活動データ
タイム
03:37
距離
7.1km
のぼり
418m
くだり
420m
活動詳細
すべて見る秋もそろそろ終わりにして、ようやく秋のメインイベント、扇ノ山を訪れることができました*\(^o^)/* 休みと天気の折り合いがつかず先延ばしになっていた扇ノ山…扇ノ山と言えばブナ林!ブナの紅葉は素晴らしい。その紅葉のタイミングは完全に逸しましたが全く問題はありません!なぜなら…ブナは落葉したって美しいんです! それにしても扇ノ山は遠い…(~_~;)当たり前です。鳥取県ですからね。 交通費節約のため、兵庫県側からアクセスする。中国道から舞鶴道、そして北近畿道と乗り継いで、あとはひたすらR9を走る。新温泉町から山道に入るがこれが失敗! 途中7kmほどの区間ですが、とにかく道が狭い!(>_<) イブキくんの車幅でギリギリ。片側はガードレールの無い谷、山側には大きな溝。さらに落ち葉が道を隠し、落石もたくさん!速度20km/h。脱輪しないようにスロー走行でなんとか乗り切る。まともな待避スペースなんてありませんから、対向車が来たら一発アウト!行きは夜明け前だしそうそう車も降りて来ないだろうから大丈夫ですけど、こりゃ帰りは無理だな… 走行距離およそ200km、3時間50分かけてなんとか扇ノ山に到着。 駐車場は水とのふれあい広場。6:25に到着して4番手。周囲はまだ薄暗い。週末だし、小屋泊の方の車もあるようです。 6:55に出発。 寒いことは寒いですが、思っていたほどの冷え込みではありません。空は雲は多いが青空です。天気はよさそう(^^) すぐ近くの河合谷登山口から山に入ります。今日は基本山頂までをピストン。フィニッシュ手前で避難小屋を覗きに行こうと思うので、少しだけルートを変えます。 登山口から少し上っただけで、ブナの木がたくさん見られます。まだ登山口付近はスギの木などもありますが、さらに10分ほど歩くと、純度100%のブナ林に入っていきます。 ブナはすでに落葉しています。シャク、シャク、シャク…落ち葉を踏みながら歩く。気持ちいいですねー! それにしてもブナ林が美しい! 朝日に輝き、天高く枝を伸ばす…逆光でシルエットになった芸術的な枝ぶり… 新緑の季節は生き生きとした若葉の緑が瑞々しい。そしてもちろん紅葉の鮮やかな美しさは言うまでもない。でも…これは負け惜しみでもなんでもなく…実は落葉したブナの木が大好きなんです(≧∀≦) ブナは枝ぶりの美しさが特徴です。これはもう芸術と言っていい。 去年の広島遠征で登った比婆山のガスに包まれた神秘的な美しさのブナ林…そこが神の眠る山であることを実感した。 https://yamap.com/activities/8776034 これも去年…京都府最高峰皆子山の朝日に映えるブナ林も本当に美しかった。 https://yamap.com/activities/8875784 落ち葉はありますが踏み跡はわかるので、道に迷うようなことはありません。山頂まで一直線です。 明確な上りは大ズッコへの上りと扇ノ山山頂への上りだけ。それとて距離も高低差もそれほどの上りではありません。 全編通してほぼフラットか、わからないくらいの緩やかな上りです。登っている感覚はまるでありません。完全に気持ちのいい早朝散歩です(^^) 途中、小ズッコ・大ズッコのピークを越えますが、ピーク標示などはありません。 それにしても「ズッコ」て何やろ? あ!小さな子供がなりきって遊ぶやつか!「お医者さんズッコ」…違うかぁ!そりゃ「ゴッコ」やな… あ!わかった!女性を両腕で抱き上げるやつか!「お姫様ズッコ」…違うかぁ!そりゃ「ダッコ」やな… …というわけで、どなたか「ズッコ」の意味を教えてくださいm(_ _)m ブナ林をゆっくり堪能しながら歩くこと1時間と25分。扇ノ山山頂に到着です*\(^o^)/* それほど広い山頂ではありませんが、とてもよく整備されている。大きなベンチがコの字形に4つ。そしてイヤでも目に入る2階建の立派な避難小屋。 この小屋はとってもキレイ。家具を置いたら完全に住めますね。やっぱりお泊まりの方がおられました(^^) 展望も抜群です! 東南方向すぐ近くに氷ノ山。その南に三室山。さらに南に後山。兵庫県1・2・3の揃い踏みです。その西には東山。この山は未踏なのでいつか登ってみたい。 東側には東床尾山。その奥に大江山。少し北側には蘇武岳も見えます。西側の遠くには市街地が見えますね。鳥取市街でしょうか? いやー、いい山頂です!今日もまったりとピクニック的朝ごはんをいただきます(^-^) 下山はピストン。来た道を戻る。 登山口の少し手前で上山高原方向に進路をとる。途中にある避難小屋を覗きに行きます(^^) こちらの道は若干荒れ気味ですね。分岐からおよそ10分で避難小屋に到着。 こちらの小屋は「小ヅッコ小屋」…ヅッコ!? 小ズッコ…小ヅッコ…さらに謎は深まったな…(^_^;) 小屋の裏側から坂道を下ると、車道に突き当たるので左に。車道を歩くことおよそ10分で、無事駐車場に戻ってきました*\(^o^)/* 山頂からおよそ1時間5分です。 さあ問題の帰り道。もう兵庫県側には怖くて降りられません(>_<)距離も交通費もかさみますが、鳥取市街まで行ってから鳥取道に乗ることにします。 帰宅まで距離およそ240km、所要4時間!いやー、扇ノ山は遠いなぁ! さあ、扇ノ山ですが… ブナ好きにはたまらない山ですねー!これほどまでの規模、純度のブナ林は初めてです。もしタイミングよく紅葉の最盛期に来れたとしたら…これはもう完全に萌え死にできますね(^_^;) ぜひいつかは絶好の紅葉のタイミングで訪れたい!でもやっぱ遠いなぁ… 行き帰りの車移動の合計、距離440km、所要時間8時間弱…とんでもない交通費と、ガソリン満タンをほぼ費やす…で、山歩きは上り下り合わせて2時30分と休憩1時間!こんな贅沢な早朝散歩がありますか!? でもね、家を出てから戻るまでが登山です。ドライブも立派な山旅のうち。行きはどんな山に出会えるかワクドキしながら車を走らせ、帰りは見知らぬ風景を眺めながら、歩いた山を思い返す。そんなドライブも私にとっては山旅なんです。 扇ノ山…長い道のりを苦労して行ってよかった。 落葉したブナ林は美しかった!…でもやっぱり紅葉も見てみたいな…(^_^;)
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