紅葉の由布岳 満喫周遊ルート

2021.11.07(日) 日帰り

活動データ

タイム

04:55

距離

8.2km

のぼり

1082m

くだり

1080m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 55
休憩時間
36
距離
8.2 km
のぼり / くだり
1082 / 1080 m

活動詳細

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由布岳にいつ登ろうかとずっと迷っていましたが、紅葉と天気のいい今日、ようやく登ってきました。 正面登山口から登り、日向岳に回り、東登山道から東峰、お鉢巡りで西峰、南登山道を下山中に飯盛ヶ城を経由します。 日向岳自然観察路の紅葉、南と東の登山道、東峰と西峰、寄生火山である日向岳、飯盛ヶ城を一気に楽しもうというモリモリのルートです。 鶴見岳に雲がかかっていたのでちょっと心配でしたが、由布岳は雲一つない晴天でした。 無料駐車場はとっくに埋まっていたので有料駐車場へ。無料駐車場も狭いわけではないんですが やはり由布岳は人が多いですね。鶴見岳なんかはいつ行っても空いてるんですが。 正面登山口からなだらかな草原を登って行き、樹林帯に到着。ここで日向岳方向に向かう日向岳自然観察路に進みます。 山腹の紅葉は今が盛りで、そのまっただ中をずっと歩くルートです。赤テープが多いので迷うことはないです。 ここの紅葉がまたいいですね。赤や黄色の葉が青空に生えて、すごく綺麗です。紅葉は晴天の日に限りますね。 大きな岩もゴロゴロしていますが、そこまで登りにくくはないです。ゆるゆると登って行き、谷を降って日向岳の分岐点へ。 落葉の絨毯が綺麗です。こちらからだと日向岳への傾斜は緩く、意外と簡単に登頂できますね。 日向岳の山頂にはミヤマキリシマが少し咲いていました。展望はないですが、木々の間から鶴見岳が見えます。 別ルートで降りて日向岳と由布岳の鞍部、日向越えへ。ここからが由布岳登山の本番ですね。 日向越えを過ぎると、紅葉はもう終わっていて、葉の落ちた木々の間をジグザグに登って行きます。 ルートを見ると等高線に垂直に真っ直ぐ登っているようですが、実際は小刻みに左右に折れながら登っているので そこまできつくはありません。 が、樹林帯を過ぎて岩場に入ると、ロープや鎖場が増え直登になります。ここからがきついですね。 急登を登って行くと鶴見岳側への展望が開けてきます。東の鶴見岳や南の倉木山、大分市街地上空なんかは雲の中で、なぜか由布岳だけは綺麗に晴れていました。 垂直に近い壁を登る場所もあり、お鉢巡りルートに合流するまでは相当の難所ですね。 急登を登り詰めるとお鉢巡りルートに出ます。お鉢巡りする予定ですが、そうすると東峰を通過しないので 先に東峰に登っておきます。山頂手前は地震で崩れていて、岩の隙間が空いていて結構怖いです。 山頂からは360度の大絶景。遠くまで見晴らせて素晴らしいですね。東から南にかけては雲が多く、雲海のように見えます。 