為、80Lザックに要らないものまで詰め込めるだけ詰め込み、重量28kg、自己記録更新です。 おかげで、ただでさえ山深い南アルプスのルートが、∞ループのごとく永く感じられました。 しかし、今回山行の核心は、登山口に向かう真っ暗山道での脱輪アクシデント。 JAFさえ来てくれなさそうな山の中、いったいどうやって脱出したのか!? 答えは・・・ けど、こうして終わってみると、やっぱり、楽しかったことしか浮かんでこない。 さぁ、今シーズンも雪山を楽しみますよ!

駐車場から鳥倉登山口まで、なだらかな坂道を約40分。丁度良いウォーミングアップになります。伊那谷の紅葉は終盤を迎えてましたが、おかげでフカフカ絨毯を歩けました。
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駐車場から鳥倉登山口まで、なだらかな坂道を約40分。丁度良いウォーミングアップになります。伊那谷の紅葉は終盤を迎えてましたが、おかげでフカフカ絨毯を歩けました。

駐車場から鳥倉登山口まで、なだらかな坂道を約40分。丁度良いウォーミングアップになります。伊那谷の紅葉は終盤を迎えてましたが、おかげでフカフカ絨毯を歩けました。

久しぶりの無風快晴にテンションもアゲアゲ。
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久しぶりの無風快晴にテンションもアゲアゲ。

久しぶりの無風快晴にテンションもアゲアゲ。

写真の加工は一切しておりません。12頭身かな。ザックがデカイ。
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写真の加工は一切しておりません。12頭身かな。ザックがデカイ。

写真の加工は一切しておりません。12頭身かな。ザックがデカイ。

DIY感満載の丸太階段は北アルプスにはない、なかなかのヤサグレ感です。ロシアンルーレットというか、黒ひげ危機一髪というか・・・、一歩いっぽ慎重に登ります。
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DIY感満載の丸太階段は北アルプスにはない、なかなかのヤサグレ感です。ロシアンルーレットというか、黒ひげ危機一髪というか・・・、一歩いっぽ慎重に登ります。

DIY感満載の丸太階段は北アルプスにはない、なかなかのヤサグレ感です。ロシアンルーレットというか、黒ひげ危機一髪というか・・・、一歩いっぽ慎重に登ります。

登山口からテント場がある三伏峠(日本一標高が高い峠とのこと)までは、「1/10」「2/10」とカウントダウンの標識あり。そして最後は、「三伏峠小屋まであと200歩」の看板。ワタクシ、199歩でしたよ( ̄ー ̄)
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登山口からテント場がある三伏峠(日本一標高が高い峠とのこと)までは、「1/10」「2/10」とカウントダウンの標識あり。そして最後は、「三伏峠小屋まであと200歩」の看板。ワタクシ、199歩でしたよ( ̄ー ̄)

登山口からテント場がある三伏峠(日本一標高が高い峠とのこと)までは、「1/10」「2/10」とカウントダウンの標識あり。そして最後は、「三伏峠小屋まであと200歩」の看板。ワタクシ、199歩でしたよ( ̄ー ̄)

三伏峠のテント場。今回3日間完全貸し切りでした。さて、テントの写真見てなにか違和感ありませんか?なんと別なテントのポールを持ってきてしまいました。細引きを使ってなんとか形にして臨機対応。
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三伏峠のテント場。今回3日間完全貸し切りでした。さて、テントの写真見てなにか違和感ありませんか?なんと別なテントのポールを持ってきてしまいました。細引きを使ってなんとか形にして臨機対応。

三伏峠のテント場。今回3日間完全貸し切りでした。さて、テントの写真見てなにか違和感ありませんか?なんと別なテントのポールを持ってきてしまいました。細引きを使ってなんとか形にして臨機対応。

雪から水を作るとどうしてもゴミが出るし、水質的にも不安。ということで、浄水器を投入です。メーカーは違うものの、ナルゲンの広口にシンデレラフィット。これは使えます。
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雪から水を作るとどうしてもゴミが出るし、水質的にも不安。ということで、浄水器を投入です。メーカーは違うものの、ナルゲンの広口にシンデレラフィット。これは使えます。

