活動データ
タイム
23:17
距離
46.3km
のぼり
2846m
くだり
2846m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る✡️前書き 毎年雪山登山スタートは、穂高、槍ヶ岳の小屋締めに合わせて行っています。昨年は北穂高岳でしたので、今年は2年振りに槍ヶ岳で計画しました。 また、昨年は1週間早い小屋締めでしたが、今年は例年通り11月2日が最終日です。 今回は山友さんも同行して頂けると言うことで、2泊3日で初日が槍沢ロッジ泊、2日目が槍ヶ岳山荘泊としました。 何時もであれば槍沢ロッジの到着時間で槍ヶ岳山荘へ行くか留まるか判断するのですが、完全予約制の昨今の現状を踏まえ当初から槍沢ロッジ泊としました。 ✡️1日目 0時に出発し沢渡駐車場には予定より早い5時過ぎに到着しました。 この時期シャトルバスの始発は6時なので、取り敢えずタクシー待ちの人がいないか確認に行きますが平日のためか一人も居ませんでした。 更にバスターミナルのトイレは5時半からしか使えません。 近くの足湯のトイレまで行きました。 予定通り6時のバスに乗り込みましたが、平日なのに意外と多く満席に近かったです。 しかし、大正池では半分近くの方が降りられましたので、やはり観光客の方が多そうです。 上高地到着後、出発準備を整え6時45分頃スタートです。 河童橋通過時点では奥穂高岳山頂には雲がかかっていましたが、次第に青空が広がってきて予報通りの素晴らしい天気となりました。 この時期は元々登山者が少なくなる時期ですが、加えて平日のため登山道を歩いている登山者は本当にマバラで静かです😁 徳沢園と横尾山荘で少し休憩をして、本日のお宿となる槍沢ロッジには10時45分頃到着しましたので上高地から丁度4時間でした。 タクシーで上高地入りしていれば、十分に初日に槍ヶ岳山荘まで行ける時間でした。 取り敢えず受付と昼食を済ませて、ルート上の詳しい雪の状況が分からなかったので、ババ平の先の大曲辺りまで偵察に行きます。 時間的には15時から女性のお風呂時間となっていますので14時半位には戻らなければなりません。 そして大喰岳が見えるところ辺りまで行きましたが、其処まではルート上には雪が殆どないのを確認したのと、日曜日は予報が悪いことから、モルゲンロートを見るためには此処まで来ないとならないので、翌日の出発は4時半とする事に。 ロッジに戻り生ビールをご馳走になりましたが、小屋締めセールで半額の500円だそうです✨ 16時からお風呂に入りましたが、ソロの方二人が後から来て、一人は今日は槍ヶ岳山荘泊の予定でしたが、天狗原をラッセルで撤退しロッジに変更したそうです。明日は槍ヶ岳に向かうか蝶ヶ岳に向かうか思案中だそうです。 もう一人は私と同じく槍ヶ岳山荘です。 今日の宿泊は4名でした。 食事後は早めに就寝して1日目終了です。 ✡️2日目 3時半に起きて1階で食事をしていると、昨日のソロの男性が来られて蝶ヶ岳に向かうそうです。 出発は予定通りの4時半過ぎで星空がとても綺麗でした。 順調に登り予定していた大喰岳のモルゲンロートも見ることが出来ました🎵 ✳️少し遅れての動画あり。 途中の水沢には今回唯一の水場があり此処で水を補充しました。 そしてグリーベルトまで来るとルート上に雪が積もっていたので、軽アイゼンを装着しました。 更に登っていると下山者が来られて、槍ヶ岳山荘もテン泊者1名を含んで4名の宿泊だったそうです。 殺生ヒュッテを過ぎると最後の急斜面を登りますが、今回は雪が随分溶けたようなので直登ではなく九折に登ります。 装備も軽アイゼンとストックのまま登ります。 槍ヶ岳山荘にはロッジから丁度5時間で到着し、受付にはまだ早いため食事を摂ってから穂先へと向かいます。 穂先も雪が随分溶けたようで、今まで一番少なかったです。 装備は直前に下りてきたソロの女性がチェンスパだったので、軽アイゼンとピッケルで登りました。 ルートは雪山の時は登り下りとも下りルートを使っています。 途中2箇所鎖、梯子が無いところがありますが、アイスバーンにはなっておらずステップもあったので今回は前爪がない軽アイゼンでも問題はありませんでしたが、通常はアイゼンを使います。 