ここまでほとんど人に会わなかったのですが、東峰山頂はさすがに人が多いですね。 東峰山頂から改めてお鉢巡りへ。かなりきついルートで、ロープが無いのが不思議なくらいの所も多かったです。 ゴジラの背びれのような尖った岩を登ったり、巻いたりして、ようやくお鉢の鞍部に到着。 ここは塚原ルートの登山道との合流地点でもあります。塚原ルートは登る人も少なく、私も登ったことはありません。 お鉢の鞍部から砂利でよく滑る急登を一気に登り、西峰に到着! お鉢は今回のルートとは逆に時計回りで回った方が安全ですね。 西峰も大絶景です。東峰から見えなかった西側の福万山方向がよく見えます。ここで一休みして昼食に。 西峰は鎖場があるということで、一般人からはやや忌避されているようで東峰ほど人は居ません。 確かに切り立った鎖場はあるのですが、ぶっちゃけ東登山道の急登のほうがきついので、この程度の鎖場なんて大したことないなぁと思ってしまいます。 あと先週登った黒岳に比べると、大抵の山が歩きやすいと思えるようになります。 雲が晴れてきたようで、遠くくじゅう連山や涌蓋山まではっきり見えますね。 西峰から岩場を降りてマタエへ。登りだとマタエの直前辺りがかなりきついのですが、下りだとすいすいと降りていけます。 ジグザグの登山道は夏場だと日陰がなくて厳しいところですが、今の季節だと歩いていて気持ち良いですね。 倉木山、くじゅう連山方向を見ながらどんどんと高度を下げていきます。 眼下に飯盛ヶ城が見えてきました。草原に覆われた、可愛い感じのする山です。 山腹の樹林帯に突入。再び紅葉を楽しめます。紅葉を楽しみながらだと、下山中も楽しいですね。 ほどなく合野越えに到着。ここは休憩できるベンチもありますが、さほど疲れてないのでそのまま飯盛ヶ城に向かいます。 少し下れば飯盛ヶ城と由布岳の鞍部に出ます。ここは由布院から登ってくる西登山口との合流地点です。 西登山道も登ったことがないんですよね。あちらは駐車場が無いのでどうも近寄りにくいです。 金鱗湖の辺りの駐車場を利用すればいけそうかな? 鞍部から一気に飯盛ヶ城山頂へ登ります。今回最後の登りなので頑張ります。 飯盛ヶ城の山頂もまた絶景です。北東には由布岳がどーんとそびえ立ち、それ以外の方向全てに開けています。 草原の山で遮るものがないので素晴らしい景色ですね。他の山でも山頂付近だけでも伐採してくればと思います。 飯盛ヶ城は正面登山口からだと40分ほどで登れ、迷うところもなく、景色も最高の素晴らしい山です。 登山初心者の方には伽藍岳と並んでお勧めしたいです。 飯盛ヶ城からは草原の中の道をずっと下っていきます。結構傾斜がきついです。 ジーンズの女性が2人登ってきていましたが、下りが大変そうでした。登りやすい山と言っても登山装備じゃないと厳しいですね。 カシワの疎林の中を降りていき、正面登山口に到着! 日向岳自然観察路の紅葉、東登山道の急登、ゴジラの背びれようなお鉢巡り、東峰西峰の絶景、飯盛ヶ城の癒やしと、最初から最後まで楽しめるよいルートでした。 天気も良く、空気も澄んでいて、風もなく、絶好の登山日和でもあり、大満足の山行となりました。 大分百山  62/100。