雪から水を作るとどうしてもゴミが出るし、水質的にも不安。ということで、浄水器を投入です。メーカーは違うものの、ナルゲンの広口にシンデレラフィット。これは使えます。

氷点下7度まで下がりましたが、体感的には思っていたより寒く感じず、ちょっと残念。夜明け前にヘッデン付けて、塩見岳にいざ行かん。樹林帯を進みます。
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氷点下7度まで下がりましたが、体感的には思っていたより寒く感じず、ちょっと残念。夜明け前にヘッデン付けて、塩見岳にいざ行かん。樹林帯を進みます。

氷点下7度まで下がりましたが、体感的には思っていたより寒く感じず、ちょっと残念。夜明け前にヘッデン付けて、塩見岳にいざ行かん。樹林帯を進みます。

塩見岳は「漆黒の鉄兜」とも言われているとのこと。この写真をどうしても撮りたかった(^^)。
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塩見岳は「漆黒の鉄兜」とも言われているとのこと。この写真をどうしても撮りたかった(^^)。

塩見岳は「漆黒の鉄兜」とも言われているとのこと。この写真をどうしても撮りたかった(^^)。

朝日が幻想的。この日、雲の流れが速く、青空が出たり、ガスったり、曇ったり。
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朝日が幻想的。この日、雲の流れが速く、青空が出たり、ガスったり、曇ったり。

朝日が幻想的。この日、雲の流れが速く、青空が出たり、ガスったり、曇ったり。

遠く雲海に浮かぶのは中央アルプス。空木岳、宝剣岳、木曾駒ケ岳が見えてる、はず。
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遠く雲海に浮かぶのは中央アルプス。空木岳、宝剣岳、木曾駒ケ岳が見えてる、はず。

遠く雲海に浮かぶのは中央アルプス。空木岳、宝剣岳、木曾駒ケ岳が見えてる、はず。

途中、塩見小屋に寄って休憩。朝作ってきたホットカルピスが身体に沁みます。とっても美味しい。
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途中、塩見小屋に寄って休憩。朝作ってきたホットカルピスが身体に沁みます。とっても美味しい。

途中、塩見小屋に寄って休憩。朝作ってきたホットカルピスが身体に沁みます。とっても美味しい。

いよいよ塩見岳のピーク(西峰)が見えてきました。
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いよいよ塩見岳のピーク(西峰)が見えてきました。

いよいよ塩見岳のピーク(西峰)が見えてきました。

頂上直下はこんな感じ。クサリ場あり、浮き石ありで結構な岩々でした。雪はまだ少なくミックスになっていて逆に大変。でもこれがまた楽しい。
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頂上直下はこんな感じ。クサリ場あり、浮き石ありで結構な岩々でした。雪はまだ少なくミックスになっていて逆に大変。でもこれがまた楽しい。

頂上直下はこんな感じ。クサリ場あり、浮き石ありで結構な岩々でした。雪はまだ少なくミックスになっていて逆に大変。でもこれがまた楽しい。

振り返り、稜線。ずっと歩いて行きたい。
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振り返り、稜線。ずっと歩いて行きたい。

振り返り、稜線。ずっと歩いて行きたい。

登頂!塩見岳は西峰と東峰の双耳峰となっています。最終的にこちら東峰でやったぜポーズ。
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登頂!塩見岳は西峰と東峰の双耳峰となっています。最終的にこちら東峰でやったぜポーズ。

登頂!塩見岳は西峰と東峰の双耳峰となっています。最終的にこちら東峰でやったぜポーズ。

山頂からの眺め。こちらは荒川岳、赤石岳、聖岳、光岳。テントを背負って、縦走してみたい。いや、する!
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山頂からの眺め。こちらは荒川岳、赤石岳、聖岳、光岳。テントを背負って、縦走してみたい。いや、する!

山頂からの眺め。こちらは荒川岳、赤石岳、聖岳、光岳。テントを背負って、縦走してみたい。いや、する!

