晴天×穴場×にゅう⇒曇天×岩場×天狗

2021.11.20(土) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 14
休憩時間
1 時間 23
距離
8.7 km
のぼり / くだり
844 / 299 m
DAY 2
合計時間
6 時間 24
休憩時間
2 時間 4
距離
7.0 km
のぼり / くだり
374 / 937 m

活動詳細

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noteにも投稿してます。目次ありで見やすい。 https://note.com/yama_sake_ongaku/n/n318a826eb25a 調子戻ってきたので、登山ペースも上げてみました。 バテバテでしたがなんとか1泊2日やり切りきった! にゅうは目立たないけどオススメです! 長文投稿の助走として、関係なくもないけど面白くはない話を一つ 先日久しぶりに会った友達と話してて 「最近山に登るのにはまってる」と話したら 「あれ、カメラもやってなかった?」 「カメラもやってるよ」 「山やってる人カメラもやりがち」と言われました。「逆もまたしかり」とも。 テンプレっぽいです。心のどこかで「人と違うこと」してると思ってたのでちょっと悔しい。 じゃあ、人のやらない長文投稿します! ■1日目 ・渋の湯まで 定時ダッシュで家帰ったものの、そこまで急ぐ山行ではないなと思い、ゆっくり飯食って、パッキングして、風呂入って出発。深夜に諏訪についてネカフェで仮眠。この時期の車中泊は危険ですからね。 渋の湯駐車場に6時くらいに到着。どこかで6時から受け付けと聞いていた情報からこの時間着にしたが、玄関の張り紙によると本当は6時半らしい。申し訳ない。 張り紙の前に立っていたら女将さんらしき人が受付してくれた。ありがたい。 なんやかんやで準備してクライムオン。 どうでもいいけど登山開始直後にげっぷとおならが止まらなくなるのは気圧のせい? ・高見石小屋、白駒池 汚い話は置いといて、高見石小屋へ出発。 すぐに苔の森へ突入。苔好きにはたまらない。種類とかも覚えたい。 チェンスパと軽アイゼンどちらも携行しての登山でしたが、高見石小屋、にゅう、黒百合までは無しで行けます。 雪は日影だけ残って氷になっているので怖いところもありますが、気を付けていけば行けなくもない感じです。 それよりも、岩に霜が降りているのですべすべなのが怖かった。。 地蔵仏周辺は特に岩場が険しいので危険。 岩場は体勢が安定しないので疲れますね。久しぶりのテン泊装備で慣れてないのもあるけど。 なんやかんやで高見石小屋へ到着。 今日は風もなくとても静か。けど、小屋も人気がないのはなんででしょう? 客もスタッフも気配がない、、なんかいけないことしてる?と不安になる。 小屋の脇道から展望台へ行けるらしいので行ってみた。 すげー!なんでも見れる!雲海もきれい! これを独り占めなど贅沢すぎるな。 一通り写真撮った後、今度は白駒池へ。 再び苔の道を行き、白駒池へ。 すげー!きれー!けど人の気配がない! めちゃくちゃ静かな時間を過ごしました。池も凍ってるところもあってすごく異世界だった。 ・にゅう 休憩を少しして、にゅうへ。 苔の森再び。ここは結構傾斜あるので疲れます。けど苔があるので頑張れる。 にゅうへの道で一人登山者とすれ違う。独りじゃないとわかって少しだけ安心。 頂上に着くとかなりの絶景! 雲もない快晴に360度ビュー!高見石の展望台を早くも超えてきた! 先着していた3人組パーティと話しながら感動を共有。 稲子から登ってきたが、彼らも人とあまり出会わなかったらしい。もったいない。 眺望という意味ではかなりいいところです。にゅう。 3人組が去った後、2人組のパーティとも会話(Z6持ってた)。 人と会って話すって楽しい。 ・黒百合ヒュッテ 一通り堪能して、黒百合ヒュッテへと出発。 苔の森をまた通る。どこを見ても絵になるなあ。 中山展望台も寄ろうかと迷ったけど、テント張ってから余力あったら行こう。 中山峠手前の見晴台もかなりの良い景色。天狗も観れる。 朝焼けもよさそう。 中山峠からはかなり雰囲気のいい木道がお出迎え。 楽しく歩いてたらあっという間に黒百合ヒュッテへ到着。 ここまでくると人でにぎわっている。さすが人気のヒュッテ。テント泊の人も何組かすでに張っている。 テント受付を済ませて、テント設営。物流パレットみたいのが10枚ほどあって、自由に使っていいらしい。 2枚ほど拝借して、その上にテントを張る。居住スペースはパレット上だったが、ペグダウンは地面。 何が起こるかというと、天井が低くなってしまいました。地味にストレスでした。。 ちなみにモンベルクロノスドーム2。これが重いんや。 一息ついたので、ヒュッテで昼ご飯。おしゃれご飯も有名なところだけど、ここはがっつり生姜焼き丼で。と思ったら米売り切れ。。。 考えを変えて、ビーフシチューを注文。ビールロング缶も忘れずに。 売店になっているカウンター席でいただく。天気が良く窓際で温かい。 素朴なのに、おしゃれでいい雰囲気。 ビーフシチューもうまい。超うまい。ビールも超うまい。最高の日だな。 おなかも落ち着いて、テントに戻ると眠気が来たので仮眠。 涸沢の時と同じ行動してる。 起きて、小屋の人に聞いたら中山展望台よりも通ってきた見晴台のほうが眺望がいいらしい。 なるほどじゃあそうしよう。 