由布岳・鶴見岳 お約束の正面登山口からの一枚。雲も無く期待できそうです!
お約束の正面登山口からの一枚。雲も無く期待できそうです!
由布岳・鶴見岳 最初に登る予定の日向岳。結構丸いですね。
最初に登る予定の日向岳。結構丸いですね。
由布岳・鶴見岳 草原の中を登り、樹林帯の手前まで来ました。ここらは準備体操ですね。
草原の中を登り、樹林帯の手前まで来ました。ここらは準備体操ですね。
由布岳・鶴見岳 トイレや休憩所があり、由布高原園地と呼ばれていたようです。山にある休憩所は消滅したところが多いですね。
トイレや休憩所があり、由布高原園地と呼ばれていたようです。山にある休憩所は消滅したところが多いですね。
由布岳・鶴見岳 日向岳自然観察路。紅葉が綺麗です。
日向岳自然観察路。紅葉が綺麗です。
由布岳・鶴見岳 岩場もありますが、基本歩きやすいです。
岩場もありますが、基本歩きやすいです。
由布岳・鶴見岳 真っ赤な紅葉も綺麗ですし、
真っ赤な紅葉も綺麗ですし、
由布岳・鶴見岳 茶色から黄色が主体の紅葉もいいですね!
茶色から黄色が主体の紅葉もいいですね!
由布岳・鶴見岳 左の真っ赤なのがイロハモミジ、右のオレンジっぽいのがウリハダカエデです。
左の真っ赤なのがイロハモミジ、右のオレンジっぽいのがウリハダカエデです。
由布岳・鶴見岳 たくさんの落ち葉で、まるで絨毯のようです。
たくさんの落ち葉で、まるで絨毯のようです。
由布岳・鶴見岳 日向岳への分岐。
日向岳への分岐。
由布岳・鶴見岳 落ち葉を踏みしめながら、なだらか斜面を登ります。
落ち葉を踏みしめながら、なだらか斜面を登ります。
由布岳・鶴見岳 昔は山でも喫煙が許されていたんですよね。由布、鶴見には結構灰皿が残ってます。
昔は山でも喫煙が許されていたんですよね。由布、鶴見には結構灰皿が残ってます。
由布岳・鶴見岳 日向岳山頂に到着。ミヤマキリシマが少し咲いていました。
日向岳山頂に到着。ミヤマキリシマが少し咲いていました。
由布岳・鶴見岳 展望はありませんが、枝の隙間から鶴見岳が見えます。
展望はありませんが、枝の隙間から鶴見岳が見えます。
由布岳・鶴見岳 日向岳と由布岳の鞍部、日向越えに降りてきました。
日向岳と由布岳の鞍部、日向越えに降りてきました。
由布岳・鶴見岳 ここからが本番ですね。東峰に登ります。
ここからが本番ですね。東峰に登ります。
由布岳・鶴見岳 しばし紅葉が楽しめますが、すぐに落ち葉だけになります。
しばし紅葉が楽しめますが、すぐに落ち葉だけになります。
由布岳・鶴見岳 右に左に曲がりながら登って行きます。
右に左に曲がりながら登って行きます。
由布岳・鶴見岳 ここから直登が始まります。
ここから直登が始まります。
由布岳・鶴見岳 ふう、ふう、きついです。
ふう、ふう、きついです。
由布岳・鶴見岳 樹林帯を抜けたので、遠くまで見えます。南東にはかなり雲が広がっていますね。
樹林帯を抜けたので、遠くまで見えます。南東にはかなり雲が広がっていますね。
由布岳・鶴見岳 おお、この急登に先に見えるのは東峰か! たどり着いてみたらピークの一つでした。でも展望抜群の良い場所でした。
おお、この急登に先に見えるのは東峰か! たどり着いてみたらピークの一つでした。でも展望抜群の良い場所でした。
由布岳・鶴見岳 鶴見岳山頂は雲の中です。標高の高い由布岳のほうが雲の中のことが多いのですが、今日は逆ですね。
鶴見岳山頂は雲の中です。標高の高い由布岳のほうが雲の中のことが多いのですが、今日は逆ですね。
由布岳・鶴見岳 北東にも雲が多いです。
北東にも雲が多いです。
由布岳・鶴見岳 先ほど登った日向岳を見下ろす。その先には城島高原パーク。
先ほど登った日向岳を見下ろす。その先には城島高原パーク。
由布岳・鶴見岳 垂直に近い鎖場もあります。ここらを登ってると西峰の鎖場はそれほどじゃないと感じますね。
垂直に近い鎖場もあります。ここらを登ってると西峰の鎖場はそれほどじゃないと感じますね。
由布岳・鶴見岳 お鉢巡りルートに出ました。まず東峰に向かいます。
お鉢巡りルートに出ました。まず東峰に向かいます。
由布岳・鶴見岳 東峰に到着!雲海が広がっていますね。
東峰に到着!雲海が広がっていますね。
由布岳・鶴見岳 実際はこんな感じ。あちらのほうが結構曇っていたんでしょうか?
実際はこんな感じ。あちらのほうが結構曇っていたんでしょうか?
由布岳・鶴見岳 ピークの名称はないですが、お鉢巡りルートから北峰。
