日の出山～ロックガーデン～大岳山　御岳山散策

紅葉シーズンということもありまぁまぁの人出であった。８時半ころケーブルカーの滝本駅に着いたが、以前来たときのような渋滞はなく、すぐに駐車場に入れられた。しかし、夕方の下山時のケーブルカー駅では、100メートルくらい乗車客の行列ができ、ケーブルカーも臨時のピストン運転であった。その行列に対してホットレモネード屋の売り子が出張販売していた程である。 当日は事前の天気予報のとおり快晴。風もないし、11月にしては気温も高く、歩いていると汗ばむほどだ。 ケーブルカー御岳山駅を降りて、日の出山方面へ向かう。 40分ほど整備された道を歩くと、程なく山頂に到着した。日の出山の名の通り、東側に視界が広がっている。筑波山や丹沢大山が見えた。西側を見るとギリギリ富士山の頭も見えていた。 頂上には東屋があり、休憩している人がたくさんいた。 この後大岳山に行きたいので、小休憩のみとしてすぐにピストンで戻った。 御岳山方面からロックガーデン方面へ進む。この渓谷は御岳山よりも200メートル位下っている。選ぶ道によっては鉄階段もあり、なかなかの勾配であった。 御岳山の主役とも言えるロックガーデンだが、小さな渓流と２つの滝から構成されている。その滝を挟む形で休憩所が設けられており、周辺には大勢の人がいた。だいたいの人はここから引き返すようだ。 大岳山方面に向かうと客層が変わり、完全に登山客となる。予想よりは沢山の人がいた。 道もそれまでのハイキングコースとは異なり、岩場や鎖場もあり、登山コースとなっている。それでも２・３メートルの高度なので、恐怖感は無い。両手を使って慎重に登る。下りのときはちゃんと岩場の段が見えて降りやすかった。２・３箇所の岩場以外は広く整備された道である。 ロックガーデンから１時間半くらいで、大岳山の頂上に到着。 頂上部はまぁまぁ広いのだが、富士山方面に人気が集中して、そちらは混雑している。座る場所に困るほどだ。 快晴なので雪を被った富士山が非常に美しい。裾野も広く雄大だ。 頂上直下に大岳山荘という廃墟がある、との事前情報があったのだが、実際に行ってみたら廃墟は廃墟なのだが、出入りしている人が居た。挨拶したが無視されたのだが、何者だろうか。再建中？ 敷地内のトイレはいちおう利用可能であり、その正面スペースをヘリポートっぽくしようとしているような感じ。また、建物も複数あって、どれも廃墟っぽいが、再利用しようとしてそうな雰囲気（修理中的な）もあった。 近年はファストパッキングの日帰りが流行りだから、こういう頂上直下の山荘は需要があるのだろうか・・・。ちょっと疑問。 大岳山から２時間程度で御岳山へ戻り、御嶽神社でお参りをして下山。 ケーブルカーから降りると16時半くらいで既に日も落ちかけていた。 御岳山からだと、道的には大回りだが、生涯青春の湯つるつる温泉へ行くのが基本であろう。１年ぶりに行ってみたが、思いっきりモンモン背負ってる人が沢山いて驚いた。