今日のお遍路in へんろころがし2

昨日は柳水庵 お遍路休憩小屋に有難く一泊させて頂きました この休憩小屋、実はコンセントが有ります！ 携帯の電波もバリ３（死語）です！ 夜真っ暗でしたが、暗いなりにも有意義に過ごせました😊 柳水庵自体、あまり標高が高くないので、NTT柱ですが電信柱は来てました そこに電力も敷設してたんですね 暗い以外は快適でした あ〜お化けが苦手な方は利用を控えて下さい 夜、色々と音がします（笑） また女の子の声やおじさんの声もします😊 いわゆる幻聴って奴です 水の音や枝葉の擦れる音で人の声の周波数と近い音がすると、勝手に脳みそが人の声と思ってしまうそうです 真偽は分かりませんが、自分の経験から言うと他の音を幻聴している事で納得してます😊 さて遍路転がし2日目、出発します 楽しい夜はあっと言う間に過ぎて朝を迎えました ６時に目が覚めましたが、ちょっとウトウト二度寝してしまいました 昨夜1時ごろ、メチャクチャ凄い風が吹いたので余計に朝が眠かったのかな？ それでも６時半に起床して天気予報をチェックします 予報では13時から雨が降り出す様です まぁ残り6kmなので午前中には焼山寺に着く予定です 朝食にバンを食べ身の周りの片付けを済ませ20m上のトイレに行きます そうこうして出発出来たのは8時過ぎでした ちょっと12番の焼山寺は絶対お勧めと言われていたので、気分良く上がって行きました 何回かUP Downを繰り返して、やって来ました！へんろころがし最終ステージ！　６/６ ここを越えれば焼山寺だ〜！ 残り２km前後かな？ でもこの２kmがキツかった！ この２km、一切息抜きポイントの下りや平坦路が無いんです ずーっと同じ様な傾斜で後半まで続きます 残り1kmで多少緩やかになるけど登りです いや〜辛かった（笑） で焼山寺に到着する前に雨が降り出すし、弱目に祟目ですよ で、この12番焼山寺の何がお勧めなのか？ ん〜この後に善根宿の禅道場があるらしいのですが、これの場所がイマイチハッキリしないんです 色々WEBで調べてみたのですが、近くには行っている感じなのですが、分からない！ 結局、分からず終いで山を降りてしまいました 結局、へんろの駅近くのすだち庵さんに今夜の宿となっていただきました すだち庵さん、先代の方から引き継いだ方がクラウドファンディングで復活を遂げてましたよ 先代の安過ぎる宿から一般的な安さになって再出発したそうです 今日の総移動距離 13.5kmでした 明日は13番に向かいます 先ずは16km歩くのかな？😊 PS 21時くらいから雨が強くなってきました 発雷注意報も出てます 宿に避難して良かった😊 お遍路の決まり事とマナー 四国八十八のお寺を周り納経する事をお遍路と言います 遍路に難しい決まりは有りません 殆ど自由です 服装や周り方や時間帯も周る方の自由です ただ推奨される服装や作法はありますし、幾ら自由とは言え常識の範囲を逸脱する行為はマナーに反します 納経の仕方について 服装は白衣に輪袈裟を掛け金剛杖を持ちます 上記の服装でお寺に行き、山門で一礼をして手水でお清めします お清め後に鐘撞堂で鐘を一度撞きます （鐘撞き禁止のお寺もあります） 本堂でロウソクを供え火を灯し、その火で線香に火を移します 他の方の供えたロウソクで線香に火を灯してはいけません（火を灯した方の業が移ると言われています） 線香を供えたのち、本堂の前に進み賽銭をしてから一礼をし納経（光明真言　回向を唱えます）します 納経後に納経札入れにお札を納めます 続いて太子堂に行き、同じ様に納経します 太子堂でお札を納めたのちに納経所に行き御朱印を頂き300円を納めます ここまでが推奨される納経です この後に次のお寺に向かいます 道中の移動方法に制限はありません ただ歩き遍路をする方は遍路道を辿って行くと遍路の道標が要所で有り、道に迷う事が少なくなります また遍路道は弘法大師が歩いた道と言われ、没後の今も遍路道を歩いていると言われています 道中の作法には橋の上で杖をついてはいけない事になってます これは弘法大師が橋の下で休んでいるかも知れないからです また道中では地元の方から「お接待」をいただく事があります このお接待、食べ物だったり飲み物だったり、時には食事等を受ける事もあります このお接待、断ってはいけません 全て受け入れるのが式たりです 自分もザックに入る余地が無いにも関わらず柿を5つ頂き、3日も持ち歩いてました（笑） 簡単な説明ですが、これで大まかな事はお分かり頂けると思います