活動データ
タイム
04:37
距離
12.0km
のぼり
813m
くだり
810m
活動詳細
すべて見る札幌の街中もいよいよ紅葉が見頃となり、一方で、手稲山辺りの1000m程度の山は初冠雪を迎えて冬の様相になりつつある。つまり、今のシーズンは1回の登山で2つの季節を味わえるオトクな時期です!そんな中選んだ山は、春香山。銀嶺荘のある山と言うイメージしかありませんでしたが、未踏の山でしたので、この機会に登ってみました。 登山口~銭函峠の区間は、紅葉の最盛期をちょっと過ぎた季節感。落葉が登山道を敷き詰めるように広がっており少しスリッピーですが、晩秋を存分に味わいながら登山することが出来ます。しかし、砂利の林道の区間の所々にヒグマのモノと思わしきオソマが....‼この辺りは熊の通り道かもしれません。要注意! 銭函峠を過ぎると紅葉も終わり、落葉樹の葉っぱは全て落ち切ってしまい、見上げると青空を広く眺めることが出来ます。木に葉が無いと鳥を簡単に見つけられ、エナガっぽい鳥や、カラ系の鳥、ミヤマカケス等を見ることが出来ました。銀嶺荘まではほぼ平坦な道のりなので、鳥を探しながら歩くのに丁度良い感じでした。 銀嶺荘を過ぎると、先日の雨の影響?それとも通年そうなっているのかは分かりませんが、登山道が川になっており、グチャドロゾーンと化しておりました。ローカットの登山靴だと確実に大惨事となるでしょう... グチャドロゾーンを過ぎるといよいよ積雪ゾーンに突入します。この雪はおそらく1週間程前に積もった雪でしょうが、その後に気温が高くなり、雨も降ったので、固く重くなっています。積雪量は5センチも無い程度で、アイゼンなどを装着しなくても十分登れますが、雪の重みで笹が登山道を塞ぐように倒れてきており、道がやや不明瞭な印象を受けました。 山頂からは石狩湾を一望でき、また、遠方を見渡すと暑寒別岳を始め、夕張岳、十勝連邦、トムラウシ、大雪の山々を拝むことが出来ました。 春香山は山頂直下を除けば全体的に傾斜は緩やかで、非常に登りやすい山だと思いました。銀嶺荘での小屋泊山行や雪山登山でもまた訪れてみたいと思います!
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