一昨年に続き、古羅漢のハゼの実を使って 蝋燭作りをします。 出来上がったハゼ蝋燭は、ボクは担任の先生に、弟ayaは幼稚園にプレゼントする予定です。 古羅漢でハゼの実拾い ⇒ https://yamap.co.jp/activity/1350944 古羅漢ハゼでロウソクを作ってみました!(一昨年の様子) ⇒ https://yamap.co.jp/activity/215151 (yoshi's 父 メモ) ・ 山の恵みに感謝しつつ、今年もハゼ蝋燭作りにチャレンジしました。 一昨年に課題とした「絞り」は何の進歩もなく、今年も百均の C型クランプを使用しました。 「絞り」を工夫すれば、もう少し ロウが取れたと思います。 ・ 古羅漢には 「植物採取禁止」の掲示があります。設置者の中津耶馬溪観光協会に問い合わせたところ、中津市文化財室の見解として、ドングリ・松毬・ハゼの実など落ちているものについては禁止される植物採取には当たらないとのことでした。 ちなみに、古羅漢で保護対象になっている植生は 「岩峰・岩壁の植生(イワヒバ・ホラシノブ・ヒトツバ・コツクバネウツギ・ネズ)、コナラ林、コジイ林」ですが、それ以外の植生であっても、枝を折ったりすることは国指定名勝景観を害することになります。
まずは、ハゼの実だけにしていきます。
取れたハゼの実(およそ1,500g)は、水洗いして乾かします。
これをすりこぎで潰していきます。 この作業が一番大変です。
潰したハゼの実を二段階のふるいにかけ…
ロウの成分が多い粉になりました。 1,500g ⇒370gになってしまいました。
この純度の高い(?)粉を 日本手ぬぐいに包み、30分ほど蒸します。
蒸し上がったら、C型クランプで絞り出します。
絞り出したロウや、こびり付いたロウをいったん湯に溶かします。
冷めると ロウが固まります。
古羅漢ハゼの ロウがとれました。
最後に、成型の作業です。 小さなガラスの器に、たこ糸の芯を立てて…
再び溶かした ロウを流し込みます。
ロウが固まったら、芯を切って長さを整え…
古羅漢ハゼ蝋燭の 完成です!
優しい火が 灯りました。
追加: 幼稚園児向けに作った資料から。(y&a's 父)