ピークの名称はないですが、お鉢巡りルートから北峰。
由布岳・鶴見岳 北峰から塚原高原。伽藍岳の白い山肌が見えますね。
北峰から塚原高原。伽藍岳の白い山肌が見えますね。
由布岳・鶴見岳 鶴見岳はまだ雲の中です。
鶴見岳はまだ雲の中です。
由布岳・鶴見岳 ゴジラの背びれようなお鉢巡り。こちらからだと下りなので、かなり危険です。
ゴジラの背びれようなお鉢巡り。こちらからだと下りなので、かなり危険です。
由布岳・鶴見岳 お鉢の鞍部からずるずる滑る道を一気に登ります。
お鉢の鞍部からずるずる滑る道を一気に登ります。
由布岳・鶴見岳 西峰手前。西側、福万山方向が絶景です。
西峰手前。西側、福万山方向が絶景です。
由布岳・鶴見岳 西峰到着!
西峰到着!
由布岳・鶴見岳 くじゅう連山が見えますね。少し雲が見えます。
くじゅう連山が見えますね。少し雲が見えます。
由布岳・鶴見岳 東峰と西峰の鞍部、マタエに降りていきます。
東峰と西峰の鞍部、マタエに降りていきます。
由布岳・鶴見岳 西峰手前の鎖場! 難所として有名ですが、東登山道やお鉢巡りルートを通って来ると、さほど危険は感じませんね。
西峰手前の鎖場! 難所として有名ですが、東登山道やお鉢巡りルートを通って来ると、さほど危険は感じませんね。
由布岳・鶴見岳 マタエまで降りてきました。
マタエまで降りてきました。
由布岳・鶴見岳 これから向かう飯盛ヶ城が眼下に見えます。
これから向かう飯盛ヶ城が眼下に見えます。
由布岳・鶴見岳 くじゅう連山や涌蓋山を遙かに望みます。
くじゅう連山や涌蓋山を遙かに望みます。
由布岳・鶴見岳 マタエからやや降りた登山道の曲がり角。由布岳の寄生火山の一つ、飯盛山はここから斜面を突っ切っていくらしいです。
マタエからやや降りた登山道の曲がり角。由布岳の寄生火山の一つ、飯盛山はここから斜面を突っ切っていくらしいです。
由布岳・鶴見岳 真夏だとひたすら辛いジグザグの登山道も、今の季節だと景色が良い遊歩道のようです。
真夏だとひたすら辛いジグザグの登山道も、今の季節だと景色が良い遊歩道のようです。
由布岳・鶴見岳 飯盛ヶ城が近づいてきました。が、もう少しありますね。
飯盛ヶ城が近づいてきました。が、もう少しありますね。
由布岳・鶴見岳 樹林帯に突入。再び紅葉を楽しめます。
樹林帯に突入。再び紅葉を楽しめます。
由布岳・鶴見岳 黄色に紅葉する木はいくつかありますが、ヒトツバカエデかダンコウバイかな?
黄色に紅葉する木はいくつかありますが、ヒトツバカエデかダンコウバイかな?
由布岳・鶴見岳 合野越えに到着。ここでメインルートを外れて、飯盛ヶ城へ向かいます。
合野越えに到着。ここでメインルートを外れて、飯盛ヶ城へ向かいます。
由布岳・鶴見岳 由布岳と飯盛ヶ城の鞍部。西登山道との合流地点です。
由布岳と飯盛ヶ城の鞍部。西登山道との合流地点です。
由布岳・鶴見岳 飯盛ヶ城へ、最後の登りです。ちょっときついです。
飯盛ヶ城へ、最後の登りです。ちょっときついです。
由布岳・鶴見岳 飯盛ヶ城の山頂に到着!
飯盛ヶ城の山頂に到着!
由布岳・鶴見岳 由布岳をバックにお約束の構図で。
由布岳をバックにお約束の構図で。
由布岳・鶴見岳 福万山方向。
福万山方向。
由布岳・鶴見岳 倉木山方向。県道11号線、やまなみハイウェイがくねくねしてますね。
倉木山方向。県道11号線、やまなみハイウェイがくねくねしてますね。
由布岳・鶴見岳 鶴見岳方向。鶴見岳も雲がなくなり、綺麗に晴れたようです。
鶴見岳方向。鶴見岳も雲がなくなり、綺麗に晴れたようです。
由布岳・鶴見岳 飯盛ヶ城から降ります。正面に登山口が見えますね。
飯盛ヶ城から降ります。正面に登山口が見えますね。
由布岳・鶴見岳 少し降りて飯盛ヶ城を見上げます。Windowsの壁紙にありそうな景色です。
少し降りて飯盛ヶ城を見上げます。Windowsの壁紙にありそうな景色です。
由布岳・鶴見岳 カシワの疎林を降りていきます。カシワは樹皮がコルク質で野焼きに強いので生き残っているんですね。
カシワの疎林を降りていきます。カシワは樹皮がコルク質で野焼きに強いので生き残っているんですね。
由布岳・鶴見岳 正面登山口に戻ってきました。車が二台あれば東登山口から西登山口まで縦走が楽しめるんですが。
正面登山口に戻ってきました。車が二台あれば東登山口から西登山口まで縦走が楽しめるんですが。

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