活動データ
タイム
09:23
距離
17.1km
のぼり
1532m
くだり
1324m
活動詳細
すべて見る四王寺山の予定を、好天に誘われ、宝満山~若杉山縦走するハードスケジュールに変更。 まほろば号で竈門神社前に着いたのはすでに9時を過ぎている。 時間的に余裕はないが… 紅葉はゆっくりと愛でたい、写真も撮りたい、ランチも出来たら時間をかけたい、若杉ヶ鼻で沈み行く夕陽と夕焼けを見たい、でもペースは上げたくない… 色々と欲張りながらも、ペースをあげられるところは頑張り、まったりとしたいところは時間をかけて、上記の目標はほぼ達成。(若杉ヶ鼻での沈み行く夕陽は逃したけど) 当然のごとく、若杉山山頂に着いた時にはヘツドライトを使用する状況となった。 ちょつと一休みすると 辺りは真っ暗。 足元を照らすあかりを頼りに、篠栗駅を目指して登山路と林道を延々と歩いて下山することになった。 時折、木々の間から街の灯りや美しい月も見え隠れして、一息ついたりする。 たまに車が通ることもあり、「こんな時間にこんな山奥のどこに行くのかな?」 久住山旅で経験した、目的地まで乗せていってくれるという「親切なドライバーはいないよね?」などと話していると… 一台のタクシーが背後から徐行してきて「乗ってかない?」と声かけられる。 え??? 乗って行きたいのは山々だけど、タクシー料金がここからだと結構するよねーと、内心躊躇う。 見透かされたように 「お金とらないよ」と。 まぁ! 渡りに船とはこの事。 笑顔で、お願いしたのは言うまでもない。こんなことってあるの? 本当に助かったよね。 ドライバーの話によると… 若杉山から宝満山ピストン予定の登山者が、宝満山で路迷いし自力で若杉山に戻ることが時間的に困難となった。その為にこのタクシーを利用、先ほど置いていた車の所まで送り届けてきたと言うこと。 ドライバーは二日市に戻るところなので、「どうせ途中までは通るから良いよ」と。 山での楽しさだけでなく、人の親切と縁にも触れた貴重な一期一会。 自然と疲れもどこかへ消えてしまい、ほんわかと温かい気持ちで帰路につくことが出来た山旅となった。 ※カバー写真は、この日一番の美しかった紅葉。 目にはいった途端に心を奪われ、声にならない「キレイ…」 しばらく見惚れてた。
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