夜のお酒もオリジナルワインを調達。ホットワインにしよう。 日の入りの時間を確認して、夕焼けの天狗を目撃した。明日はあれに登るんだと確認する。 ・夜 日没後、何をしようかと思ったが、今回は暇つぶしアイテムを何も持ってきていない。 長い夜になりそう。明日の行程を確認しながらテント内を整理。 かなり冷えてきた。晴れているから夜はこれからどんどん冷えていくだろう。 そのぶん星は綺麗かも。 夕食はカレーメシ、オニオンスープ。あとホットワインとコーヒー。食料は少なめで、スープや飲み物を多めに持ってきていた。 寒い。すぐに冷える。 夜の星は綺麗だった。とてもよかったが、月が満月に近く明るい。 それはそれで綺麗だけど写真に収めるとなると。。 四苦八苦しながらやってみた。機材のグレードもアップしたいな。 月の入りもあるよな、と思って一旦テントに戻る。 となりのテントで二人組が何やら装備の会話をしている。聞くともなく聞いていると、二人での会話というよりも話しかけるような話し方をしている。 ユーチューバーかな。帰ったら検索してみよ。 9時ごろにもう一度外を見たが月が皓々としていたので、寝ることにした。もう外に出たくない。 本日の装備は、ちょっと攻めた。何度か冬キャンプして、涸沢でも雪中泊(初級)をしたので何とかなると思っていた。 テントは3シーズン用、シュラフも化繊の3シーズン用。モンベルのエアマットにSOLのシュラフカバー。 体はスポーツインナーとワークマンメリノウール、Tシャツ、ダウン、ジャケット、あとダウンパンツ。 結論はかなり寒くて、あまり寝られなかった。1-2時間に一回起きるのだが、起きると寒い思いをしてしまう。 夜に気温を確認したらー6度だった。これはちょっと反省。仮眠レベルを繰り返して夜を明かした。 ■2日目 ・朝 五時半ごろに飯を食う。リフィルのカップヌードル。めちゃくちゃうまかった。 これは命のめしと呼んでいい。 残ったスープにもフリーズドライ雑炊をぶち込んで腹ごしらえ完了。 温かいものを腹に入れると熱エネルギーがわいてくる。朝焼けを見に行くか、と六時頃に再び見晴台へ。 とても綺麗な雲海が広がっていた!これは大当たり! すでに先客が一人いたので二人ですごいすごい言いながらご来光を撮影。 満足感で気持ちがいい。天気も今のところいい。 ほくほくでテントに帰ると、白い月が出ていた。ずっといるなあいつ。 ・天狗へ デポする気はなかったので、撤収作業をしていると、困ったことにペグが抜けない。 昼のあたたかいうちに刺したペグが、夜を超えて凍ってしまったらしい。 小屋に確認を取って、テントだけデポすることに。 8時前に出発。もうすでに雲が張り出している。これはやばいな。 岩と雪の間をすり抜け、天狗の奥庭へ。 天気は良くないが、景色はいい。蓼科?の町が見える。 でも天狗は白い。。そして風が強い。 氷になった雪が場所によって多かったり少なかったりするので、チェンスパを脱着繰り返ししていくのが面倒だった。 強風のなか、岩を飛び越え、岩を掴み、岩を乗り越えていく山行だった。 どんどん白くなっていく天狗。 やけくそで東天狗登頂。視界絶不調。標識だけがあるはずの眺望の名を示している。 もっとやけくそで西天狗へ行く。 体力の低下と寝不足で疲労が来ていたが、どうせならの精神。 霧の中を行進して西天狗登頂。こちらも真っ白。 赤岳もこんな感じでした。。八ヶ岳相性悪いかも。 ・黒百合へ帰還 少し休憩して、テントを回収しに黒百合ヒュッテへ戻る。 東天狗の登りに差し掛かったところで突然晴れ始める。 行かなければ!とペースを速めた5秒後に足が止まる。 仕方ないが体力の限界。ゆっくり地道に登るとまだ雲はすべてを覆わないでくれていた。 そこはやはりすごい眺望!もっと晴れていたらもっとよかったんだろうなあ。 もう一度来たい。 下山は中山峠経由。おそらく天狗の奥庭経由が人気なのだろうが、こちらもこちらで景色がよくていい道です。 テント場に帰還。 ペグを抜く作業をしてみる。まだ固いな。もう12時なのに。 ペグ残置は重罪と戒め本腰を入れる。 掘ったり蹴ったりたたいたり、水かけてみたりで30分くらい格闘の結果、 ペグ折れで死亡した一本と、軽傷のペグ4本を引き換えにすべて抜くことができた。 テント撤収、パッキング完了して、昼飯は黒百合ヒュッテ。 昨日食べられなかった生姜焼き丼をいただく。超うめえ。 ・下山 思い残すことなく下山開始。 唐沢鉱泉方面から下山し、渋の湯へ。 帰りも苔の道。氷も多く、チェンスパあるとよし。 ところにより霜柱がたくさんあり面白かった。 楽しい下山路も疲労から足早になっていく。 渋の湯へ着き、一安心。日帰り入浴の時間にも間に合った。 バスの時間はもう少し早いので温泉は一人だった。緊張がほぐれていく。 湯上りでコーラを飲んで帰路へ。 ■下山後の帰路(余談) 御射鹿池通り過ぎたら綺麗で人がいっぱいいた。行けばよかった。 諏訪大社寄ってみた。これからもご安全に。 日が落ちたので、思いついて立石公園に行く。夜景がきれいなはず。 行って夜景取ってたら花火が上がった。なぜかはよく知らんが、花火撮影チャレンジが突然始まったのでやってみたけど惨敗だった。 夕食はステーキハウスカナディアンロッキー。めちゃうま。下山後のステーキ最高。 野沢菜などをお土産に買って無事帰宅できました。

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