こちらは仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳、北岳、間ノ岳が一望。
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こちらは仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳、北岳、間ノ岳が一望。

こちらは仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳、北岳、間ノ岳が一望。

アップにすると、間ノ岳から仙塩尾根を結ぶ稜線がハッキリ。あたりまえだけど、地図で見ていた通り。この位置からだと北岳より間ノ岳が堂々とそびえています。
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アップにすると、間ノ岳から仙塩尾根を結ぶ稜線がハッキリ。あたりまえだけど、地図で見ていた通り。この位置からだと北岳より間ノ岳が堂々とそびえています。

アップにすると、間ノ岳から仙塩尾根を結ぶ稜線がハッキリ。あたりまえだけど、地図で見ていた通り。この位置からだと北岳より間ノ岳が堂々とそびえています。

山頂で十分満足して、また三伏峠まで下ります。そこで久しぶりにブロッケン現象に遭遇。
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山頂で十分満足して、また三伏峠まで下ります。そこで久しぶりにブロッケン現象に遭遇。

山頂で十分満足して、また三伏峠まで下ります。そこで久しぶりにブロッケン現象に遭遇。

2日目の夜。今晩から天気が崩れる予報。そうそう、この日見た夢に歌手の”Dua Lipa”さんが登場。なぜか私の恋人。で、なんだかんだで私が振ってしまう。そのときできた曲が「Break My Heart」という、ハチャメチャなストーリーでした(^^)。思わず吹き出して目が覚めるという・・・。
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2日目の夜。今晩から天気が崩れる予報。そうそう、この日見た夢に歌手の”Dua Lipa”さんが登場。なぜか私の恋人。で、なんだかんだで私が振ってしまう。そのときできた曲が「Break My Heart」という、ハチャメチャなストーリーでした(^^)。思わず吹き出して目が覚めるという・・・。

2日目の夜。今晩から天気が崩れる予報。そうそう、この日見た夢に歌手の”Dua Lipa”さんが登場。なぜか私の恋人。で、なんだかんだで私が振ってしまう。そのときできた曲が「Break My Heart」という、ハチャメチャなストーリーでした(^^)。思わず吹き出して目が覚めるという・・・。

雪山テント泊にはやっぱり鍋が最高。今回赤から鍋に挑戦。これがまた、まいうー。翌朝は残った汁にうどんを投入。全く万能です。
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雪山テント泊にはやっぱり鍋が最高。今回赤から鍋に挑戦。これがまた、まいうー。翌朝は残った汁にうどんを投入。全く万能です。

雪山テント泊にはやっぱり鍋が最高。今回赤から鍋に挑戦。これがまた、まいうー。翌朝は残った汁にうどんを投入。全く万能です。

3日目、やはり雨が降ってきました。滑らないように気を付けてゆっくり下山します。荷物も半減し、足取りも軽い。
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3日目、やはり雨が降ってきました。滑らないように気を付けてゆっくり下山します。荷物も半減し、足取りも軽い。

3日目、やはり雨が降ってきました。滑らないように気を付けてゆっくり下山します。荷物も半減し、足取りも軽い。

〆の温泉とごはんは、松川IC近くの清流苑。眺望の良い露天温泉は500円也。食事も美味しいし、十分。
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〆の温泉とごはんは、松川IC近くの清流苑。眺望の良い露天温泉は500円也。食事も美味しいし、十分。

〆の温泉とごはんは、松川IC近くの清流苑。眺望の良い露天温泉は500円也。食事も美味しいし、十分。

早朝の暗い中、鳥倉登山口までのクネクネ道を走る。

あれ?こんなに細い道?
間違えた??
…と思った瞬間

ガ グ ン 

側溝に左後輪が完全に落ちた。

その後ジャッキアップし、その辺に落ちていた腐った木の幹を溝に並べて脱出を試みるも失敗。
腐った幹がバキバキに折れただけ。

こんな道、後から来る車もない。

絶望…

この時間こんな所にJAFは来るのか?莫大な追加料金とか取られてしまうのか?

頭の中から「塩見岳」という文字が消えかかる。

その時、閃いた!

雪の塩見岳にアレを持ってきたじゃないか!

