活動データ
タイム
15:52
距離
26.4km
のぼり
2303m
くだり
2298m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る来たぜ那須岳ぇぇー!! 会いたかったよおぉぉ!!(大興奮) YAMAPを始めたきっかけであり、雪山の魅力にドはまりさせてくれた魔性の那須岳。 ちょうど去年の今頃来た時には、早朝は道路が氷気味で自分の車だとロープウェイ駐車場まで行くのがやっとでしたが、今回は全然凍っていなかったです。まだ車で行けます。那須好きな自分は大丸駐車場から登りましたが(笑) と言う事で那須岳二泊三日の旅。 一日目は大丸駐車場から朝日岳、三本槍岳を越えて坊主沼避難小屋で一泊(電波不安定) 二日目は坊主沼避難小屋から大峠経由で三斗小屋温泉でテント泊(電波完全に無し) 三日目は姥ヶ平経由で茶臼岳に行き下山します(茶臼付近で電波復活) ※Docomo -------------------- 持ち物は何とか抑えて下記の通りに。 ULは自分には難しいし無理だけど、せめてライトくらいに頑張ります。 【装備品】 ザック込みの総重量18.5キロ、水含まなければ16キロ。 アルファ米6食、EAA&BCAAスポーツ飲料1L、水1L、白湯500ml、行動食&アミノ酸、 防寒服2着、服1日分、下着2日分、雨具上下、寝間着1着、 テント一式、ヘッドライト2つ、ソーラー式充電器、チェーンスパイク(もしも用)、 他細々したもの(Dji、プロテイン(粉)、帽子、バラクラバ、手袋、濾過器、クマスプレーなどなど) ※上記のように、だいぶ軽量化に成功したものの、服は1日分。初日に着た服は3日目にもう一度着ます。 -------------------- 自宅から那須岳まで約2時間4、50分…。 朝3時に出発し、深夜の高速道路を使って5時30頃には大丸駐車場へ到着。 道路に凍結無し。(一番上の駐車場まで平気そうでした) 【大丸駐車場~峠の茶屋避難小屋跡~朝日岳】一日目 初日は茶臼に向かわずに、朝日岳へ。余裕を見て茶臼岳は3日目にとっておきます。 6時丁度に出発。辺りはもう明るくなり、ヘッドライトの出番なし。 天気は晴れで雲は無し、素敵!! 久々の那須岳にニコニコしながら登って早くも一番上の駐車場へ到着。 すでに何十台かの車が置いてあり、登山者もチラホラ。大丸駐車場から登るのは自分しかいないっぽい(笑) 登山届を出し、雪に埋まっていない鳥居を通って行きます。この辺りからすこ~しだけ霜柱があったりします。 強風で有名な那須岳ですが、この日はちょっと強めの風があるくらい。 このくらいの風なら行けると考え、峠の茶屋を過ぎてからヘルメットを装備し、剣ヶ峰の頂上へ向かいます。 頂上でお地蔵様をバックに写真をパシャリ。 そして案の定下り場所を間違える…。草が邪魔で下り場所が全然分かんない(笑) お地蔵さんの横辺りから安全に下りられたような…。下りる場所をミスって険しい下りを慎重に下り、なんとか登山道と合流。そのうち標識でも着けようかな、覚えてたら。 のんびりと歩いて鎖場を越え、朝日岳へ到着。 うん。やっぱいいね!朝日岳から見る茶臼岳は最高です!! 【朝日岳~三本槍岳~須立山】 延々と眺めていたいけど、三本槍岳から未知の世界。なので名残惜しいけれども早めに次を目指します。 長めのいい尾根道を通り1900峰へ、そこから木道とヌルヌル道の清水平へ。 振り返っても1900峰しか見えない寂しさを感じつつ三本槍岳へ到着すると、まさかのガスで何も見えず…。 たま~に大峠側のガスが薄まって見えたくらいでした(泣) ここまでは何人かの登山者さんとすれ違ったりしましたが、この先は誰も行かないのか自分一人だけに。 真っ白になった枝がちょっとエビの尻尾になりつつありました。 そんな道を進んでいくと、鏡ヶ沼が綺麗に見えてきました。いいですねこの雰囲気。 この辺りまで尾根道歩きなので景色は最高です。気づけば須立山に到着していました。 須立山からの景色はまさに360度のパノラマ。 鏡ヶ沼も綺麗ですが、特にこれから行く坊主沼までの尾根道が楽しそうに見えてワクワクしてきます!!(フラグ) 【須立山~坊主沼避難小屋】 少しゆっくりしてから、須立山を出発すると、その先はビックリするぐらいヤバい道でした(笑) 尾根道が楽しそうに見えてワクワクしていましたが、そこに行くまでには超急勾配な坂を下ります。もし道が凍ってたらアイゼン履いても生きてない自信はあるくらいの道。写真では角度が分かりずらいですがエグイ角度です(笑) 二日目にこれを登るのかと考えたら嫌気が…。登り苦手なんよ…。 枝に邪魔されながら急坂を下ると、今度は急なガレ場が出てきました。オオゥ。 距離は短いのが救いでした(笑) 神経と心をすり減らしながら下り終えると、今度は「これ道なん?」って思うような傾いた道が続きます。 なんとか坊主沼まで到着出来ましたが、だいぶ須立山からの道は長く感じました💦 坊主沼を見てから坊主沼避難小屋へ。 10年ほど前に立て直したらしく、かなり綺麗な小屋でした。 到着してから換気と掃除を簡単にしてから、坊主沼の水を飲むために汲みに行きます(コイツは何を言ってるんだ?) 