蛭ヶ岳ピストン+ひるカレー（菩提峠から)

4年前の11月に大倉～バカ尾根経由で蛭ヶ岳まで行こうとしたのですが、真っ白な景色で何も見えなかったので、丹沢山で引き返し、鍋割山で鍋焼きうどんを食べて帰ってきました。 今回はその再挑戦。 前回のバカ尾根とは違うルートで登ってみたいと思って、ヤビツ峠方面のルートにしました。 車だと、菩提峠駐車場まで上がれることを知りスタートは菩提峠に設定。 ・菩提峠駐車場 トイレはありません。 事前に確認しておらず失敗。。 とりあえず、トイレあるところまで頑張るしかない。 駐車場の混雑状況ですが、６時前に駐車場に着いた時点では車はまばらだったのですが、そこから６時半までの30分の間に駐車場はほぼ埋まりました。 土日は早めが良さそうです。 6時半スタートだと、ちょうど朝日が昇っていくタイミングで、登り始めの林の中は朝日に照らされる紅葉した木々がすごくきれいでした。 なんかいい時間。 その後、林を抜けると視界が開けて後ろに海が見えます。 バカ尾根より道中の景色が印象に残りました。 ・二の塔 到着した瞬間、目の前の視界に富士山がどーーんと入ってきます。 前回は真っ白でそもそも丹沢から富士山が見える、という認識すらなかったので、うれしいサプライズ。 疲れも消える見事な景色でした。 ・三の塔 念願のトイレ発見！＋朝ごはんタイム（7:30でちょうどよかった） トイレはチップ式で紙はなし。使った紙はお持ち帰り。 トイレの中がすごく広いし、紙を持ち帰るためのビニールまで用意されていて快適でした。 窓から富士山を眺められる立派な休憩所があったので、パンとコーヒーで軽めの朝ごはん。 ・塔ノ岳 塔ノ岳に着くまでは人は少なめでしたが、塔ノ岳はなかなかの混雑。 塔ノ岳〜丹沢山までのルートも人がたくさん。 ・丹沢山 写真だけ撮って蛭ヶ岳へ向けてスタート。 前回真っ白だった背景に富士山が入りました。 ・蛭ヶ岳への道 丹沢山～蛭ヶ岳は、それまでのルートよりトレランナー率が上がってた気がします。 丹沢山を出発するとすぐにものすごい下りの階段。 その分、眺めはいいです。 ただ、これ、降りたらまた登るんだよな・・・って😅 さらに、蛭ヶ岳3.3kmという標識に、塔ノ岳〜丹沢山と比べると結構遠いなという印象。 それでも、遠くに見える蛭ヶ岳山荘が、進むにつれて近づいてくるのが見えるのは励みになります。 ・蛭ヶ岳山荘とひるカレー 蛭ヶ岳山荘に到着して、まずは名物ひるカレー。 山頂は山荘の裏にあり、食後に行って写真だけ撮影。 本来は富士山見えるらしいのですが、この時点ではもう雲で見えず。 宿泊すると、夜は小屋の前側で街の夜景、朝は裏側で富士山が見られるのだそうです。（小屋のお姉さん談） ひるカレーには福神漬けとらっきょうを好きなだけ乗せ放題。 写真に入っているゆで卵は朝ごはんの残りを自分で追加しちゃいました。 オリジナルのひるカレーには付きません。 ・ピストン帰り道 振り返ってみると、この稜線、全体的にアップダウンが多い気がします。 登ったら降りる、降りたら登る。 普段だと、なんとなく、帰りは下りだから行きよりも早い、という感覚があるのですが、ここは帰り道にも登りがいっぱい。 予定タイムの感覚には要注意でした。 14:30頃に塔ノ岳に到着。 塔ノ岳まで戻った安心感から写真撮ったり、結構のんびり休憩してたら15:00。 そろそろ出発しよう～ってヤビツ峠方面のルートに進んだ時、ヤビツ峠がまだ7km以上先という事実に😱 (菩提峠駐車場はヤビツ峠よりは近いですが。) 最後は日暮れとの競争で二の塔～ヤビツ峠との分岐まではかなりペースをあげて進み、なんとかライトなしても動ける時間に戻って来られました。 計画から分かっていたけど、やっぱりなかなかのロングトレイル。 今回は車だったのでピストンしか選択肢がなかったのですが、蛭ヶ岳は縦走で突き抜けるルートも気になってます。 ヤビツ方面からの登りは早めに視界開けて景色綺麗なのでいいなと思いました。 でも、ピストンで蛭ヶ岳は、一度で十分かな😅 ーその他メモ ・服装 メリノウールの長袖1枚にアークテリクスのシェル1枚。下はメッシュ入りCWXタイツとロングパンツ。 動いている時は基本長袖1枚。 それでも汗だく。 休憩する時は汗が冷えて寒いのでシェルを着た。 一部稜線上で風が強いところがあり、そこはシェル着てた方が快適だった。 フリース、ダウンも持ってたけど、出すことなく終了。 ・水分、行動食 水分はEAAを溶かした水500ml × 3。 最後足りなかったので2Lあれば良かったかも。 あと、ホットコーヒー350mlくらい。 行動食は、朝ご飯の小さめのパン、ゆで卵2個。 ドライフルーツ(はっさく、オレンジピール)。 プロテインバーも持っていったけど食べる気にならなかった。