苗場登山道中の秘湯赤湯温泉でひと休み

歩行距離18kmを超えた先に楽園がありました。 秘湯赤湯温泉にどうしても寄りたくて、マイナー登山ルート(全長22km)から登ってきました。 開始500mでのカモシカ睨めっこから始まり、なかなか思い出深い登山となりました。 苗場山頂までは雪どけ水が登山道を歩きづらくし、大変な道のりでした。山頂は完全なスキー場状態でした。フットフェア&12本爪アイゼンの方も多く見かけました。正解です。一方の自分はローカットトレランシューズ&軽アイゼンで爆死しました。(アイゼン使いませんでした笑) スキー板が本当の正解だったかもしれませんが。 山頂は雲ひとつなく、近くに北アルプスが拝めました。なかなかテンション上がりました！ 帰りの登山道は雪が中途半端に溶け、踏ん張れなくて、何度か転倒しかけました。装備関係なく歩きにくかったと思います。それでも目標があったので頑張れました。 18kmを超え、川沿いをしばらく下ると… ついに、赤湯温泉山口館が見えました！歓喜の瞬間です。しかしその3分後に絶望感へと変わるのです。。 赤湯温泉山口館は11/3で閉館していたのです… よって温泉もやっていません。一気に疲労が出てきました泣 このまま帰るのもあれなので写真だけでも、と 温泉がある場所まで行ってみたところ、なんと足湯できるお湯が残っていました。(こっそり入ったのは秘密です) お湯は45℃を軽く超えて激アツでしたが、塩化系の泉質を感じることができました。 少し心が落ち着いたところで、周りを見渡すと、川の他、迫り出した岩、綺麗に色づいた紅葉が見れることに気付きました。川の音と相まって風情ある場所でした。この景色にこそ、赤湯温泉の本当の良さが隠されていたのかもしれません。 次こそは入浴して、その良さを存分に味わいたいと思います。