長塀山・蝶ヶ岳・蝶槍

2021.10.29(金) 3 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 22
休憩時間
2 時間 17
距離
11.9 km
のぼり / くだり
1308 / 155 m
DAY 2
合計時間
6 時間 38
休憩時間
1 時間 32
距離
14.0 km
のぼり / くだり
329 / 1471 m
DAY 3
合計時間
5 時間 30
休憩時間
54
距離
8.2 km
のぼり / くだり
730 / 733 m

活動詳細

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はじめてのソロテント泊 登山をはじめて、ちょうど5年。 記念山行になるかな。 コロナ禍で、山に行けない日々の中、体力に自信がない。どこに行くか、1.南会津、2.谷川主脈、3.蝶ヶ岳 お天気が良さそうだったので、3番 雪も降って、防寒着が必要で、3泊4日の食料と、テントで17kgオーバー。 いろいろなエスケープルートを考えて、スタート。 上高地からなら、選択肢が広がります。 朝6時過ぎ沢渡の駐車場は、ガラガラ。第三駐車場の宿泊者用に泊めます。1日700円。 バスターミナルから、往復バス乗車券2400円購入して、朝2番のバス🚌6:30に乗りました。ガラガラ、二つの席にひとり掛け。朝イチは、6時。 7時過ぎに着くと、スタート。快晴で気分があがります♪徳澤園で、朝食のおにぎり食べて、登山開始。 綺麗な樹林帯の中をつづら折りにどんどん高度を上げて行きます。道はよく整備されて、道迷いもなく、安全に登れます。2,000m越えると、雪がちらほら、2,200m越えると、登山道にも雪が所々、2,400m越えると、やっぱりチェーンスパイクは、あったほうがいい。日向は、雪なし。日陰は凍っていて、吹き溜まりは、サクサク雪の中を時に踏み抜きながら歩きます。妖精の池を越えると、稜線に出て、もう赤い屋根の蝶ヶ岳ヒュッテが見えてきます。そうしたら、バーンと、オールスターズが目に飛び込んできます。 そう、この景色が見たかった❣️何年も前から、見たかった。でも、この5年間で、このオールスターズの、あちこちを友人達と登ったことが、浮かんできて、思わず感涙。今、登れてよかった。 なんとか、14:30ごろテント場に、着いて、急いで設営。そうだった。雪があるから、まずは整地からだった。6つくらいテントがあったが、どこに張ってもいいそうです。少し窪みの暖かそうなところは、吹き溜まりで、雪だらけで、整地に時間がかかりそう。切れ落ちた方は、景色が良さそうだけど、風が寒そう。そうだった。私のテント、夏用のフライだった。場所を選んで、整地して、石どけて、ペク打って、あー寒い。早くしなきゃ。そんな時。「おーい、おーい!早くおいで‼︎ブロッケン、ブロッケン!でかいぞー!」優しいベテランさんが、私を呼んでくれている。おー、二重三重の大きな綺麗なブロッケン。「ブロッケンって、天気が悪かったり、雨上がりだったり、にできるのかと思った」なんて話してるお兄さん、6人くらいしかいないから、なんだか、お友達みたいな雰囲気。大急ぎで、テントを張って、防寒着を着込んで、ヒュッテで熱燗をいただき、ほっと一息。寒さに慣れてないからか、かなり寒い。ダウンパンツ履いて、フリースにハードシェル、冬用の二重手袋、ニット帽。夕陽を観に丘に上がると、富士山、南、中央アルプス、八ヶ岳、御嶽山、白山、大天井、蝶槍、焼岳、明神、西穂、前穂、吊り尾根、奥穂、涸沢岳、北穂、大キレット、南岳、中岳、大喰岳、槍ヶ岳、その奥には、鷲羽岳?野口五郎?白馬?。とにかくすごい! 感動🥺テントに戻って、夕飯。テントの中は、すでにマイナス2度。毎年この時期来られるベテランさんは、マイナス10度のシェラフに、分厚いダウン着て寝るそうです。私は、スリーシーズンのマイナス5度。結局、フリースにウインドブレーカー、ハードシェル、足はダウンパンツにダウンなテントシューズ、真冬の二重手袋して、ホカロン2つ。ネット帽被って、シェラフの中。それでも、寒かった。でも、ぐっすり寝ました。5時頃、起きたら、テントの中はマイナス7度。夜より暖かく感じました。慣れたのかな。 ピンクに染まるオールスターズ。しあわせ。1時間半も朝日を観ていました。のんびりです。 コンタクト液を忘れた。スペアのコンタクトはありますが、2週間用。ここに2泊する予定でしたが、小梨平に降りることにしました。テントをそのままに、蝶槍をピストン。この稜線歩きも素晴らしい。あー、さりがたい。撤収して、下山。ヒュッテの方に横尾からのルート状況を伺ったら、雪が降ってから、スタッフで通った人はいない、とのこと。もときた道で下山しました。徳澤園で、ソフトクリームを食べて、小梨平へ。受付して、憧れの梓川沿いのエリアにテント泊。ワクワクしながら、設営。なのに。。。バーンと。なに?テントのフレームが割れました。小梨平の支配人の方が、ペンチで応急処置してくれたものの、この状態だとフライに穴が開くかも、、、と。ケビンが空いているとのことで、急遽、ケビン泊になりました。きちんとポールをはめ込まないで、テンションかけてしまったようです。少し古くなったゴムが伸びてしまっていて、ポールが外れやすい状況になっていたようです。昨日の夜でなくてよかった。本当は、翌日、これも憧れの岳沢でテント泊の予定でしたが、明日は岳沢ピストンして、切り上げて帰宅することにしました。この週末、上高地の、唐松の黄葉が素晴らしかったです。岳沢から見る、上高地も、穂高も素晴らしかった。岳沢小屋から、少し、天狗のコルへの登山道を登ると、上高地が俯瞰できます。また、この登山道が、いいのです。楽しくなる岩岩の登り。あー、天狗のコルで上がってきたあの彼女は、この道から来られたんだなぁ。とまたまた感動。 岳沢への登山道は、素晴らしい岳沢原生林の中を登ってくるとても良い道です。雪は、最後に岳沢をトラバースするところに少し残っているくらいで、チェーンスパイクつけるか悩んで、なにもつけませんでした。 たくさんの課題の残る山行になりましたが、素晴らしい景色に、癒されました。 また友人たちと、楽しく山行できる日がきますように。

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