活動データ
タイム
19:09
距離
24.8km
のぼり
2408m
くだり
2406m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る先々週に登った塩見岳の日記です。 総勢5人と久々に賑やか登山でした。 鳥倉登山口ゲート手前に7時前に到着時、車は3台位。 40分ほど落ち葉が積もった林道を歩き、登山道に入る。 道は分かり易いが、序盤からほどほど急。 4/10ほどからうっすらと積雪があり、傾いた梯子や木の根が滑りやすいので、早めにチェーンを着ける。 三伏小屋は今年は避難小屋やトイレの解放はなく、テントも設営禁止。 気温が低く、直前に雪が降ったのか、小屋周りには立派な樹氷がもりもりだった。 テント場横を抜けて少し歩くと小河内岳方面との分岐があるが、すれ違った人達は小河内に登った人が多いよう。 分岐から間もなく、三伏山に到着。 以前小河内岳に登ったついでに寄ったことがあるが、その時はガスガスで印象の薄い山だった。 しかし、この日は曇りながらも山並みは明瞭で、目指す塩見岳に烏帽子岳や小河内岳、中央アルプスや白峰三山がよく見えた。 そこから一旦下り、登り返すと、幕営予定の本谷山に到着。 風を心配していたが到着時は大分弱くなり、周りに木も生えていて、テントは張りやすい。 塩見岳方面へ向かう人はレアだが、標識周りと通行するスペースは開けて、女性陣3人で4人用テント、男性陣2人で2人用テントの二張を張った。 4人用テントは、5-6人までなら中で問題なく飲んだり食べたり出来るので、寒くなってくるとお役立ち。 ともさんが準備してくれた豪華な料理やakiさんが瓶ごと持ってきてくれた日本酒を美味しくいただいて、楽しいひと時を過ごせた。 食後に夕日を眺め、就寝。 翌日はまだ薄暗い5:30頃、塩見岳へ向けて出発。 かなり気温が低く、ハードシェルを着て、アイゼンを着けて出発。 しかし雪は少なく、途中でチェーンに変更。 一旦下った後、塩見小屋へ登っていく。 樹林を抜けると一気に視界が広がり、青空の下の山並みが美しい。 塩見小屋以降は急登で岩場も多いため、ストックをピッケルに変更して先へ。 次第に斜度が上がり、急な岩場や鎖が続く。 雪は少なく、結局チェーンのままで山頂まで行ったが、固い雪や凍ってる所がちょこちょこあり、注意が必要。 まずは、塩見岳・西峰に到着。 山頂に登ると、目の前に東峰と富士山が飛び込んでくる。 仙塩尾根の奥には、北岳・間ノ岳・農鳥岳や甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳が。 さらに北アルプスや中央アルプスも見渡せる、素晴らしい眺望。 そのスケールは、流石3000m峰。 景色を堪能した後、東峰へ向かう。 数分で到着した東峰の方が、西峰より数m高いので、この時点で塩見岳・初登頂! 富士山に南アルプスの南部や北部の山、中央アルプスの向こうに御嶽山、一際白い乗鞍岳や槍穂高も一望。 青空の下で見る、錚々たる山々は、圧巻。 風も強くなく、この時期に山頂でパンを食べながらその景色をゆっくり堪能出来たのは、ラッキーだった。 山頂から暫くは急な岩場・鎖場が続き、所々ある凍結や雪が嫌らしく、下りはより慎重に降りた。 本谷山でテントを回収し、重い荷物を背負った長い下りにヘコタレつつも、無事下山。 雪上テント泊で、塩見岳に登ってきました。 昨年の赤岳鉱泉同様天気に恵まれたので、厳冬期テント泊の練習にはあまりならなかった気はしますが、食事もお酒も美味しく、楽しい時間でした。 塩見岳登頂は文句ない快晴の下で、富士山や南アルプスの他の山々、中央アルプスに北アルプス等360°の絶景! 凄く恵まれた条件で、雪の塩見岳に登れて幸せでした。 一緒に登ってくれた、皆さんに感謝です♪
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