ゆっくりと、ご来光が上がってきます。 戻る 次へ

2021-11-20-筑波山(ナイトハイク)の写真

2021.11.20(土) 06:22

ゆっくりと、ご来光が上がってきます。

この写真を含む活動日記

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05:43

4.9 km

496 m

2021-11-20-筑波山(ナイトハイク)

ヤマノススメ巡礼マップ(筑波山) (茨城)

2021.11.20(土) 日帰り

■up つつじヶ丘駐車場→おたつ石コース→男体山頂上にてご来光→御幸が原→自然研究路→立身石 ■down 立身石→御幸が原→筑波山ロープウェイ駅→ロープウェイにてつつじヶ丘 筑波山の御来光!の巻 「ねぇ、まっさん。あの時何を言おうとしたの」 ツツジが僕の右腕に自身の腕を絡めて、上目遣いで聞いてきた。 「ちょ!ヤバイって!」 僕はDoGiMaGiしている。 場所は見晴らしの良い筑波山の山頂である。 他にも数人の姿が見える。 2人で座って御来光を眺めていた。 ツツジはロングの黒髪を後ろで結んだ切長の目が特徴的な女性だ。マスクと帽子で変装しているとはいえ、スタイルが良いので、すぐ人目を引いてしまう。 某アイドルグループに所属しており、今やテレビ番組に引っ張りだこの売れっ子芸能人だ。 彼女との出会いは地元の幼馴染で、高校卒業と共に彼女は上京し、アイドルとなっていた。 一方、僕は地元にのこり、地元で就職。大学を卒業し、現在、社会人3年目のしがない営業マンである。 先日彼女から突然連絡があり、地元の山登りへ誘われていた。 「あの時って?」 彼女の唐突な質問で、僕は困惑した。 「高校の時、私が東京に行ってアイドルになりたいって、まっさんに相談した時だよ。」 「あの時、まっさん何か言いかけたじゃん!覚えてないの?」 「……。」 少し沈黙が流れた 「覚えてるよ。」 僕は微笑みながら答えた 「ツツジなら絶対アイドルになれる!そう、言おうとしたのさ」 「うそ!本当は引き止めようとしてたんでしょ!」 ツツジが腕にギュッと力を込めた。 「私ね、ずっとずっとまっさんのこと好きだったんだよ」 彼女のストレートな告白。こういうところ、性格は昔のままである。 「美幸さんの事は人伝に聞いたよ。美幸さんには敵わないから、私、ずっと我慢してたんだもん!」 彼女は顔を真っ赤にしながら、それでも真っ直ぐ僕の目を見ている。 そう、美幸が事故で行方不明になり、3年が経っていた。 あ、妄想してたら待ち合わせの時間だ! 今日はカズあゆと御来光を見に行く約束をしてる。 待ってる間、駐車場で妄想してたら2人が着いたみたい。 時刻は4:30 それでも駐車場には、まばらに人影が見える。 予定は、つつじヶ丘駐車場からおたつ石コースで登り、御来光を見る! あゆたんが手術後初の本格登山となるため、サポートすべく参加だ! 真夜中だが月明かりが綺麗だ。風もなく穏やか!寒くない! それではレッツゴー! あゆたんは喉を少し切開したため、息が詰まる感覚があるみたい。 ゆっくり見守りながら着実に登って行く。 僕の予想より早いペースだ。 カズさんは相変わらずサクサク進んでいく。後半すぎ僕らを置いてさっさと進み見えなくなっていった!なんてやつだ!(笑) 日の出前に女体山頂上に到着! 3人で御来光を眺める。 すんばらすぃ〜景色だった! ここで、カズさんリクエストのスープを作成し、3人で乾杯! それから逆光を利用して、写真撮影で遊び、御幸が原へ移動。 時間も早いため、御幸が原はガラガラだ! ここでおトイレタイム。 トイレの前で2人を脅かそうと待っていたが、来る様子がない 2人のところに行くと 「おめーが荷物みてなきゃトイレ行けめよ!」とのこと なんて奴らだ! トイレを済ませ、立身石へ 実はこのポイントに来るのは初めて。すごく良い景色に感動だ! 記念撮影を行い、ひとしきり遊んで御幸が原へ移動! 御幸が原コースの降り口横のお店のベンチをお借りして、コーヒータイム。 ちょうどお店が開く時間でもあり、2人が注文したもつ煮スープのお裾分けをいただく。 ふくれ七味がベストマッチのもつ煮スープで美味しかったです! 帰り道はシーズン中の下りが禁止のため、ロープウェイで下山! あゆたん復活出来て良かったね! 本日はここまで 読んでくれてありがとうございました😊