静寂に包まれたテント泊 ~火打山・妙高山 縦走~

2021.11.06(土) 2 DAYS

雪山でのテント泊の練習のために、妙高と火打に登ってきました。 備忘録として、装備と不要だったものの記録 高谷池テント場での気温 16時30分:-4℃ 22時30分:-6℃ 4時30分:-8℃ 7時30分:-2℃ 8時10分:0℃ ~装備~ 【ギア】 ザック:グレゴリー 85L 12本アイゼン:グリベル ショベル:ブラックダイヤモンド ピッケル:ブラックダイヤモンド ポール:ブラックダイヤモンド テント:パイネ G-Light X(冬用の外張りは使用していない) シュラフ:ナンガ オーロラライトDX450 シュラフマット:サーマレスト ネオエアーXサーモマックス ハイドレーション:オスプレー 1.5L ウォーターパック:エバニュー 1.5L バーナー系:プリムス バーナー、コッヘル 時計:ガーミン WSD30 ライト:ブラックダイヤモンド ギズモ 【ウェア】 ドライ:ファイントラック アクティブスキン ベース:マムート コンフォート4S ミッド:マムート Eiswand Advanced ML Hooded アウター:アークテリクス アトムAR タイツ:ファイントラック スキンメッシュ パンツ:アークテリクス ガンマAR 保温パンツ:アークテリクス プロトン 帽子:アークテリクス ビーニー バラクラバ:ティートンブロス 手袋:ショーワグローブ winter2 手袋:ファイントラック パワーグローブ 手袋:モンベル クリマ? テントシューズ:ノースフェイス ダウン 【小道具】 ホッカイロ モバイルバッテリー ナイロン袋 ティッシュ 救急道具 =重しになったもの= ワカン(使った方がよかったけど…) スノーソー(遊びで使用した程度) アークテリクス セリウムSL(寒くなかったため) カメラ (寒さのせいか数枚で使用不可になった) 三脚(同上) テントで一泊した感じ、レインウェアを着込む必要性がなかったため、寒さに関しては足元と顔以外は問題ありませんでした。 シュラフも冬に対応しているレベルではありませんが、寒さを感じないほどでした。 足元の寒さ対策として、ホッカイロを靴下とテントシューズの間に入れて対応しました。 問題点は、テント内でも凍るので、ハイドレーションのチューブの一部凍ったことでした。ホッカイロで溶かしたら使用可能になりました。 縦走の経路は、妙高山を先に登り、高谷池で一泊ののち、火打山に登ってから下山することにしました。 本来は火打→高谷池の予定でしたが、二日目に妙高山に行く体力が残っているのかが心配だったのと、妙高へのトレースがない場合に時間がかかるかもしれないと心配したのが理由です。 朝5時過ぎに到着した際の駐車場の気温はー1℃。 私の出発時には4台の車。 登山口にはトイレがなく、キャンプ場の駐車場のトイレは冬季用が開いていましたが、虫が凄まじく、悲惨な状況でした。ここまで酷いのは山の上のトイレでもないレベル。使用しないようにした方がよいと思います。 ミッドレイヤーまで来た状態で登り始めます。動いているとちょうど良い。アークテリクスのガンマARだけでは動くまでは寒さが辛かったので、もう少し防寒性のあるパンツにするべきでした。 12曲がりは大した勾配ではないですが、写真のように1段目が高いので、足を上げるの辛いです。 12曲がりを超えた先の方が急登です。 雪が出始めてから少し先の木道は凍っており、乗らない方がよいです。 富士見の分岐から黒沢池方向へのトレースは古いもののみでした。 黒沢池のトレースを少し外れた際に、雪を踏み抜き、水たまりに足を突っ込みました。 この時、ワカンを装着しておくべきだったか思いました。 太陽が出ている部分は雪が緩くなったいたため、何度かズボズボ嵌まりました。 途中クマの足跡かと思えるものがありました。意外に新しいので心配に… 黒沢池ヒュッテの前にザックをデポして、妙高山に向かいました。 大倉乗越までは特筆すべき点はなし。 大倉乗越から分岐までの下りは、道を間違えないように注意と、雪崩・落石の注意でしょうか。 分岐より妙高山の頂上までは中々の急登。トレースを見失い、余計な部分まで登ってしまいました。 後の方には申し訳ないことをしたと思います。 山頂はガスが出ていたので、妙高高原方向は見えませんでした。 ガスの所為もあり、撮影のみしてすぐに下りました。 下りの時に2人とすれ違い、追加1人の踏み後あり。 黒沢池まで戻ってきて、15時には高谷池に着きたかったので、休憩もそこそこに早めに出発しました。 茶臼山までの登りも雪に足がとられ、予定より速度も上がらず登ります。ここでもワカンを履くべきでした。 茶臼山からの下りは何故か登りが続きます。下る予定が何故…と考えつつ下ります。 ここのマップはコースタイムが合っていないと感じます。 (天狗の庭は小屋から登りですが、登りも下りも15分と同じになっていたりと) 小屋付近にテントを張り、昼飯兼夜飯を食べ休みます。 小屋から物音が多少するものの、ほかのテント者は誰もおらずとても静かな空間でした。 18時には星空がよく見えており、写真がとれないのが悔やまれます(カメラが電源付かないので) 気温はー4℃。アークテリクスのアトムのおかげで寒さは感じません。 何度か目を覚まして際に気温を確認。 4時には起きる予定は寝過ごし4時半前に起きました。 日の出には間に合わないかもと思いつつ、準備を整えて出発します。 稜線に出ると風が少しあったので、ミッドレイヤーだけでは寒く、アトムARを羽織り、登ります。 太陽が出る時間になっても雲に隠れて、なかなか日が昇ってきません。 頂上に行くまで持つのではないかと、頑張って登ると、頂上に着いた際に、日が出ました。 少し休憩したのち、下山スタート。 少し下ると小屋にいた人とすれ違います。 聞いた情報では、テント泊で他にも来ていたらしいけど、小屋に泊まったとのこと。 小屋の営業期間は終了しているのに、泊めてくださったようです。 これを聞き、自分の力量にあった登山を心掛けないと他者に迷惑がかかるなと改めて思いました。 テントを撤収し、8時過ぎに下山開始。 大体15組ほどとすれ違いましたが、2組は笹ヶ峰の散歩だったのかと思います。 10時過ぎに軽装で登るとは思えなかったので… 車で帰る際に、結構な数の車とすれ違います。なぜこんな時間に…とは思いつつも、この時間に帰るのはよくないなと感じました。 帰りは燕温泉でバッチを購入するために向かい、そこでお土産とバッチを購入。 土産屋付近の温泉(700円)に入って、帰宅しました。

ここの木の階段は、一段目が高いのが辛い

ここの木の階段は、一段目が高いのが辛い

ここの木の階段は、一段目が高いのが辛い

12曲がりの先

12曲がりの先

12曲がりの先

10/28
13/28

ここの木の階段は、一段目が高いのが辛い

12曲がりの先

この活動日記で通ったコース