小草平ノ沢・勘七ノ沢

2021.11.14(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 31
休憩時間
17
距離
10.6 km
のぼり / くだり
1264 / 1263 m
2 27
3 18
43

活動詳細

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今週も丹沢の沢へ。 今回は初級者向けといわれる小草平ノ沢を登り、余裕があったら勘七ノ沢にも行ってみることに。 二俣から入渓し、勘七ノ沢と小草平ノ沢を分ける二俣を少し行くと、堀山の家への登山道(渡渉ポイント)が横切り、その奥に見える滝からゴルジュ×連瀑が始まる。最初の滝から結構ギリギリの登攀となって初級といえども侮れないなと気を引き締める。 全体的に流木が目立ち、狭い沢なので癒し系という感じではなく、登攀系のスパルタンな雰囲気。 自信のない滝は遠慮なく巻き。CS4mはあとちょっとで越えられそうだったけど、腕もつま先もパンプ寸前で、乗り越えられなかった時の下降する力も残さないといけないので諦め。悔しかったけれどボルダリングと違いチャレンジは禁物で。 最後の詰めは作業経路に入るので比較的楽。大倉尾根の堀山の家手前あたりに出た。沢装備はそのままにチェーンスパイクを装着して二俣へ下る。 時間も体力も余裕があったのでお次は勘七ノ沢へ。 F1は小草平ノ沢の二俣から見えたけど、とても登攀できそうにないのでF1-F2を巻いてから入渓。先ほどの小草平ノ沢よりも広く、水量も多いので気分も上がる。 F3は右のへつりからチャレンジしたい気持ちになったけれど、へつりドボンもあり得るし暑い時期にまた来ることにして巻き。 F4は上段が登れそうだったのでチャレンジ。残置スリングやお助けロープのお世話になりながらなんとかクリア。 その後いくつか堰堤が出てきて、その一つ一つの巻きがけっこう苦労した。チェーンスパイクは面倒くさがらずに履いた方がよいというのが今回の学び。 F5は見た瞬間に巻き決定だったけれど、この巻きも悪かった。手前左のザレ斜面を真っ直ぐ詰め上げるのではなく、途中で少し右にトラバースしながら巻くのが正解かもしれない。巻いた後に沢へ下りるところも急斜面で苦戦。今回最大のヤマ場はF5の巻きだったかもしれない。 F5から先のゴルジュ×連瀑帯は面白かった。自分の技術的にはこのあたりがちょうど良い感じ。 890mあたりで大倉尾根へのエスケープルートがあるという情報だったので、今回の遡行はここまで。沢の詰めほどではないけれど緩くはない斜面を直登して植林帯に入ったら、程なくして鹿柵に出合い大倉尾根に出ました。 今までと違った登攀系の沢登りを2本。いろいろな滝があって面白く、登ったときの爽快感が心地よい反面、登り切れるのかという不安や恐怖との戦いもあって、無理は禁物だということがよくわかった。巻きにしても簡単ではないものが多く、沢登りというアクティビティの難しさを思い知った感じ。 地道にステップアップしながら、よく難易度を見極めて今後も楽しんでいこう。 【コースタイム】 05:50 表丹沢県民の森 06:25 小草平沢入渓 08:18 堀山の家 08:52 勘七ノ沢入渓 10:40 890m 11:00 脱渓 11:28 大倉尾根 12:23 表丹沢県民の森

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