バッヂ求めて一切経山

2021.11.07(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 49
休憩時間
24
距離
10.3 km
のぼり / くだり
609 / 609 m

活動詳細

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バッヂクエストに気付くのが遅れ、先々週は降雪による通行止めで断念した一切経山。 諦めかけていたが、どうやら通れそうな感じだ。 前日の昼に出発。 途中、栃木市の平柳星宮神社に参拝しつつ4号を飛ばして白河市。 リオンで買い出しを済ませてそのまま惣菜を夕食として駐車場で食う。 磐梯吾妻スカイラインは夜間通行止めで朝の8時から開門だ。 だからわざわざ近くまで行く必要はない。 道の駅天栄に停める。 他に車は無い。 飲んで早めの9時過ぎに寝る。 朝6時前に起床。 起きたらいきなり参った。 車内の窓が結露でびっしょりだ。 いつも少し開けているのだが、山間の早朝の霞というか霧というか、湿気が凄いのね。 他の車で駐車場はいっぱい。 しかしどうにかならんのかアイドリングトラック。 マフラー足で塞いで止めたろか。 朝食にロースカツ弁当とカキフライ。 7時前に出発。 なかなか取れない結露。 つい先日も安達太良山で来たばかりの猪苗代湖へ。 紅葉が実に美しい。 遠く磐梯山はとっくに終わっている。 岳温泉を通りスカイラインへ。 紅葉はもう散っている。 遠く続々と車が通っているのが見える。 進むにつれ標高が上がると、さすがに橋や日陰が白く霜っている。 もう来週から夜に降ったら終わりだな。 遥か昔から何度も何度も通ったスカイライン。 11月に来るのは初めてだな。 やがて浄土平に到着。 入口が渋滞している。 有料なのはいいとして要領が悪すぎるのか。 500円払って停めてすぐ準備。 他の登山者も続々と発つ。 急ごう、下山が昼過ぎてしまう。 木道を進むが霜で滑る。 しかも新しいから尚更だ。 やがて見えた避難小屋。 頑丈な造りでステンレスの扉が朝日に光る。 しかしこんな20分弱の所に避難小屋。 利用価値はほぼ無い。 やがて登山道となり傾斜がキツくなる。 妙に苦しい。 息が荒くなるが氷点下のため鼻も喉も通気が悪い。 仕方なくペースを落とす。 いつも登山口泊で体を慣らすのだが、下で泊まったせいで順応が全く出来ていない。 そりゃいきなり1500mスタートじゃキツイわな。 息を荒く石の転がる砂礫の斜面を行く。 日陰は霜柱バリバリ。 他の登山者の呼気が白い。 あぁキツイ、苦しいなぁ。 ようやく山頂が見えた。 周囲の展望も良い。 1時間ほどで山頂の石積みに到着する。 ん? 空気感謝? まあ感謝だわな、よくわからない標柱。 あ〜息苦しかった、空気に感謝。 三角点もあった。 広〜く荒涼とした丸い山頂。 奥の方に、京都の鴨川の川っべりのように人々が並んで座っている。 そうですよね。 これ見ないとね。 魔女の瞳が青々と光ってます。 雲が完全に無ければなぁ、少々薄曇りだ。 遠くの街並みも霞んでいる。 どうもこの後は更に曇ってきそうだ。 下山しよう。 苦しかった岩礫をガツガツ下る。 登って来る人が続々と。 ほとんど空荷の観光客らしき姿も。 避難小屋まで下り、木道を進み分岐点を東吾妻山へ。 ここがまた雰囲気が良いところだ。 湿原に伸びる木道、うーん、尾瀬ってる。 鎌沼までほんの短い区間だがこの尾瀬っぷりは今年は行けなかった尾瀬から発生するオゼニウムを吸収するのには丁度良いところ。 鎌沼から丸い緑色の東吾妻山へ進む。 道は一気に荒れる。 深くえぐれた岩ゴロの土道。 藪って程ではないがトンネル状の草木が鬱陶しい。 急な嫌な道をグイグイ登る。 やがて景色の開けた広い段々になる。 ずっと上に標柱らしきものが見える。 登り着くと広い山頂に到着。 吹きさらしだが展望は抜群だ。 遠く磐梯山と麓が一望。 なだらかな西吾妻山と続く稜線。 さっきの一切経山は雲に襲われている。 いや絶景。 一休みする。 そういえば避難小屋からの木道からずっとすれ違った人がいないなぁ。 こちらは不人気のようだ。 山頂には数人いるが一切経山ほどではなく静かだ。 街並みの展望よりこっちの方が好きだな。 一休みして下山する。 岩と土の嫌な道を下る。 木道から浄土平の方向へ進む。 誰もいない。 静かな木道、ハイマツが鬱陶しい。 鎌沼の南端を過ぎて木道が終わる。 岩の急な下りとなる。 正面に小富士、遠く浄土平が見えた。 どんどん下っていると登りの人が来る。 こんな昼前に、一切経山でなく東吾妻山なのか? 並ぶ車が光る駐車場に到着。 小富士はゾロゾロと人影、今回はパス。 もう12時半だ、帰ろう。 レストラン閉まってるらしいし。 来た道を帰路につく。 まぁ予想通りというかバスにつかえてノロノロと。 さて、バッヂ。 安達太良山の方はもう無さそう。 霊山も無いだろう。 相馬は遠い。 土湯温泉かぁ。 温泉街に来たものの、停める所が無い。 観光案内所を見つけたが旅館に停める訳にもいかんしねぇ。 脇道の路肩に停めて大急ぎで案内所へ。 バッヂを授受。 まだ残りはあるそうな。 ギラギラ金ピカなバッヂ。 どうなるかと思ったがこれで完全クリアだ。 いや、お昼がまだだ。 温泉街は喫茶店しかない。 車を停めた横にあるラーメン屋は閉まってるし。 とりあえず帰ろう。 岳温泉まで戻り、ソースカツ丼屋をのぞいてみたものの凄まじい行列。 あとは国道まで行くしかない。 せっかくの旅先でコンビニ使ったら負け。 少し戻った所にあるラーメン屋、お昼1時半なのにもう閉まってるし。 だめか。 仕方なく隣のチーズケーキの喫茶店、風花へ。 こういうオサレなカフェ、苦手だ。 作り込まれた庭園。 家族連れやカップルばかり。 店内は満席にてしばし待つ。 空いたテラス席にてピザとチーズケーキを注文。 ピザ一人前7号はちょっと小さかった。 名物のチーズケーキは固くて濃厚、美味。 しかしこれで1600円はなぁ。 正解はさっさとコンビニすべきだったか。 帰りの高速は渋滞、途中で下りたものの大混雑。 帰宅は夜8時に。 山より帰り道がずっと疲れる。 最後までドタバタした旅路になりました。

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