活動データ
タイム
06:55
距離
8.4km
のぼり
1106m
くだり
1102m
活動詳細
すべて見る紅葉の時期ですね! 今年は暖かい日が続いたせいで、三俣、大船山の紅葉はやや色づきが悪いようです。 あちらの紅葉はドウダンツツジが主ですが、ウリハダカエデなどが主力の山なら紅葉は綺麗そうです。 そしてコロナが落ち着いて来たおかげで、非常に人が多いですね。 というわけで紅葉が楽しめそうで、かつ人が少ない山を探すと、黒岳となりました。 黒岳は原生林に覆われ山肌が黒いところから名前がついているほどで、明るく楽しいほかのくじゅう連山の山と まったく雰囲気が違います。まるで開発されていないので、登山道も狭く厳しいルートばかりです。 特に前岳~高塚を結ぶルートはくじゅう屈指の難ルートとされています。人が少ないのもわかりますね。 スタートは黒嶽荘から。黒嶽荘の一段下の駐車場に止めましたが、もしかすると登山者はもっと下に止めないとダメかも。 前岳~高塚~天狗岩~風穴~上峠と廻ってくる予定です。 取り付きにはしゃくなげ公園の看板があります。黒岳の北斜面はシャクナゲだらけですね。春の頃なら綺麗でしょう。 道はわかりにくく、赤テープを必死に追いかけます。苔むした岩がゴロゴロしており、倒木が山ほどあり、 ねじくれた木が枝を伸ばしています。さすが火山+原生林! くじゅうの山はほとんどが歩きやすいのに大違いですね。 この苔むした岩+倒木+安定しない足場、横からの枝は最後までひたすら続くんですよ。 前岳まではいきなり急登、ひたすら急登です。いや、きついですね、これ。30分ほどで白水分かれ。 黒嶽荘からここまでは道が不鮮明でしたが、ここからはややはっきりします。黒嶽荘からの道はあまり使われていないのかな。 さらに登って行くと「シャクナゲ公園」という看板があり、そこから北側に展望が開けています。由布岳が見えます。 ここからは道もやや緩くなり、展望のある場所が増えてきます。 登り始めて80分で前岳に到着。ここにも展望があり、一休み。 傾斜は緩くなりますが、歩きにくさは変わりません。苔むした岩がゴロゴロしており、足やストックが結構挟まります。 前岳と高塚の間にある山は上台というのでしょうか。ここへの登りがきつかった! 上台からは高塚、天狗岩方向も、平治岳、三俣、大船山も望めて絶景です。 紅葉が非常に美しいですね。登ってきた甲斐がありました。 上台からは傾斜が緩んでやや登りやすくなりました。ほどなく高塚山頂に到着! 男池~風穴経由で上がってくる人がいるので、ようやく人が増えてきましたね。 周りの木が高くなったせいか、高塚からは意外と展望がありません。 紅葉の下を通り、高塚から天狗分かれ、そして天狗岩に向かいます。 天狗岩への登りはきつかった! 天狗岩からは文字通り360度の大絶景! 高塚や大船山が目の前で紅葉が綺麗です。 頂上は狭く、平地がほとんどないです。なんとか座り込んで、昼食、カップラーメンタイムです。 横になって一休みしたかったのですが、そんなスペースはないのでそそくさと下山開始です。 天狗分かれから一気に風穴に降ります。疲れた体にこの下りはきつい。途中展望台から目の前の大船山を拝めます。 風穴から岳麓寺、今水方向へ。途中の土砂崩れのあった辺りから上峠方向へ斜面を登り始めます。 疲れているせいか、急登でもないのにこの登りがきつい。しかも歩きにくさは変わらず。 ある程度登ったら下りです。山麓を反時計回りに降っていきます。歩きにくいしわかりにくい道です。 この戻りのルートに言及してる日記はあまりないですが、正直歩きたくない道ですね。 今水まで歩きやすい道を降りてから、上峠まで登り返すほうがマシな気がしますが、どうなんでしょう。 上峠への分岐を直進し、カワラモトへ。マップ上ではカワラモトですが、標識はカツラノモトなんですよね。 実はカツラノモト辺りまでは林道が延びてるんじゃないかと勝手に期待してたのですが、そんなことはなかったです。 道はぐっとマシになりますが、相変わらず登山道が続きます。 雨堤(あめつつみ? あまつつみ?)まで降りると一気に道が良くなります。使われなくなった作業道です。 途中、白水鉱泉分岐を曲がり、ようやく黒嶽荘まで戻ってきました! しかしきついコースでした。行動時間、距離、累積標高ともそんなにたいした数字ではないのに これまで登山経験でもトップクラスの厳しさでした。とにかく歩きにくかったです。 くじゅう屈指の難ルートは伊達じゃないですね。登ったその日に筋肉痛になったのは久しぶりです。 しかし紅葉は素晴らしかったです。今年は大船山、三俣がいまいちと言われていますが 黒岳の紅葉はお勧めできます。また原生林の雰囲気は開発されているほかの山域では味わえないですね。 大分百山 61/100。
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