活動データ
タイム
07:42
距離
11.2km
のぼり
1032m
くだり
1031m
活動詳細
すべて見る燕岳遠征を終えてそのまま帰るのはもったいないので家内のおすすめの赤兎山&大長山に登ることにした。登山口へのゲートは午前7時から午後5時まで開放されている。料金は一回400円だ。狭い林道だけど朝早く来たので対向車はおらず(いても待避路が時々あるのでバックすればなんとかなるだろう)駐車場に着いた。 一番上の第一駐車場もまだ空きはあったけどすぐ下の第二の方が停めやすそうだったしトイレがあるのでそこに停めた。まだガラガラ。でもザックを出したりと準備をしていると続々と車がやってくる。 7時半に出発した。第一駐車場のすぐ先に登山口がある。地図看板もある。気温は5度。燕岳の時よりずいぶん高い。紅葉は終盤に近い。登山道はとても明瞭で歩きやすい。ただ小さな沢を渡るところが2,3か所あり。日が当たると紅葉が良いだろうなあとか考えながら登っていくとあっけなく大原峠に着いた(8時20分)。右へ行くと赤兎山1.0kmだ。左へ行くと大長山2.5kmだ。まずは赤兎山へと行ってみる。笹の下地にブナの若木の稜線だ。日が当たり黄葉が美しい。ナナカマドの実がたくさんある。8時25分、左に池が出てきた。振り返ると富士山のような恰好をした山が見える。大長山だろうか?。ブナの点在する笹の稜線を登るようになる。ロープ場があるが険しくてつけているというよりも段差があるからつけているような感じだ。雨上がりだと黒土でぬかるんでスリップしそう。 8時35分、展望が良いところに出てきた。振り返ると大長山が見えている。どっしりとした富士山のような姿をしている。かっこいい。想像していたのはなだらかな山だけど全然違った。その右手にはドーンと加賀白山。でも意外と雪が少ないなあ・・真っ白かと思った。大長山の山頂で話をした常連さんによると40cmほど積もっていたけどだいぶんとけてしまったとのこと。大長山も雪化粧をしたらしい。 8時45分、大舟分岐に着いた。ここで右へ行くと経ケ岳5.1kmに行けるようだ。だいぶん前に登ったことがある。ブナが素晴らしくて感激した思いがある。赤兎山450mとある。あともう少しだ。笹の稜線を登っていくと8時55分、山頂に着いた。360度の大展望だ。この前登った三ノ峰も見えている。行きたかった別山もみえている。経ケ岳が荒々しくどっしりとした姿を見せてくれている。 先に避難小屋があるので行ってみる。草原を歩いていくと赤い屋根の避難小屋が見えてきた。メルヘンチック。小屋の少し先の方でザックを下ろして展望を楽しむ。このまま歩いていくと三ノ峰へと行けるようだけど・・自分の脚力では無理かなあ。 10時15分、赤兎山山頂に戻り小原峠を目指す。池に日が射しこみ黄葉が映っている。10時55分、小原峠に着いた。大長山を目指す。小原峠へと下りている時にはハイカーがたくさん登ってきていたけどこちらはほとんどいない様子。紅葉がとてもきれいだ。大きなブナも多い。いくつかのピークを越えていく。 11時25分、苅安岳1505mに着いた。向こうに大きく大長山がそびえている。この先にブナの大木がたくさんあって見ごたえあり。いくつかのピークを越えていくとようやく大長山への登りにかかる。ロープ場がいくつかある。急なので助かる。振り返ると歩いてきた赤兎山からの稜線が良く見えている。ようやく頂上かなと思いきやまだ高いピークが先に見えている。 12時半に山頂1671mに着いた。「←絶景ポイント」の看板がありそちらへいくと確かに素晴らしい。数人のハイカーがいる。地元の方と談笑すると出身は福山市とのことでびっくり。トレランをされていたとのこと。トレランの魅力や白山の話、福井の話なので盛り上がる。ここからは白山全景が見えている。室堂センター・南竜山荘・甚之助小屋が見えている。取立山からの登山道が整備されたとのことで今日歩いてみたくて登ってきたと話しておられた。雪の時期にもぜひ登ってみたいところだ。今度は取立山から登ってみたい。 13時15分に山頂を後にして小原峠を目指す。加賀白山、別山、三ノ峰などが一望だ。14時25分、小原峠に着いた。団体さんが休んでおられる。高齢の方々でとても健脚。来年80歳になるとか・・びっくり。紅葉を楽しみながら15時10分に登山口へと戻ってきた。2,3分で第二駐車場へ。車は少ない。15時20分に車で出発して15時45分ゲートに着いた。東広島の自宅には22時10分に着いた。燕岳・赤兎山&大長山、どちらも素晴らしかった。
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