活動データ
タイム
07:22
距離
10.1km
のぼり
843m
くだり
720m
活動詳細
すべて見る紅葉は始まったばかりのようだが、マムシ君はそろそろ冬眠に入っただろうと思って2021年秋の藪歩きを開始した。 初回は県境稜線の大潰山(柏原山)~雲月山。 記録はほとんどないので状況が良く分からないけど、踏み跡ぐらいはあるだろうと気楽に考えて出かけた。 大佐スキー場の駐車場に駐車させてもらって出発。傍示峠横のかつてのスキー場の駐車場は今はカーレース場として使用されている。 大潰山(柏原山)頂上までの登山道は、8月に歩いた時は少し草や笹が被って煩かったけど、今はきれいに草刈がされていた。 大潰山(柏原山)頂上から少し進んだ場所から県境稜線に取り付く。 入り口には全く標識も踏み跡もないが、藪の中に入ると土塁があった。どうやら県境に沿って続いている様子。 土塁の上は歩きにくいので土塁に沿って藪を漕ぐ。ルート確認の苦労がないので多少楽だが、結構な藪で時間ばかり食う。特に登りの藪漕ぎはつらい。 土塁は939m独標手前のコル(ハサゴエ)まで続いていたが、以後はぷっつりと途絶えた。それからはルートファインディングと藪漕ぎの両方に気を使ってアドレナリンが出っぱなしになる。おまけに時折ガァルルと言う感じの動物の鳴き声?も聞こえきて緊張しまくった。 886m独標を過ぎてしばらくしたあたりから、時折テープが現われるようになり、植林地との境で少し歩き易くなったり、イノシシの獣道を歩いたりして少しは楽になった。 最も苦しかったのは、ハサゴエから886m独標を過ぎるあたりで、笹の背が高く猛烈な藪漕ぎの連続だった。 小坂峠からの最後の長い登りは尾根沿いに獣道が続いていて歩き易くなり、途中から鉄穴流し(かんなながし)跡も現われ、さらに古い道も出て、雲月山への最後の長い登りが少しは楽になった。 雲月山の一般登山道に飛び出した時はホッとした。一般登山道は何も考えることなく快適に歩けることを再認識した。 未だ体調も良くないのか、距離とアップダウンの少ない割には時間がかかった藪歩きだった。
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