土が立たないようにコップで優しく掬い、飲み口に厚めのハンカチで覆ってから水袋にいれます。 これで大きなゴミをとって、さらに濾過器をセットして浄水し、バーナーで煮沸します。 「これで飲める!!」味見してみると普通に飲めました。ただし味は池っぽい。沼っぽくなくてよかった(笑) 正直言えばそのまま飲むとちょっと気持ち悪いです((笑)) 青汁やプロテインで誤魔化せば飲めます(笑) ※その後お腹の調子が悪くなる事はなかったです、是非やってみてください、後悔します。 【坊主沼避難小屋~大峠分岐~大峠】二日目 5時起床で6時30分出発予定のはずが、必要な物をどこに仕舞ったか出したり戻したりで7時頃に出発に。 須立山への歩きずらい道を戻り、ヤバいとしか思えないエグイ角度の登りを無心になって歩き続けます。 バランス崩したら結構下まで落ちそう…。 ぜぇぜぇ言いながら須立山へ到着し、鏡ヶ沼東側分岐を越えて大峠分岐へ到着。 ここから楽しい楽しい細い尾根歩きが始まります。この道はけっこうドロドロしてます。一部滑りやすいので気をつけてください。 何度もグルグルしているヘリコプター(自衛隊? 山岳救助隊?)に見守られながら、ドロドロした楽しい尾根を渡り切れば、素敵なお顔のお地蔵様が見えてきました。 【大峠~三斗小屋温泉(煙草屋)】 ここから三斗小屋温泉までは林や森の中を進みます。 ちなみにどなたかのレポートでクマの足跡もあったらしいです。ヒエェェ。 少し進めば水場があるので、ここで2L汲んでおきます。小屋に水ありますが(笑) 水は冷たくてサッパリした味でした。決して池っぽくもありませんでした(笑) さらに進むと沢渡りが確か3か所ほどあります。他の方のレポートで読んでいたので知ってましたが、写真の見た目以上に渡るのが難しかったです。しかも沢の幅が結構広め。 一度目の沢渡りでは選ぶ岩のチョイスが分からなかったです💦 転びそうになりつつもなんとか耐えました。足を置く岩がヌルヌルしてるのは想定外でした…。 ここから先は全体的に厳しめの登山道。歩きずらい場所が多々あります。 そして二度目の沢渡り。ここはさらにどのルートが正解かサッパリ分かりませんでした💦 なので、あえて横倒しになっている木の上を通って行きます(笑) そして三度目の沢渡りも危なげな感じで渡ります。 ここまで岩にアイゼンの爪痕があったのですが、雪の時期この道来る人多いんですかね? すごく大変そうですが。 なかなかハードな登山道を終え、三斗小屋温泉へ到着。 テント場を予約した煙草屋さんへと向かいテントを設置します。ちなみこの日は私だけがテントでした(笑) テント設置した後は露天風呂へ。 大峠山や流石山を眺めていたら1時間近く入ってました。この時初めて「極楽ってこのことか~」と心から思いました(笑) 【三斗小屋温泉~姥ヶ平】三日目 4時半過ぎに起床し、着替えて荷物を詰め込んでから外に出ると、テントが凍ってる…。 手拭いで拭ても取れにくく、いったん畳んだ状態でワシャワシャして氷と霜を落としますが、なかなか全部は取れない…。しかも拭いた手拭いが凍った(笑) ノリの効きすぎたワイシャツみたいになってる((笑)) テント撤収に悪戦苦闘したお陰で6時過ぎに出発する予定が遅れて6時40分頃出発。 姥ヶ平を目指して歩くと、お猿さんが一匹いました。なんか人なれしてるっぽい? 挨拶したら「きぃーきー」言ってくれました(笑) 姥ヶ平近くに到着し、ひょうたん池を見に木道を進みます。正直眺めは悪かったです、木が邪魔でほぼ池が見えない(笑) 姥ヶ平はだいぶ広い広場でビックリしました。テント張れそう、山に囲まれて風もなさそうだし(悪い人) 【姥ヶ平~茶臼岳~大丸駐車場】 茶臼岳までは峠の茶屋跡方向へ行ってから向かいます。日の出平方向も楽しそうに見えました…。行ってみたい。 壮大な西側の景色を眺めつつ峠の茶屋跡近くに到着し、茶臼岳へ。 この日も晴れ間で雲は無しで風も無し。最高の天気です。 茶臼岳に到着したら、すぐ近くの岩場でけんちん汁休憩(笑) いやマジで壮大な景色見ながら、みそ汁すするの最高過ぎて鼻血でそう。 だいぶ長い事眺めてから重い腰を上げて下山開始。 下山中は何度も振り返りながら帰りたくないと思いながらも、ロープウェイで売っている大好物の三福団子を買っていきます(笑) 後ろ髪を引かれる思いの中、ホクホク顔で三福団子を持ち大丸駐車場へ到着。 その後は日帰り温泉でまたまた露天風呂に入ってから帰りました。 【下山後の感想】 あれから一年。茨城住だとなかなか遠くの山に行けないとは言え、もっと山の上に居たいとか、また絶対に来たいとか強く思えるのはやっぱり那須岳が一番でした。 毎回帰り際になると振り返ってまだ眺めていたい、離れたくないと思ってしまいます。 ……っ!? もしかしてこれは恋!? ハァハァ、那須岳ちゃん魔性すぎる(変態) あ、前にもちろっと書きましたが、 山に住みたい欲求が抑えきれず、12月から短期間ですが赤岳鉱泉で働きます。 ぜひ南八ヶ岳に来る際には寄ってください(宣伝)
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