前置き長くなります。 登山を始めたばかりの40年近く前、 初めて単独で縦走したのも丹沢(表尾根)。 初めて小屋(避難小屋です)泊まりの体験をしたのも丹沢(犬越路の避難小屋から主稜)だった。 確かその頃に買ったガイドブックには、 「丹沢が自由自在に歩ければ他の山へ行っても苦労しないだろう」 みたいな事が書いてあり、 未だ見ぬアルプス等を夢見ながらせっせと丹沢通いしたものでした。 その甲斐あってなのか? その後、飯豊や朝日連峰、南北アルプス3000m級の山々をテント泊で縦走する事も出来、 沢山の良い想い出(苦い想い出も)を作ってくれました。 9割以上のメインルートを歩いている丹沢ですが、 今まで日帰りで行くのを避けていた丹沢主稜へと。 過去にはバカ尾根と呼ばれる大倉尾根から塔ノ岳を経て丹沢山まで20回以上は登り、 そこから丹沢三峰経由で宮ヶ瀬や、 大倉~蛭ヶ岳から焼山経由で主脈日帰りも何度か経験しました。 しかし蛭ヶ岳からさらに西へと延びる檜洞丸への縦走路は以前に歩いてはいるものの、 手前のキツそうな登りに躊躇し、 蛭ヶ岳まで行った時は毎回焼山へと下山(逃避?)していました。 ちなみに塔ノ岳~丹沢山~蛭ヶ岳から焼山へと続く「丹沢主脈」は個人的にですが、 丹沢山塊で一番美しいラインだと思っています。 東京の都心(東側)から眺めたら納得すると思いますが、 大山から始まり歩いた所がキレイに見えるんですよね。 さて丹沢主稜、 コースタイムが12時間位あるので、 普段は渋沢からバスで行く大倉に車を置き、とりあえず蛭ヶ岳まで行ってみて、 駄目そうなら引き返すつもりで暗い中出発する事にしました。 結果的には頑張って予定より早く下山出来るも、やはり楽ではなかったです。 ただ、今まで避けていたルートをワンデイで歩けた事はちょっと嬉しく思います。 帰りは西丹沢からバスで新松田まで、 そこから電車で渋沢まで行き、 再びバスで大倉まで戻り車をピックアップして帰宅しました。 歩道の保護とは言え、 訪れる度に丹沢に階段が増えて行くのがちと残念なり。
堀山の家でようやく明るくなった
わかっちゃいるけど何処までも続く単調な登り
おはよう富士山
花立山荘まで来たらバカ尾根も終わりが近い
塔ノ岳もあと少し
富士山の右には南アルプス南部の山々
毎回辛い大倉尾根を経て、 塔ノ岳へ。
次はあそこだ
丹沢山まではまだ楽だったな
ここから先は久しぶり
笹の稜線が美しい
檜洞丸、遠いよ❗️
好きな眺め
細かいアップダウンが続くよ
やっとこさ蛭ヶ岳、 でもここから200m近く降りるよ。
振り返る蛭ヶ岳、 こっち側が迫力ある
細かいアップダウンに地味にやられる。昔の記憶ほぼ無し。
檜洞丸は4年ぶり、 小屋がキレイになってた
ここまでの登りがかなりキツかったよ
湿原ではないけど木道
大室山を見上げる。 畦ヶ丸経由で周回するのも楽しいね
急坂も終わり、川を渡る
緩やかな紅葉の小路をゆく
紅葉🍁ロード❗️
よいなぁ
足は痛いが目には優しい
やっとこさ下山した。 疲れたけど、 丹沢を腹一杯頂いて満足です
この活動日記で通ったコース
大倉バス停-塔ノ岳-丹沢山-蛭ヶ岳-檜洞丸-西丹沢バス停 縦走コース
- 13:56
- 21.1 km
- 2617 m
- コース定数 59