神鍋山 清滝溶岩流コースと山頂周回コース

2021.11.20(土) 日帰り

活動データ

タイム

03:19

距離

7.4km

上り

370m

下り

183m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 19
休憩時間
35
距離
7.4 km
上り / 下り
370 / 183 m

活動詳細

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兵庫版Go to Travel が始まった。兵庫県民が県内の宿泊施設を利用する場合、10,000円以上の宿泊料金だと5,000円引きになる。価格帯に応じて値引きプランは他にもあるらしい。コロナ感染者数が比較的少なくなっている間に、これを利用して夫婦旅行に行くことにした。 行き先は湯村温泉。40年ほど前にNHKでここを舞台にした「夢千夜日記」というドラマが放映された。主演は当時30代の吉永小百合。母親のお腹の中で被曝した主人公の物語。JR山陰本線で余部鉄橋を通っていく方が風情があるのだが、山登りもしたいこともあるので車で行くことにした。 7:15我ら夫婦は自宅を出て車に乗り、姫路方面から播但道を通って神鍋山(かんなばやま)を目指す。車の中ではラジオを聴く習慣だ。FM COCOLOやKISS FM神戸を聴く。そうそう今度毎日放送の方と食事することになってたな、AMの MBSラジオも聴いてみる。暫く聴いた後で、NHKラジオ第一放送の「石丸謙二郎の山カフェ」にチャンネルを合わせた。『今日は9:00からアドベンチャーレーサーの田中陽希さんをゲストにお迎えします』という女性アナの声が聞こえた。これは必聴だな、ということで車を走らせ続ける。9:00過ぎ田中さんは現在住んでいる群馬県からリモートで出演。石丸さんは初対面だったようで興奮を隠しきれない。石丸さん山本アナが代わる代わる質問して田中さんが答えていくという進行。ふむふむ、なるほど、すごい。そんな話に耳を傾けていると、トンネルに入って何も聴こえなくなった。トンネルを抜けると聴こえるが、すぐにまた次のトンネルだ。良いところでプツリと切れる。中には電波が入るトンネルもあったが少数だ。ここは但馬地方、兵庫県で最も山深いところである。半分も聴こえぬまま番組終了。トホホと思っていたら『今日の放送は<NHKらじるらじる>で1週間いつでも聴くことができます』とのこと。ありがたやー。帰宅後に聴くことにしよう。 神鍋山の手前にある「植村直己記念館」に立ち寄る。同じ兵庫県出身としてこれは嬉しい。北極点に単独犬ぞりでの到達は世界で初めて。当時の植村直己の装備品がずらり展示してあるが、よくもまぁこの装備でと驚くばかりだ。 その後、道の駅神鍋高原駐車場に車を入れる。ここでの昼ごはんはランチバイキング。腹いっぱいだ。 ここからバスに乗り神鍋山とは反対方向に道を下って、「溶岩流せせらぎ口」バス停で下車。すぐ脇を流れる稲葉川に沿って神鍋山の方向へ登っていく。このルートが「溶岩流散策コース」と言って、神鍋火山群が作り出した独特の地形を歩いていくものだ。妻にこのコースの散策を提案されたのだが、掘り出し物、なかなか楽しいバイキングコースであった。川には小さいが沢山の個性的な滝があって歩いていて楽しい。ガイド付きのジオツアーもあるそうだ。 八反滝という30m近い高さの滝まで歩いて、そこから舗装路へ出て、さっきの道の駅まで戻った。 ここからいよいよ神鍋山登山だ。スキー場のゲレンデの隅を登って登山路に入る。そこから紅葉の道を登っていく。何度か九十九折りを登ると、草に覆われた噴火口跡が現れた。周囲750mを半時計周りに歩くと直ぐに山頂だが、アンテナ施設がフェンスに囲われており、山頂碑や三角点も見つけられなかった。 直ぐに下山路へ。里へ降りたところに「風穴」という天然の冷蔵庫として使われていた洞窟があった。落石の危険があるため中に入れなかったことが残念であった。そのまま道の駅まで戻ってお土産を購入。新鮮な野菜も売られており、見事な長ネギを買う。2本束で@190円と驚きの安さだ。 再び車を走らせる。新温泉町の加藤文太郎図書館へ。加藤文太郎は言わずと知れた、新田次郎「孤高の人」の主人公である。植村直己冒険館に比べると本当に小さな施設で、町の図書館の2階部分に加藤文太郎ゆかりの資料が展示してあるだけだったが、行ってよかった。遭難死を伝える当時の新聞のコピーには「国宝的山の猛者、槍ヶ岳で遭難」とある。他に、文太郎が使ったカメラ、飯盒、ピッケル、文太郎本人が撮影した山の写真などなど。彼が30歳で冬の槍ヶ岳北鎌尾根で亡くなったことが、リアルに伝わってくる。神戸で盛んになっている六甲全山縦走も、彼が勤務先の神戸の三菱重工から宝塚まで往復歩いたことが始まりのようだし、神戸の住まいから実家の日本海側の浜坂まで歩いて帰ったことなどが紹介されていた。 文太郎図書館を出ると夕暮れが迫っていた。今夜の宿泊先の、湯村温泉のホテル井筒屋へ急ごう。現在の上皇ご夫妻も皇太子・皇太子妃時代に宿泊されたことがある名門だ。食事、温泉が楽しみである。

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