大丸温泉→那須岳→北温泉

久しぶりの連休、疲れた身体は癒したいし山にも登りたいので、気になっていた三斗小屋温泉の煙草屋旅館さんに宿泊し那須岳を歩き回ってきました 那須岳はロープウェイ山麓近くの駐車場から登るのが一般的ですが、今回は手前の大丸温泉でバスを降り、高雄温泉の方から那須岳を目指しました 牛が首まで人に会うことはありませんでしたが、登りやすい登山道でもっと日の目を見ても良さそうでした 牛が首からは稜線の美しさに誘われて南月山へ ガスってしまいましたが、稜線越しの茶臼岳は雄大でした その後茶臼岳に登り、目的地の煙草屋旅館へ ここの目玉はなんといっても温泉です 3つのお風呂があり、うち1つは女性専用なため男は内風呂と露天の2つしか入れませんが、3湯とも異なる源泉のかけ流し 泉質も良いですが、最高なのが露天からの景色ですね ちょうど日没時で、赤く染まった空と山が暗くなって星空に移っていく景色を眺めながら入りました 静かな山の中で、風と沢の流れる音しか聞こえない一人だけの時間、今まで入ってきた温泉の中で一番最高の気分でした 夕飯もとても美味しくて、ご飯おかわり自由なのでたくさん食べてしまいました笑 一緒に泊まったのは、他にご婦人2人組だけだったのですが、行きのバスが同じだった方でまさかの再会 山の経験がとても豊富なお二人で、夕食のときだけでは飽き足らず、談話室に場所を変えてたくさん面白いお話しを聞くことができました 煙草屋旅館さんは出会いを大切にしている山小屋とHPに書いてありましたが、その通り一期一会の素晴らしい出会いがありました 翌朝は雲ひとつない快晴 那須岳主峰の残り二つを目指します 宿から急登を一気に稜線まで登り熊見曽根へ 岩がゴツゴツの登山道で朝日岳へ登り、いったん清水平へ下って三本槍へ 槍とはありますが嫋やかな山容で眺望のとても良い山でした 帰りは中の大倉尾根を下っていきます こちらもあまり人気のない登山道ですが、正面に那須の扇状地を見ながら、後ろから那須岳に押されるように下山できるのでこちらもオススメです 下山して北温泉に入れるのも良いですよ(〜17時頃まで日帰り入れるのが嬉しい) 古き良き木造旅館で、ダバダバと流れる温泉をたっぷり浴びて汗を流しました 帰りは那須湯本でバスを途中下車、段落ちの間に鹿の湯へ 湯治の雰囲気が残った温泉で硫化水素系の硫黄泉が堪らなく染みました たっぷり温泉を浴びてリフレッシュ出来たので良かったです！ ※下山口の北湯入口バス停は、那須ロープウェイから那須塩原駅方面への下山便しか止まらないので注意してください バスのフリーきっぷあります(2600円)