まず最初に訪れる寝仏にお参り 戻る 次へ

奈良時代の土塔「頭塔 」見学の写真

2021.11.03(水) 14:13

まず最初に訪れる寝仏にお参り

この写真を含む活動日記

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11.7 km

388 m

奈良時代の土塔「頭塔 」見学

若草山・芳山・高円山 (奈良)

2021.11.03(水) 日帰り

東大寺にほど近い住宅地の中にひっそりと存在する頭塔。北側に位置する、ホテルウェルネス飛鳥路の建替に伴い、隠れた姿が浮き彫りになり、最近訪れる観光客も増えて来たようです。 私は夏にテレビ番組「ガイアの夜明け」で見てその存在を知り、今回足を運びました。 古くからの言い伝えで、奈良時代の僧侶「玄坊」が、時の権力を持った藤原4兄弟が天然痘で死去した後、政権中枢に座し、その後再び勢力を盛り返した藤原仲麻呂によって、玄坊は九州へ左遷され、そこで殺害されたため、玄坊の頭を埋めたとの伝説がありました。 現実は異なり、767年東大寺僧で現代にも受け継がれているお水取りを始めた「実忠」が仏舎利(釈迦の骨に見立てた宝物)を収めた仏塔として作ったようです。 インドから伝わり、日本にも、ここだけでなく、大阪堺、岡山にもこうした土塔があるようですね。 頭塔にまつわる古い歴史、由来を勉強し、その後、🍁紅葉がかった春日山原始林を歩き、秋のほのぼのとした歴史ウォーキングでした。