小屋閉めされた朝日小屋 戻る 次へ

朝日岳BCの写真

2021.11.21(日) 09:42

小屋閉めされた朝日小屋

この写真を含む活動日記

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16:04

35.9 km

2944 m

朝日岳BC

雪倉岳・朝日岳・風吹岳 (新潟, 富山, 長野)

2021.11.21(日) 日帰り

11月になり、北アルプスはすっかり雪化粧。 今年チャレンジしたかったバックカントリーに挑む事にした。ザックはモンベルのランドナーパック33を購入。 スタートは恒例の0時!登山口までは小川温泉から10キロの林道。この区間は自転車を使う事にした。真っ暗なトンネルはコウモリが飛んでいて怖い。林道は延々と登りが続くため、半分くらいは歩いた。ボードも担いでいたので、かなり重い。。 越道峠を越えてからは下りになり、スピードアップ。途中で月明かりに浮かぶ真っ白な朝日岳が見えた。雪山は美しさと同時に恐ろしさも感じる。 北又小屋からは冬靴に履き替えてイブリ尾根を登る。冬靴+大荷物+急登でなかなかペースが上がらない。10号目まで1合ずつ看板があるが、逆に1合が長すぎてメンタルがやられそうになる。 8合目あたりから徐々に雪が現れ初め、やがてイブリ山山頂に出る。この辺りで少しずつ明るくなり始め、目の前には朝日岳がどっしりとした山容を見せていた。朝日に輝く剱と毛勝三山も素晴らしい! 気を取り直して、朝日岳へと進む。途中鎖場を超えて夕日ヶ原へ。 この辺りから雪が深くなり、足首位の深雪をひたすらラッセルして進む。この時点で予想より時間がかかり山頂に行く時間はないと判断。朝日小屋を今日のゴールにする事にした。 ラッセルを続けて何とか朝日小屋に到着。目の前には朝日岳、すぐ横には雪倉岳、白馬岳、清水岳の稜線が見えた。どこまでも続く白い稜線に感動! 初めてバーナーで雪を溶かして、水を作った。噂通り、お湯が沸くまでけっこうかかった。カレーメシうまし! 帰りはお待ちかねのBCタイム。自然の中を滑るのはやはりスキー場とは違う格別の爽快感!まさかの今年初滑りがパウダースノーだった! 下山後は越道峠までチャリで登り返し。意外と足が動いて驚いた。峠からはひたすら下り。ペダルを一度も漕がずに到着できた!自転車持ってきて良かった〜。 長きに渡る16時間の行動が終了。同行してくれた、すけとうだら氏とお互いを讃えあった。自分の限界と向き合う登山は本当に成長出来ると感じる! 次は12月にまた大きなチャレンジがしたい!!