山頂は貸切りで天気も最高で360度パノラマの景色を堪能しました。 ✳️動画あり。 一旦山荘に戻り受付を済ませてから今度は大喰岳あわよくば中岳へと向かいます。 山友さんの話だと小屋の方が2~3日前に行かれたそうですが、飛騨乗越の先は残念ながら獣のトレースしかなく、ラッセルをしながら進みました。 大喰岳山頂には30分程で到着し、此方もパノラマを堪能しました。 山友さんからは、明日の朝天気が良ければ穂先ではなく此処で御来光を見たいと提案があり変更することにしました。 ✳️動画あり 次は中岳へと向かいますが、ラッセルしながらなので時間がかかりとても夏山タイムでは行けないので途中で断念し引き返しました。 しかし、アイゼン、ピッケルで本格的雪山を堪能できたので行って良かったなと思いました。 山荘に戻りテラスで生ビールタイムと合わせて先程途中でアイゼンが外れたので調整し始めましたが、調整板を裏返ししたため右左が逆になりベルトの端末が内側にきてしまうので、直そうとベルトを外してしまったのが大失敗でどうしてもベルトを通すことができませんでした😢 帰宅してから気が付きましたが、ベルトを外さなくても金具毎外して左右交換すれば良かったんですが、時既に遅しでした😆 そうこうしている内に時間は過ぎ穂先に夕陽が射してきたので、夕陽を見るために南側の岩場へと移動します。 すると、其処には先程大喰岳に登った時には全くなかった雲海が西側一面に広がっていました😁✨✨ 思わず大喜びでサイコー😃⤴️⤴️の声が出ます。 今回一番のご褒美でした。 更に西鎌尾根からは北側に滝雲が流れていきます。 最高の一時でした🎵 ✳️動画あり。 食事後は、今日も早めの就寝で2日目終了です。 ✡️3日目 朝4時前に起きて外に出るとマッチロケの世界が広がっていました😭 最新の天気予報を確認しても槍ヶ岳山頂は16時までずっと曇り予報でした😢 山友さんには、大喰岳での御来光は取り止めと出発を1時間早めて6時にする事を伝え2度寝します。 再び起きて朝食を摂っていると、もしかしてと声をかけられ、今回もしかして槍ヶ岳に来るかもしれないと連絡があったヤマッパーのヨナさんでした。 ヨナさんは今年5月に白馬大雪渓で撤退した時途中からご一緒した方で、約半年振りの再会となりました🎵 ヨナさんは昨日17時ごろ到着されたとの事で、私もテラスから登ってくる人を見ていましたが、一番最後にソロで登られていた人でした。上高地から10時間以上かかったそうです。 今日は此れから山頂を目指すそうですが、生憎の天気なので無理はしないと言っておられました。 私は此れから下山しますのでヨナさんとは此処でお別れとなりました。 出発も天気が悪いため予定より少し遅れての6時15分頃でした。 2700m位まで降りてくると下界は雲がありませんでした。 途中小屋等で休憩しつつ徳沢園では昼食にカレーを食べて上高地バスターミナルには13時15分頃に到着しましたので7時間で無事に下山しました。 山友さんは元々健脚ですが、普段はあまり担がない重いザックに加え、足に痛みがありましたので大変な思いをしたと思いますが良く頑張ってくれました。 早めに下山できたので沢渡に戻ってから温泉に寄るつもりでいましたが.... 此処で思わぬハプニング😱❕ 車のドアを開けようとしたら開かず... リモコンの電池切れ? と思って鍵でドアを開けてエンジンをかけようとするとかからない? ふと上を見るとルームランプがオンになったまま😱❕ バッテリーが完全にあがっていました😭 JAFに連絡し何とかエンジンがかかったのは16時前でした😢此れで遅く下山していたら何時になっていたか分かりませんでした。JAFの方も言っておられましたが夜遅く(朝早く)着く人が多いのでこの手の要請が多いようです。 皆さんもお気をつけてください。 ✡️まとめ 最後の最後にハプニングはありましたが、天候にも恵まれ静かな槍ヶ岳を堪能することが出来ました。 また、夕陽時に雲海の絶景を見ることが出来たのと大喰岳では本格的な雪山を体験出来たのは大満足でした🎵 3日間、足の痛みに耐えながら長丁場をお付き合い頂いた山友さんには感謝です🙇♂️
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