しまいかけたジャッキを出し、溝にアレを渡す。
もう一度試みる。

ザザザズズズズズズズズ

脱出成功‼️

今回の山行、MVP賞はこのピッケルでした。
名誉の負傷。
この傷を見るたびに思い出すことでしょう(^^)
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早朝の暗い中、鳥倉登山口までのクネクネ道を走る。 あれ?こんなに細い道? 間違えた?? …と思った瞬間 ガ グ ン  側溝に左後輪が完全に落ちた。 その後ジャッキアップし、その辺に落ちていた腐った木の幹を溝に並べて脱出を試みるも失敗。 腐った幹がバキバキに折れただけ。 こんな道、後から来る車もない。 絶望… この時間こんな所にJAFは来るのか?莫大な追加料金とか取られてしまうのか? 頭の中から「塩見岳」という文字が消えかかる。 その時、閃いた! 雪の塩見岳にアレを持ってきたじゃないか! しまいかけたジャッキを出し、溝にアレを渡す。 もう一度試みる。 ザザザズズズズズズズズ 脱出成功‼️ 今回の山行、MVP賞はこのピッケルでした。 名誉の負傷。 この傷を見るたびに思い出すことでしょう(^^)

早朝の暗い中、鳥倉登山口までのクネクネ道を走る。 あれ?こんなに細い道? 間違えた?? …と思った瞬間 ガ グ ン  側溝に左後輪が完全に落ちた。 その後ジャッキアップし、その辺に落ちていた腐った木の幹を溝に並べて脱出を試みるも失敗。 腐った幹がバキバキに折れただけ。 こんな道、後から来る車もない。 絶望… この時間こんな所にJAFは来るのか?莫大な追加料金とか取られてしまうのか? 頭の中から「塩見岳」という文字が消えかかる。 その時、閃いた! 雪の塩見岳にアレを持ってきたじゃないか! しまいかけたジャッキを出し、溝にアレを渡す。 もう一度試みる。 ザザザズズズズズズズズ 脱出成功‼️ 今回の山行、MVP賞はこのピッケルでした。 名誉の負傷。 この傷を見るたびに思い出すことでしょう(^^)

南アルプスにいくということで、選んだ本は、「私の南アルプス(不破哲三・著)」。不破さんと聞いてにピンときた方、昭和ですね(^^)。日本共産党の書記長をされていた方ですが、53歳から山を始め、毎年南アルプスに通い、13座ある3000m峰を10年かけて踏破したとのこと。その紀行文になりますが、これがまた面白い。南アルプスに登る際はぜひ。
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南アルプスにいくということで、選んだ本は、「私の南アルプス(不破哲三・著)」。不破さんと聞いてにピンときた方、昭和ですね(^^)。日本共産党の書記長をされていた方ですが、53歳から山を始め、毎年南アルプスに通い、13座ある3000m峰を10年かけて踏破したとのこと。その紀行文になりますが、これがまた面白い。南アルプスに登る際はぜひ。

南アルプスにいくということで、選んだ本は、「私の南アルプス(不破哲三・著)」。不破さんと聞いてにピンときた方、昭和ですね(^^)。日本共産党の書記長をされていた方ですが、53歳から山を始め、毎年南アルプスに通い、13座ある3000m峰を10年かけて踏破したとのこと。その紀行文になりますが、これがまた面白い。南アルプスに登る際はぜひ。

駐車場から鳥倉登山口まで、なだらかな坂道を約40分。丁度良いウォーミングアップになります。伊那谷の紅葉は終盤を迎えてましたが、おかげでフカフカ絨毯を歩けました。

久しぶりの無風快晴にテンションもアゲアゲ。

写真の加工は一切しておりません。12頭身かな。ザックがデカイ。

DIY感満載の丸太階段は北アルプスにはない、なかなかのヤサグレ感です。ロシアンルーレットというか、黒ひげ危機一髪というか・・・、一歩いっぽ慎重に登ります。

登山口からテント場がある三伏峠(日本一標高が高い峠とのこと)までは、「1/10」「2/10」とカウントダウンの標識あり。そして最後は、「三伏峠小屋まであと200歩」の看板。ワタクシ、199歩でしたよ( ̄ー ̄)

三伏峠のテント場。今回3日間完全貸し切りでした。さて、テントの写真見てなにか違和感ありませんか?なんと別なテントのポールを持ってきてしまいました。細引きを使ってなんとか形にして臨機対応。

雪から水を作るとどうしてもゴミが出るし、水質的にも不安。ということで、浄水器を投入です。メーカーは違うものの、ナルゲンの広口にシンデレラフィット。これは使えます。

