活動データ
タイム
08:49
距離
14.9km
のぼり
1585m
くだり
1586m
活動詳細
すべて見る終日好天予報。谷川岳は晴れ予報でも山頂にガスがかかることが多いがこの日はそれも大丈夫そう。そのため久しぶりに行こうと思ったが、恐らくすごい人出が予想されるのでこれまであまり足を延ばせなかった茂倉方面に行ってみることにした。日の入りも早くなってきたので日帰りで周回可能な土樽から茂倉、武能を登るルートにした。 土樽PAの脇の駐車場に車を停め近くの登山口から取り付く。麓は紅葉が綺麗だが足元は泥濘で滑りやすいので注意して高度を上げていく。茂倉新道は比較的歩きやすいが、しばらくすると木の根が多くなり湿っているので転倒に注意。また、落ち葉や笹で見えにくいが切り立った場所が多いので足元にも注意する必要がある。 矢場ノ頭に出るとい森林限界を越え一気に視界が広がる。万太郎や仙ノ倉等が大きく見え、谷川からの稜線もよくわかる。茂倉山頂手前から積雪箇所になるが、雪は締まっており比較的歩きやすい。しかし所々凍結箇所もある。 茂倉山頂近くになると一ノ倉や巻機も見え始め、山頂からは晴れていると馬蹄形の山々やこれから進む武能への稜線も一望できる。オキやトマから見ている茂倉だが、逆に茂倉からみる谷川は非常に新鮮だった。武能手前の登りはそれなりにきついが山頂からは、蓬峠や、たおやかな一面の笹原が良く見える。蓬峠で名残惜しいが蓬新道で土樽へ下山した。 登山道は笹を刈ってくれてあるため非常に明瞭だが、日陰は凍結箇所、日向はそれが溶けて泥濘状態なので特に下り箇所では転倒に注意。また、森林限界を越えると基本的に吹きざらしになるので、好天時は気持ちがいいが、悪天候時は低体温や風雨対策も必須。行程はやや長いが谷川岳と違い人もほとんどおらず静かな山行ができる。また、この山域で会った方々は馬蹄形縦走や避難小屋泊り、また沢登りと、登山を個人で非常に楽しんでいる印象でそれも新鮮だった。新たな谷川連峰の様相も知ることができて、この山域がまた好きになった。
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