今年の尻場山納め

本日は余市でお借りしている畑でワイン用ぶどうを剪定。6時過ぎから作業を始めて4時間半かかりました。 終えてからいつもの尻場山に。 今年5回目です。 年内の畑仕事は今日で全て終わり。 余市に来ることは来春までないので尻場山納めです。 ところで昨日、尻場山の山中で熊の目撃情報が。 閉鎖されているかと思いましたが大丈夫でした。 山で熊に会う人は何度も会うし、会わない人は絶対に会わない。ぼくは後者のほう。 お化けと一緒で何歳までに会わなければ一生会わなかったりして。 尻場山といえばたくさんのお地蔵さん。 先日、羊蹄山で滑落して命拾いしたわけですが、山で出会った神様や仏様に守られていたのかもしれません。 今年のぶどうの豊作といろいろな感謝の気持ちを込めてお地蔵さんそれぞれに手を合わせました。 それにしてもいつもながら素晴らしい眺望。 先日読んだ本に、ヒトを含む哺乳類は自由に空を飛べる鳥へのあこがれがある、ということが書かれていました。重力やしがらみから離れて大空を舞う。 もしかしてこうして山に登って眺望を楽しむ行為は、自由な鳥の疑似体験なのかもしれませんね。 ともあれ尻場山さん、いつも癒しの景色をいただきありがとうございました。 また来年もよろしくお願いいたします。