雪の立山<日本百名山>室堂〜雄山〜大汝山

2021.11.08(月) 日帰り

活動データ

タイム

05:03

距離

7.4km

のぼり

722m

くだり

734m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 3
休憩時間
29
距離
7.4 km
のぼり / くだり
722 / 734 m

活動詳細

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(とても長い日記を綴っておりますのでご了承ください) 前日に富山マラソンに参加。大撃沈した結果となり、せっかく富山まで来たのに残念すぎて、翌日の黒部ダム観光を変更し、立山登山へ。 もともと室堂、黒部ダム観光予定で、立山駅前宿泊、室堂の雪景色は想定していたので寒い時の服やカッパは持参していたので、立山駅のレンタルショップで登山靴、アイゼン、ストックをお借りすることに。 前日にレンタルショップに確認の電話をすると、夕方は早く17時すぎに店仕舞いをして、朝イチはケーブルカーの始発前8時には営業開始とのことで朝にお伺いすることに。 宿泊した立山駅前の千寿荘さんで、登山に不要な荷物を預かっていただき おにぎりもご用意して下さったので嬉しい。 駅近、綺麗なお宿で、女将さんもご親切。 温泉も最高でした。 いざスタート! ってレンタルショップからですが・・(汗) アイゼンは何本刃がいい?とのことでしたが よく分からないのでがっちりした10本刃、ストックは普段使ってないので、1本でいらいかなと思いつつ、念のため2本お借りして。 ケーブルカー、バスと乗り継いで室堂へ。 ちょうどお山に詳しいお姉さんがお隣になり、 所要時間や、雰囲気、見所など、色々教えて下さって気分もほぐれて楽しかった〜。 9時50分に室堂に着いて、10時スタート。 いきなりの銀世界にちょっと焦って、どこだ?スタート地点は? とか思ってしまう自分が恥ずかしかった(汗) しかし、予想以上の絶景で、すでに満足。 無理せず、帰りの最終バス15時30までに帰れるように、いけるとこまで行ったらいいかなと。 さすが時期外れ、人、少ない〜。 歩き出すも、前には遠くにお二人見えるだけ。みんな何処行ったんだ?と思いつつ、しっかり足跡がついているのと コース表示が分かりやすくて迷うことはない。 連日の快晴で、雪はしっかり踏み固められていていた。 ストックはやっぱり使わないや、と一旦はザックにつけて歩き出す。 途中まではアイゼンなしで進み、室堂山荘を少し過ぎてから装着。 さすが10本刃、歩きやすい!! いらないと思っていたストックもあると楽だわ。 一ノ越までは雪道をスタスタ進み、雪があるから皆さんショートカットしている 感じで道ができていてその上を歩く。 ここからは風がきつかったので、着てなかったウインドシェルを着て登る。 見上げると、岩ゴツゴツで、アイゼンは無い方が良さげ?と思いつつ 雪も残ってる場所には残っているから取らないべきよね?と思いながら。 無い方が上りやすい感じ。 いよいよ到着した雄山、いきなり広がる絶景に超感動!! すっごい風でさらにダウンを着込む。 見えていた方達に山頂で追いつき撮影していただく。 「何度も立山に来たけど、今日が一番綺麗!」 というベテランさんの言葉を聞いてそんな日に来れて嬉しくなる。 富山最高峰はとなりのピーク、大汝山。 当初は予定してなかったけど、予想以上にスムーズにきていたので、お会いした方と一緒に向かうことに。 ここからはスリルありすぎで結構怖かった。 慎重に足元を見ながら進む。 いよいよ到着した大汝山からの景色が素晴らしいこと!! 生まれて初めて見るこの雪山ドーンの絶景感の美しさ!! ああ、来てよかったーと思った。 ちょっとゆっくりしていきます、ということだったので、一人下山。 が、ここからアイゼンが外れる! ちょっとこんなところで何で?と思いながら、何度もとまっては付け直す。 「今日が快晴でよかった」と思う。 