立山黒部アルペンきっぷで行く立山三山縦走〜雷鳥沢テント場泊

冬靴を買ったのでガッツリ雪のある山に行きたい。と言う事で立山に行ってきました。今回もソロ山行なので、登山口の立山駅までの往復約600キロは当然オールベタ走行。昨今の原油高騰のため、立山往復のガソリン代+アルペンルート代がJRのお得切符とほぼ同価格なので迷うまでもなく電車旅を選択しました。 【前泊日】 午後から半休を取り急いで帰宅、まだ完了していないパッキングをする。自宅前のバス停から豊橋駅へ向かうのだが、パンパンの65リットルザックを背負い、オマケにどでかい手提げ袋までぶら下げご近所の視線が痛いか。無事アルペン切符を入手し、前泊地松本へ向かう。 【day1】 松本から雷鳥沢キャンプ場まで移動するだけなので観光気分である。起点の扇沢から室堂までは乗り換えが煩わしい。普段ダムを見る機会もあるためか、黒部ダムも新鮮味がなく華麗にスルー。室堂駅からテン場までは約1時間。テント設営後は様子見がてら雷鳥沢を登ってみる。天気が良いので雪が腐り気味でワカンを装着した。夜はダイソーメスティンで飯を炊き、室堂駅で買ってきたビール（スーパードライロング500円）を飲んだが、ゆっくり飲んでいるとシャーベット状に凍ってくるw月食を見た後、寒いので早々に寝た。 【day2】 本日は立山三山縦走である。自分的には冬山最大の魅力は、好きなところを登れば良い、というところ。雷鳥沢の斜面を眺めながら剱御前小舎までのルートを走らせてみる。が、結局は先行者のトレースを拝借して楽をする事しか考えていないのである。笑えるくらいの好天だ。稜線へ出ると遂に剱岳が見えてくる。マジでカッコいい。日本でいちばんカッコいい山ではなかろうか。槍ヶ岳が少し間抜けに見えるくらいカッコいい。別山を抜けて真砂岳へ、誰もいない。冬山第二の魅力は人の少なさである。大自然にひとりぼっち感が癖になる。富士の折立への登りでトレッキングポールからピッケルに切り替えた。雄山に到着すると観光地の様でサッサと下山開始し帰りにみくりが池温泉に入った。 【day3】 10時始発の室堂からの高原バスに乗って帰るだけ。富山地方鉄道→ワイドビューひだ→東海道線で18時に豊橋駅着