活動データ
タイム
07:14
距離
15.3km
のぼり
1366m
くだり
1369m
活動詳細
すべて見る本日は大分県と福岡県の県境の山、犬ヶ岳です。 紅葉の時期は少々過ぎていましたが、経読岳と合わせて大分百山を二座登ってしまいます。 スタートはウグイス谷の犬ヶ岳登山口からです。もっとも一般的な登山口ですね。 大きな駐車場に新しいトイレ(電気が来ている!)まであり、非常に立派です。ありがたいですね。 この時点で天気は曇り、ぽつぽつ雨という感じですが、天気予報では午後から晴れそうなのでそれに期待です。 なので景色の良さそうな犬ヶ岳~一ノ岳を後半に回すために、登りはウグイス谷ルートを使います。 前半は荒れてはいるものの林道です。最後の砂防ダムを過ぎれば普通の登山道となります。 終始谷筋を登り、最後は急登をへて経読林道に出ます。 笈吊峠に出るにはここを右に行くところですが、今回は林道を左に進み、経読岳と茶臼山の鞍部まで林道を使うことにします。 アップダウンのほとんどない林道は非常に歩きやすく、最近舗装されたばかりのようです。 周辺の紅葉も綺麗です。経読岳の近くまで来たら、右に曲がり荒れた林道を進みます。 経読岳と茶臼山の鞍部は新大分百山によれば黒仁田峠という名前のようです。 黒仁田峠で経読岳~犬ヶ岳に続く縦走路の九州自然歩道と合流。ベンチや案内看板もあり、休憩するのに良い場所です。 黒仁田峠から経読岳へ九州自然歩道を進みます。最初は広くて歩きやすい道ですが、経読岳まで700mのところで 巨大な岩がそそり立っており、これを巻くためにいきなり道が悪くなります。 巻いて降って登って、かなり道は狭くなりますがさすがは九州自然歩道で、階段などはちゃんと設置されています。 ほどなく経読岳に到着。お地蔵様や、少し先にベンチがあります。事前情報通り展望はほとんどないですが、小屋ヶ岳の綺麗な三角が見えますね。 黒仁田峠まで戻り、改めて九州自然歩道を犬ヶ岳へ向かいます。 紅葉は終わりかけですが、道の上に降り積もった落葉が美しいです。 小屋ヶ岳への分岐がありますが、今日は長く歩く予定なので小屋ヶ岳はパスします。 971mピーク(地蔵岳?)を過ぎ、正面に茶臼山が見えてきます。登山道通りに進んでいたら山を巻き始めたので、急遽頂上に向かって直登しました。 茶臼山山頂は九州自然歩道から外れているのでベンチなどはありません。景色は少し笈吊峠方面に降りた場所でかなり開けています。 茶臼山から先はシャクナゲが増え始め、急登を駆け下りると笈吊峠です。 経読岳へは笈吊峠~経読岳をピストンするより林道経由のほうが楽ですね。 笈吊峠は鎖場で有名なところです。雨が降って濡れている上にコケも生えていて、とてもよく滑ります。 ただ昨日国東の田原山に登ったので、鎖はそれほど怖くはないです。 今回は一の鎖で登りましたが、それでも下りには使いたくないですね。ちゃんと迂回路もあります。 笈吊峠から先はシャクナゲだらけです。また落葉は色あせ始めていましたね。笈吊峠までは鮮やかだったのですが。 犬ヶ岳直前にはまた急登があります。登り切れば犬ヶ岳山頂! 展望台を兼ねた避難小屋がありますが、木々に囲まれており展望はあまりありません。 丁度雲が多くなり、風も吹き付けて寒かったですね。 ここで恒例のカップラーメンタイムです。晴れて風が無ければお昼寝もしたいところですが、体が冷えないうちに先に進むことにします。 少し降りて登って二ノ岳。ある程度の展望はありますが大絶景というほどでもありません。 やや大きく降りれば大竿峠。ここから登山口まで恐ヶ渕コースで降りることが出来ますが、ここはスルーして一ノ岳へ。 大竿峠から登り返せば一ノ岳に到着です。絶景のはずなのですが、曇りの上に白く霞んであまり景色はよくありません。 一ノ岳からの下りは普通ピストンで大竿峠に戻るのですが、以前一ノ岳から求菩提山に縦走したとき、 縦走路の落葉が綺麗だったので、あえて求菩提方向に降りていくことにします。 ナラかミズナラかわかりませんが、道の両脇に並木のように並び、登山道には10センチ近く落葉が降り積もっています。 うん、記憶通りですね。丁度晴れてきて、とても楽しく歩けました。 経読林道に出たらこれを右に曲がり、恐ヶ渕コースに向かいます。 このまま求菩提山に縦走しても良かったのですが、実は造林地帯に入ってからの求菩提山は面白くなくて嫌なんですよ。 恐ヶ渕へは谷沿いにかなりの急登を降ります。何度も徒渉があり、特に鎖だけを頼りに川を越えるところは非常に危険でしたね。 つるつるで良く滑る上に、濡れて、コケが生えて、落葉まで積もっていて、危険度マックスです。 随分長いこと急坂を下り続けます。ウグイス谷ルートと比べて降りる距離が長すぎないか? と思ったのですが 後で調べてみると標高が200m近く違っていました。長いわけです。 天気がどんどん回復してきて、谷間の紅葉がとても綺麗でした。犬ヶ岳~一ノ岳で晴れてくれたらもっと良かったのですが。 川沿いから離れると今度はゴロゴロの作業道で、これまた歩きにくいです。 駐車場まで700mの看板の辺りで林道になり、ようやく歩くのが楽になります。 ようやく登山口に到着! 経読岳から一ノ岳まで九州自然歩道をよく歩きました! この区間の九州自然歩道は良く整備されていますね。 時間的に余裕があったので小屋ヶ岳にもよって良かったかも知れません。 全体的に紅葉は終わりかけで、楽しみは落葉の降り積もる尾根道歩きですね。特に黒仁田峠から笈吊峠にかけては歩いていて楽しかったです。 大分百山 64、65/100
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。