雄山から降りたところでもまたアイゼンを付け直していたら、 ちょうどお会いした方が見て下さって、 その靴が柔らかいのでアイゼンが外れやすいとのこと。 なるほど!そういうことか!と納得。 ここからも何回も外れつつ、片足だけついていたら歩ける程度だったので、 お尻で滑ったり、スタスタ戻る。 こうして思い切ってレンタルして一回使ってみるっていうのもありだなとか、ストックがあると楽だなあ、ということが新発見。 みくりが池までは山に詳しいお姉さん達お二人とちょくちょくご一緒になる。 晴れてたら池に山が映って綺麗ですけど、今日は風で見えないですねー とのことだったけど、初めて見る私は、外国みたいに綺麗で満足した。 さて、バス停へ、と思っていたけど、みくりが池温泉が気になっていたので 「滞在10分以内ならいける」 という結論に達し温泉にGO! 我ながら、この時間で入るか?と思いつつ、、 湯船につかった時間は5分もあったかなかったか(笑) それでも窓から見える雪景色とトロトロの温泉で身体は芯まで温まって やっぱり少し疲れが取れたように思う。 さあ、急いで戻らないと、と思って湯船から上がった瞬間にぬるぬるの床に 足がつるんと滑ってこけかけた。 この時がこの日一番のヒヤリだった(汗) 急いで着替えて、バス停へ向かう。 時間には余裕があって到着するものの、あれ?バスセンターどこだっけ? と一瞬分からなくなった。階段を登ってきたことをすっかり忘れてしまっていた。 近くの人にお尋ねして、この下ですよ、と聞いて、ああ、そうだったなと思い出す。 大丈夫か?と、ちょっと自分で自分が残念になった。 次は富山駅への電車乗り換え時間がわずかで、レンタルショップに返却して、 お宿へ荷物を取りに行かないといけない・・・ ケーブルカーを降りて、一目散で走り出し、まずはレンタルショップへ。 お店の方は慣れたもので、さささっと靴を履き替えて一瞬でお返し完了。 お宿へまたまたダッシュして、荷物を受け取り、駅へ急ぐ。 ああ、朝に切符を買うべきだったーと思いながら急いで切符を買って 走りまくって、改札へ向かう。 ここへ来て「あ、ちょっと時間できた」となり、トイレで服を着替えることに。 ほっとして電車に乗りこんでいると、車掌さんが切符のチェックに来られたので さっき、改札で見せたな、ダブルチェック?すごいなあ、と思っていると 「この切符いつ買われました?さっきですよね?」 「はい、ついさきほど・・」 「切符売り場でいくら入れられました?」 「2000円です、あ!お釣り取るの忘れた!」 「ですよね、なので、今どなたかと思って探しに来たんですよ」 「なんと、なんと、ありがとうございます!!」 という最後の最後までバタバタ、ドジりまく、なんとか富山駅へ。 登山中はおにぎり一個食べただけで、もう夕方。お宿のおばさんの握ってくれたおにぎりがありがたい、と電車で2個いただく。 富山駅でサンダーバードへの乗り換え時間には、お腹は空いてないけどなー と思いつつ、せっかく来たしねと、お寿司をいただく。 お腹いっぱいとか言いながら、 白エビの天ぷらや白子やのどぐろ、日本酒も。 おっさんよりおっさんコースだなと思いながら。 そしてやっと帰れると思ったサンダーバードが強風のため車内で遅延となって ああ、食べといてよかった。と本気で思った旅だった。 ほとんど日付けが変わるころ、無事に大阪へ帰宅しバタンキューで 長い1日が終了! 今回の雪山チャレンジは自分にとっては大きな一歩。ちょっとハードルの高いことに挑戦すると、必ずどこかでサポートがあって、ああ、神様っていてる!とか思った次第です。 ご縁あってお山でお目にかかり、ご親切にして下さった皆さんに感謝。 長い日記を読んで下さってありがとうございます。 マラソンは大撃沈だったけど、こうしてお山に行けたことがかなり嬉しく、トータルでは大満足な富山遠征となりました。

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