氷点下7度まで下がりましたが、体感的には思っていたより寒く感じず、ちょっと残念。夜明け前にヘッデン付けて、塩見岳にいざ行かん。樹林帯を進みます。

塩見岳は「漆黒の鉄兜」とも言われているとのこと。この写真をどうしても撮りたかった(^^)。

朝日が幻想的。この日、雲の流れが速く、青空が出たり、ガスったり、曇ったり。

遠く雲海に浮かぶのは中央アルプス。空木岳、宝剣岳、木曾駒ケ岳が見えてる、はず。

途中、塩見小屋に寄って休憩。朝作ってきたホットカルピスが身体に沁みます。とっても美味しい。

いよいよ塩見岳のピーク(西峰)が見えてきました。

頂上直下はこんな感じ。クサリ場あり、浮き石ありで結構な岩々でした。雪はまだ少なくミックスになっていて逆に大変。でもこれがまた楽しい。

振り返り、稜線。ずっと歩いて行きたい。

登頂!塩見岳は西峰と東峰の双耳峰となっています。最終的にこちら東峰でやったぜポーズ。

山頂からの眺め。こちらは荒川岳、赤石岳、聖岳、光岳。テントを背負って、縦走してみたい。いや、する!

こちらは仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳、北岳、間ノ岳が一望。

アップにすると、間ノ岳から仙塩尾根を結ぶ稜線がハッキリ。あたりまえだけど、地図で見ていた通り。この位置からだと北岳より間ノ岳が堂々とそびえています。

山頂で十分満足して、また三伏峠まで下ります。そこで久しぶりにブロッケン現象に遭遇。

2日目の夜。今晩から天気が崩れる予報。そうそう、この日見た夢に歌手の”Dua Lipa”さんが登場。なぜか私の恋人。で、なんだかんだで私が振ってしまう。そのときできた曲が「Break My Heart」という、ハチャメチャなストーリーでした(^^)。思わず吹き出して目が覚めるという・・・。

雪山テント泊にはやっぱり鍋が最高。今回赤から鍋に挑戦。これがまた、まいうー。翌朝は残った汁にうどんを投入。全く万能です。

3日目、やはり雨が降ってきました。滑らないように気を付けてゆっくり下山します。荷物も半減し、足取りも軽い。

〆の温泉とごはんは、松川IC近くの清流苑。眺望の良い露天温泉は500円也。食事も美味しいし、十分。

早朝の暗い中、鳥倉登山口までのクネクネ道を走る。 あれ?こんなに細い道? 間違えた?? …と思った瞬間 ガ グ ン  側溝に左後輪が完全に落ちた。 その後ジャッキアップし、その辺に落ちていた腐った木の幹を溝に並べて脱出を試みるも失敗。 腐った幹がバキバキに折れただけ。 こんな道、後から来る車もない。 絶望… この時間こんな所にJAFは来るのか?莫大な追加料金とか取られてしまうのか? 頭の中から「塩見岳」という文字が消えかかる。 その時、閃いた! 雪の塩見岳にアレを持ってきたじゃないか! しまいかけたジャッキを出し、溝にアレを渡す。 もう一度試みる。 ザザザズズズズズズズズ 脱出成功‼️ 今回の山行、MVP賞はこのピッケルでした。 名誉の負傷。 この傷を見るたびに思い出すことでしょう(^^)

南アルプスにいくということで、選んだ本は、「私の南アルプス(不破哲三・著)」。不破さんと聞いてにピンときた方、昭和ですね(^^)。日本共産党の書記長をされていた方ですが、53歳から山を始め、毎年南アルプスに通い、13座ある3000m峰を10年かけて踏破したとのこと。その紀行文になりますが、これがまた面白い。南アルプスに登る際はぜひ。

この活動日記で通ったコース

鳥倉〜三伏峠〜塩見岳 往復コース

  • 14:05
  • 24.4 km
  • 2628 m
  • コース定数 60

鳥倉林道の終点にある登山口から、日本一高い峠、三伏峠を経由して塩見岳を往復するコース。健脚者は日帰りで歩くこともあるが、無理せず1泊2日以上の行程であるくのがおすすめだ。